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公開番号2025100987
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-04
出願番号2025071240,2022191769
出願日2025-04-23,2022-11-30
発明の名称車両
出願人パナソニックオートモーティブシステムズ株式会社
代理人個人
主分類B60R 11/02 20060101AFI20250627BHJP(車両一般)
要約【課題】車両の後席に座る人物の心身の疲労回復を支援する。
【解決手段】車両は、前席と、後席と、車外を視認できるガラスと、後席と前席の間に配置された、調光シートを有する自発光透明ディスプレイとを備える。後席に座る人物は、自発光透明ディスプレイ及びガラス越しに車外を視認可能である。自発光透明ディスプレイの調光シートの光透過率を第1の光透過率とし、その後に、光透過率を、第1の光透過率より小さい第2の光透過率にするとともに、自発光透明ディスプレイは、長方形の長手方向に沿った地平線もしくは水平線と、太陽に対応する円状で光を発する部分を有する映像を出力し、映像において、円状で光を発する部分の一部が、地平線もしくは水平線に掛かっている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
車体に連結された第1車輪と、
前記車体に連結された第2車輪と、
前記車体に連結された第3車輪と、
前記車体に連結された第4車輪と、を少なくとも備え、
前記第1車輪、前記第2車輪、前記第3車輪、及び前記第4車輪を使って、所定の向きに走行可能であり、
前記車体は、
前記所定の向きに沿って配置された床面部と天井面部と、
前記床面部と前記天井面部を繋ぎ前記所定の向きに沿って左側面に配置された左側面部と、
前記床面部と前記天井面部を繋ぎ前記所定の向きに沿って右側面に配置された右側面部と、
前記床面部と前記天井面部を繋ぎ、前記所定の向きについて前部に配置された前面部と、
前記床面部と前記天井面部を繋ぎ、前記所定の向きについて後部に配置された後面部と、
前記床面部において、前記後面部より前記前面部側に配置された少なくとも一つの前席と、
前記床面部において、前記前面部より前記後面部側に配置された少なくとも一つの後席と、を備え、
前記前面部は、前記前席より前記所定の向きに車外を視認できるガラスを備え、
前記車体は更に、前記後席と前記前席の間に、長方形の自発光透明ディスプレイを備え、
前記自発光透明ディスプレイは、光透過率を変えることができる調光シートを備え、前記長方形の長手方向が水平方向に沿うように設置され、
前記後席より、前記自発光透明ディスプレイ及び前記ガラス越しに、車外を視認可能である車両であって、
前記自発光透明ディスプレイの前記調光シートの前記光透過率を第1の光透過率とし、その後に、前記光透過率を、前記第1の光透過率より小さい第2の光透過率にするとともに、前記自発光透明ディスプレイは、前記長方形の長手方向に沿った地平線もしくは水平線と、太陽に対応する円状で光を発する部分を有する映像を出力し、
前記映像において、前記円状で光を発する前記部分の一部が、前記地平線もしくは前記水平線に掛かっている、
車両。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の車両であって、
前記長方形の長手方向に沿った地平線もしくは水平線と、太陽に対応する円状で光を発する部分を有する前記映像は、所定の映像コンテンツに含まれ、
前記所定の映像コンテンツは、第1フェーズの後にある第2フェーズと、前記第2フェーズの後にある第3フェーズを、少なくとも有し、
前記長方形の長手方向に沿った地平線もしくは水平線と、太陽に対応する円状で光を発する部分を有する前記映像は、前記第1フェーズに含まれる、
車両。
【請求項3】
請求項2に記載の車両であって、
前記所定の映像コンテンツの前記第1フェーズは、視聴者にリラックスを促し、
前記所定の映像コンテンツの前記第2フェーズは、視聴者に睡眠を促し、
前記所定の映像コンテンツの前記第3フェーズは、視聴者に覚醒を促す、
車両。
【請求項4】
請求項2又は請求項3に記載の車両であって、
前記第3フェーズの少なくとも一部において、前記長方形の長手方向に沿った地平線もしくは水平線を有する映像を含み、
前記第3フェーズの少なくとも一部において、前記地平線もしくは水平線を有する前記映像は、前記地平線もしくは水平線に一部が接する円状で光を発する部分を表示する、
車両。
【請求項5】
請求項4に記載の車両であって、
前記第3フェーズの少なくとも一部において、前記地平線もしくは水平線を有する前記映像における、円状で光を発する部分は、太陽を表す、
車両。
【請求項6】
請求項1に記載の車両であって、
前記前席が配置された前室と、
前記後席が配置された後室と、
前記前室と前記後室とを隔てるように設置され、前記自発光透明ディスプレイが配置された隔壁と、を更に備え、
前記隔壁の前記後室側の隔壁後室側面部、
前記後室に接する前記床面部、
前記後室に接する前記天井面部、
前記後室に接する前記後面部、
前記後室に接する前記左側面部、又は
前記後室に接する前記右側面部、
の少なくとも一つに配置された光色と光の強さを調整可能な発光部を備え、
前記発光部の前記光色及び/又は前記光の強さは、前記所定の映像コンテンツと、前記所定の映像コンテンツの時間経過とに対応して変化する、
