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公開番号2025100648
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2025063918,2021086493
出願日2025-04-08,2021-05-21
発明の名称評価装置及びプログラム
出願人株式会社イトーキ
代理人個人,個人
主分類G06Q 10/06 20230101AFI20250626BHJP(計算;計数)
要約【課題】 組織及び/又は従業員の現状を適切に評価することができる評価装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】
質問に対する回答に基づいて評価を行う評価装置の質問データベースが、複数の第1質問カテゴリと、該第1質問カテゴリのいずれかに属する第2質問カテゴリと、前記第2質問カテゴリの1又は2以上に紐づく第3質問カテゴリと、前記第2質問カテゴリに紐づく2以上の前記質問からなる第1質問群と、前記第3質問カテゴリに紐づく2以上の前記質問からなる第2質問群と、を含み、第1質問群から抽出した質問に対する回答に基づいて組織及び/又は従業員の所定の状態を示す状態評価値を算出するとともに、第2質問群から抽出した質問に対する回答に基づいて組織及び/又は従業員の相対的な評価を示す相対評価値を算出する。
【選択図】 図2



特許請求の範囲【請求項1】
組織の従業員に質問を提示し、該提示した質問に対する回答に基づいて前記組織及び/又は従業員に関する評価を行う評価装置であって、
前記評価装置が備える質問データベースから複数の前記質問を抽出して前記従業員に提示する質問提示部と、
前記提示した質問に対する前記従業員の回答に基づいて前記評価を示す評価値を算出する評価部と、
前記算出した評価値を前記組織及び/又は前記従業員に提示する評価提示部と、
を備え、
前記質問データベースが、
複数の第1質問カテゴリと、該第1質問カテゴリのいずれかに属する第2質問カテゴリと、前記第2質問カテゴリの1又は2以上に紐づく第3質問カテゴリと、
前記第2質問カテゴリに紐づく2以上の前記質問からなる第1質問群と、
前記第3質問カテゴリに紐づく2以上の前記質問からなる第2質問群と、
を含み、
前記質問提示部が、
前記第1質問群から抽出した複数の前記質問と、前記第2質問群から抽出した複数の前記質問を前記利用者に提示し、
前記評価値が、
前記第1質問群から抽出した前記質問に対する前記回答に基づいて、前記前記第2質問カテゴリのそれぞれにおける前記組織及び/又は前記従業員の所定の状態を示す状態評価値と、
前記状態評価値に基づく前記組織及び又は前記従業員の総合的な生産性を示す総合評価値と、
前記第2質問群から抽出した前記質問に対する前記回答に基づいて、前記第3質問カテゴリのそれぞれにおける、前記組織及び/又は前記従業員の相対的な評価を示す相対評価値と、
を含むことを特徴とする、評価装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記評価提示部が、
前記総合評価値と、前記状態評価値と、を前記組織及び/又は前記従業員に提示するとともに、
前記相対評価が高い前記相対評価値と、前記相対評価が低い前記相対評価値のそれぞれを前記従業員提示する
ことを特徴とする、請求項1記載の評価装置。
【請求項3】
前記第1質問カテゴリが、少なくとも、
前記従業員の前記組織における前記組織及び/又は他の前記従業員との関係性に関する観点を示すソーシャルカテゴリと、
前記従業員の心理的な状態に関する観点を示すメンタルカテゴリと、
前記従業員の身体的な状態に関する観点を示すフィジカルカテゴリと、
を含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の評価装置。
【請求項4】
前記ソーシャルカテゴリに属する前記第2質問カテゴリが、少なくとも、前記従業員の前記組織における社会関係資本に関する観点を示すソーシャルキャピタルカテゴリを含むことを特徴とする、請求項3記載の評価装置。
【請求項5】
前記メンタルカテゴリに属する前記第2質問カテゴリが、少なくとも、
前記従業員の仕事に対する意欲に関する観点を示すワークエンゲイジメントカテゴリと、
前記従業員の心理的ストレスに関する観点を示す心理的ストレスカテゴリと、
を含むことを特徴とする、請求項3又は4に記載の評価装置。
【請求項6】
前記フィジカルカテゴリに属する前記第2質問カテゴリが、少なくとも、
前記従業員の筋骨格系における自覚症状に関する観点を示す筋骨格系愁訴カテゴリと、
前記従業員の生活習慣病に関する観点を示す生活習慣病カテゴリと、
前記従業員の感染症に関する観点を示す感染症カテゴリと、
を含むことを特徴とする、請求項3~5のいずれかに記載の評価装置。
【請求項7】
前記質問提示部が、前記第1質問群から抽出した前記質問に対する前記従業員の回答に基づいて、前記第2質問群から前記質問を抽出することを特徴とする、請求項1~6のいずれかに記載の評価装置。
【請求項8】
前記質問データベースが、さらに、
前記従業員のパーソナリティに関する観点を示すパーソナリティカテゴリを含む第4質問カテゴリと、
該第4質問カテゴリに紐づく第3質問群と、
