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公開番号
2025100563
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2025049551,2023130937
出願日
2025-03-25,2023-08-10
発明の名称
非セメント固定のための遠位機構を有する脛骨プロテーゼ
出願人
ジンマー,インコーポレイティド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61F
2/38 20060101AFI20250626BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】非セメント固定のための遠位機構を有する脛骨プロテーゼを提供する。
【解決手段】本明細書中に記載された技術は、ベースプレートと脛骨キールとを任意に含む、膝関節形成術のための脛骨プロテーゼに関する。ベースプレートは、脛骨の近位切除面を実質的に覆うように寸法決めされ、かつ、成形された遠位面、遠位面とは反対側の近位面であって、近位面が外側区画と、外側区画とは反対側の内側区画とを有する近位面、遠位面と近位面との間に延びる周縁部、遠位面の少なくとも大部分を形成し、かつ、周縁部へ延びる多孔質材料の第1の層、及び第1の層を通って延びる複数の参照機構を有する非多孔質の材料又は比較的多孔質ではない材料の第2の層であって、複数の参照機構が遠位面の少なくとも一部を形成する第2の層、を任意に含み、脛骨キールは、長手方向脛骨キール軸線を画定するために、遠位面から遠位方向に延びている。
【選択図】図1C-D
特許請求の範囲
【請求項1】
膝関節形成術のための脛骨プロテーゼであって、
ベースプレートであって、
脛骨の近位切除面を実質的に覆うように寸法決めされ、かつ、成形された遠位面、
前記遠位面とは反対側の近位面であって、外側区画と、前記外側区画とは反対側の内側区画とを有する近位面、
前記遠位面と前記近位面との間に延びる周縁部、
前記遠位面の少なくとも大部分を形成し、前記周縁部へ延びる多孔質材料の第1の層、及び、
前記第1の層を通って延びる複数の参照機構を有する非多孔質の材料又は又は比較的多孔質ではない材料の第2の層であって、前記複数の参照機構が前記遠位面の少なくとも一部を形成する、第2の層、を含むベースプレートと、
長手方向脛骨キール軸線を画定するために、前記遠位面から遠位方向に延びる脛骨キールと、
を備える、膝関節形成術のための脛骨プロテーゼ。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記脛骨キールと前記遠位面との間の分岐点に跨る複数のフィンをさらに備える、請求項1に記載の脛骨プロテーゼ。
【請求項3】
前記複数のフィンは、前記脛骨キールの後部にフルートを形成するように、前部-後部方向及び内側-外側方向に角度付けされている、請求項2に記載の脛骨プロテーゼ。
【請求項4】
前記脛骨キールは、前記脛骨キールの遠位先端へそれぞれが延びる第2のフルート及び第3のフルートを備え、前記第2のフルートと前記第3のフルートとは、前記脛骨キールの前部において前部フィンによって結合されている、請求項3に記載の脛骨プロテーゼ。
【請求項5】
前記遠位面から遠位方向に延びる複数のペグをさらに備え、前記複数のペグ又は前記複数のフィンの一方又は両方は、多孔質材料から形成された窓を有する、請求項2から請求項4の何れか1項に記載の脛骨プロテーゼ。
【請求項6】
前記複数のペグは、前記周縁部のそれぞれ後部-内側方向角隅、後部-外側方向角隅、前部-外側方向角隅、及び前部-内側方向角隅に隣接して配置された4つのペグを備える、請求項5に記載の脛骨プロテーゼ。
【請求項7】
前記複数のペグは、断面が正方形状又は長方形状のうちの1つであり、前記脛骨内へ開けられた丸い穴内へ圧入されるように構成されている、請求項5又は請求項6に記載の脛骨プロテーゼ。
【請求項8】
前記窓は、前記複数のフィンのうちの少なくとも1つのフィンを完全に通過して延びている、請求項5から請求項7の何れか1項に記載の脛骨プロテーゼ。
【請求項9】
前記脛骨キール又は前記複数のフィンのうちの少なくとも1つの、1つ又は複数の表面は、骨の内方成長を阻止するために、前記遠位面よりも平滑であるように製作されている、請求項2から請求項8の何れか1項に記載の脛骨プロテーゼ。
【請求項10】
脛骨プロテーゼシステムであって、
複数のプロテーゼであって、各前記複数のプロテーゼは、
ベースプレートであって、
脛骨の近位切除面を実質的に覆うように寸法決めされ、かつ、成形された遠位面、
前記遠位面とは反対側の近位面であって、外側区画と、前記外側区画とは反対側の内側区画とを有する近位面、