車両。
【請求項7】
請求項1に記載の車両であって、
香を発生させる香発生部を備え、
前記香発生部は発生する香は、前記所定の映像コンテンツと、前記所定の映像コンテンツの時間経過とに対応して変化する、
車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、光の透過率を可変な表示装置が知られている。例えば、特許文献1には、車両の車室内に設けられた表示装置が、光を透過可能な表示面に情報画像を表示する透明ディスプレイと、光の透過率を調整可能な遮光画像を表示する遮光ディスプレイとを備え、表示装置は、透明ディスプレイへ向かう直射光の強さを取得し、直射光が強くなるほど、遮光画像の透過率を低く調整することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-79917号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、車両の後席に乗車した人物は、一時的に休息して心身の疲労を回復させたい場合がある。しかし、従来の車両の後席は、心身の疲労回復を目的として設計されてない。
【0005】
本開示の目的は、車両の後席に座る人物の心身の疲労回復を支援する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、
車体に連結された第1車輪と、
前記車体に連結された第2車輪と、
前記車体に連結された第3車輪と、
前記車体に連結された第4車輪と、を少なくとも備え、
前記第1車輪、前記第2車輪、前記第3車輪、及び前記第4車輪を使って、所定の向きに走行可能であり、
前記車体は、
前記所定の向きに沿って配置された床面部と天井面部と、
前記床面部と前記天井面部を繋ぎ前記所定の向きに沿って左側面に配置された左側面部と、
前記床面部と前記天井面部を繋ぎ前記所定の向きに沿って右側面に配置された右側面部と、
前記床面部と前記天井面部を繋ぎ、前記所定の向きについて前部に配置された前面部と、
前記床面部と前記天井面部を繋ぎ、前記所定の向きについて後部に配置された後面部と、
前記床面部において、前記後面部より前記前面部側に配置された少なくとも一つの前席と、
前記床面部において、前記前面部より前記後面部側に配置された少なくとも一つの後席と、を備え、
前記前面部は、前記前席より前記所定の向きに車外を視認できるガラスを備え、
前記車体は更に、前記後席と前記前席の間に、長方形の自発光透明ディスプレイを備え、
前記自発光透明ディスプレイは、光透過率を変えることができる調光シートを備え、前記長方形の長手方向が水平方向に沿うように設置され、
前記後席より、前記自発光透明ディスプレイ及び前記ガラス越しに、車外を視認可能である車両であって、
前記自発光透明ディスプレイの前記調光シートの前記光透過率を第1の光透過率とし、その後に、前記光透過率を、前記第1の光透過率より小さい第2の光透過率にするとともに、前記自発光透明ディスプレイは、前記長方形の長手方向に沿った地平線もしくは水平線と、太陽に対応する円状で光を発する部分を有する映像を出力し、
前記映像において、前記円状で光を発する前記部分の一部が、前記地平線もしくは前記水平線に掛かっている、車両を提供する。
【0007】
なお、これらの包括的又は具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム又は記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、
コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、車両の後席に座る人物の心身の疲労回復を支援することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施の形態に係る車両の構成例を示し、上から車内を透視した平面図
本実施の形態に係る車両の構成例を示し、横から車内を透視した側面図
本実施の形態に係る車両の構成例を示し、車内の後席から前方を見た図
本実施の形態に係る疲労回復支援システムの構成例を示すブロック図
本実施の形態に係る各フェーズにおける透明ディスプレイの透過率の変化例を示すグラフ
本実施の形態に係る第1フェーズにおいて透明ディスプレイに表示される映像コンテンツの第1例を示す図
本実施の形態に係る第1フェーズにおいて透明ディスプレイに表示される映像コンテンツの第2例を示す図
本実施の形態に係る第3フェーズにおいて透明ディスプレイに表示される映像コンテンツの第1例を示す図
本実施の形態に係る第3フェーズにおいて透明ディスプレイに表示される映像コンテンツの第2例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を適宜参照して、本開示の実施の形態について、詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、すでによく知られた事項の詳細説明及び実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。なお、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の記載の主題を限定することは意図されていない。
(【0011】以降は省略されています)

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