を備え、
前記質問提示部が、さらに、
前記第3質問群から抽出した複数の前記質問を前記利用者に提示する
ことを特徴とする、請求項1~7のいずれかに記載の評価装置。
【請求項9】
前記質問提示部が、さらに、前記従業員の主観的な生産性に関する質問を提示するとともに、
前記総合評価値が、前記状態評価値に加えて前記主観的な生産性に関する質問に対する前記従業員の前記回答に基づいて算出される
ことを特徴とする、請求項1~8のいずれかに記載の評価装置。
【請求項10】
コンピュータを請求項1~9のいずれかに記載の評価装置として機能させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は評価装置及びプログラムに関し、具体的には、組織及び/又は従業員の現状を適切に評価することができる評価装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
企業その他の組織におけるアンケートの実施を支援する情報処理システムとして、例えば特許文献1のアンケート支援装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-230302号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
昨今の企業その他の組織では、従業員、及び、企業全体における生産性を向上させる上で、従業員の健康や仕事に対する意欲等を高く維持することが求められている。これに対して、企業その他の組織では定期的に従業員に対するアンケートを実施して、組織及び/又は従業員の生産性その他の状態を把握する活動が行われている。特許文献1その他従来の情報処理システムは、上記企業活動を効率よく進める上で有効性が高い。
【0005】
一方で、上記の企業活動においては、例えば、アンケート結果を集計してスコアリングする、というだけでは生産性向上その他の課題を十分に達成することができない場合がある。例えば、自己の強みや改善点等を洗い出す上では、単なるスコアリングという評価結果のみではなく、どのような要因によって当該評価結果に至ったのかを分析する必要がある。従来の情報処理システムでは、このような分析を行うにあたって十分な情報を提供できないという問題があった。
【0006】
本発明は上記の問題に鑑み、組織及び/又は従業員の現状を適切に評価することができる評価装置及びプログラムを提供することを、その目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述の課題を解決するためになされた本発明に係る評価装置は、組織の従業員に質問を提示し、該提示した質問に対する回答に基づいて前記組織及び/又は従業員に関する評価を行う評価装置であって、前記評価装置が備える質問データベースから複数の前記質問を抽出して前記従業員に提示する質問提示部と、前記提示した質問に対する前記従業員の回答に基づいて前記評価を示す評価値を算出する評価部と、前記算出した評価値を前記組織及び/又は前記従業員に提示する評価提示部と、を備え、前記質問データベースが、複数の第1質問カテゴリと、該第1質問カテゴリのいずれかに属する第2質問カテゴリと、前記第2質問カテゴリの1又は2以上に紐づく第3質問カテゴリと、前記第2質問カテゴリに紐づく2以上の前記質問からなる第1質問群と、前記第3質問カテゴリに紐づく2以上の前記質問からなる第2質問群と、を含み、前記質問提示部が、前記第1質問群から抽出した複数の前記質問と、前記第2質問群から抽出した複数の前記質問を前記利用者に提示し、前記評価値が、前記第1質問群から抽出した前記質問に対する前記回答に基づいて、前記前記第2質問カテゴリのそれぞれにおける前記組織及び/又は前記従業員の所定の状態を示す状態評価値と、前記状態評価値に基づく前記組織及び又は前記従業員の総合的な生産性を示す総合評価値と、前記第2質問群から抽出した前記質問に対する前記回答に基づいて、前記第3質問カテゴリのそれぞれにおける、前記組織及び/又は前記従業員の相対的な評価を示す相対評価値と、を含むことを特徴としている。
【0008】
本発明に係る評価装置は、前記評価提示部が、前記総合評価値と、前記状態評価値と、を前記組織及び/又は前記従業員に提示するとともに、前記相対評価が高い前記相対評価値と、前記相対評価が低い前記相対評価値のそれぞれを前記従業員提示するようにしてもよい。
【0009】
本発明に係る評価装置は、前記第1質問カテゴリが、少なくとも、前記従業員の前記組織における前記組織及び/又は他の前記従業員との関係性に関する観点を示すソーシャルカテゴリと、前記従業員の心理的な状態に関する観点を示すメンタルカテゴリと、前記従業員の身体的な状態に関する観点を示すフィジカルカテゴリと、を含むようにしてもよい。
【0010】
本発明に係る評価装置は、前記ソーシャルカテゴリに属する前記第2質問カテゴリが、少なくとも、前記従業員の前記組織における社会関係資本に関する観点を示すソーシャルキャピタルカテゴリを含むようにしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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