前記遠位面と前記近位面との間に延びる周縁部、及び、
前記遠位面から遠位方向に延びる複数のペグ、
を備え、
各前記複数のプロテーゼのサイズは、前記遠位面、前記近位面、及び、前記周縁部に対して異なっている、ベースプレートと、
前記遠位面からドーム形遠位先端へ遠位方向に延びる脛骨キールであって、前記脛骨キールは、近位-遠位方向で測定した細長い長さを有すると共に、前記細長い長さに沿って延びる長手方向脛骨キール軸線を画定し、前記細長い長さは、前記遠位面、前記近位面、及び、前記周縁部に対する前記複数のプロテーゼのサイズの増加に伴って段階的に増加する、脛骨キールと、
を含む、脛骨プロテーゼシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本主題は、整形外科的プロテーゼに関し、より具体的には、膝関節形成において使用されるベースプレートといった脛骨プロテーゼに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
整形外科的な処置及びプロテーゼは、人体内の損傷した骨及び組織を修復かつ/又は置換するために広く利用される。例えば、大腿骨及び/又は脛骨の損傷又は病変関節面を修復することによって生来の膝機能を回復させるために、膝関節形成術を用いることができる。関節を含む骨を露出するように、膝関節内が切開される。置換されるべき関節面の除去を案内するために切除ガイドが使用される。関節面を復元するためにプロテーゼが使用される。膝プロテーゼは大腿骨の遠位端に植え込まれた大腿骨コンポーネントを備えることができ、大腿骨コンポーネントは、脛骨の近位端に植え込まれた脛骨支承コンポーネント及び脛骨コンポーネント(脛骨トレイ又は脛骨ベースプレートと呼ばれることがある)と関節結合する。これらのコンポーネントはまとまって、健常の生来の膝の機能を復元する。関節の全ての関節区画は、プロテーゼコンポーネントによって修復される膝関節形成術を含む様々なタイプの関節形成術が知られている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
概説
本開示は、一般的には、全膝関節形成術を含む膝関節形成術において使用される脛骨プロテーゼに関する。本発明者は、とりわけ、脛骨ベースプレートを近位脛骨に固定的に保持できるように、骨に対するより良好な初期固定及び骨の内方成長又は表面成長(on-growth)を介したより良好な接着を容易にし得る遠位機構を含む脛骨ベースプレートを認識している。より良好な接着は、脛骨ベースプレートのマイクロモーションを低減することができ、かつ、脛骨ベースプレートにより良好な耐久性をもたらすことができる。さらに本発明者は、遠位機構が、脛骨ベースプレートにより高い剛性及びねじり強度を提供し得ると認識している。加えて、本発明者は、外科医が手術中に脛骨を準備できるが、外科医がセメント固定型器具又は非セメント固定型器具を手術中に選択することも可能にする、器具及びシステムを考える。特に、セメント固定型器具及び非セメント固定型器具は、同じ又は同様のストックサイズを共有でき、そして同じ又は同様の脛骨キール及び/又はフィンのジオメトリ(例えば、2つ又は3つ以上の次元において実質的に同じ遠位プロファイル、形状、サイズなど)を共有できる。本明細書は、異なるストックサイズのセメント固定型器具と、異なるストックサイズの非セメント固定型器具とから成るシステムが提供される。しかしながら、これらはストックサイズに応じて実質的に同じジオメトリを共有することができる。一例としては、外科医は、第1ストックサイズの非セメント固定型器具から、同じ第1ストックサイズのセメント固定型器具へ、手術中に切り換えるという選択肢を有する。このことは外科的処置の複雑さ及び時間を軽減し得る。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本明細書中に提供される様々な実施例の付加的な特徴及び利点が論じられ、かつ/又は当業者に明らかになる。
【0005】
本明細書中に開示された器具、システム、及び方法をさらに例示するために、下記の非限定的な実施例が提供され、これらは以下で技術と称される。これらの実施例/技術の一部または全部は、いかなる形でも組み合わせることができる。
【0006】
いくつかの態様では、本明細書中に記載された技術は、ベースプレートと脛骨キールとを任意に含む膝関節形成術のための脛骨プロテーゼに関する。ベースプレートは、脛骨の近位切除面を実質的に覆うように寸法決めされ、かつ、成形された遠位面、遠位面とは反対側の近位面であって、外側区画及び外側区画とは反対側の内側区画を有する近位面、遠位面と近位面との間に延びる周縁部、遠位面の少なくとも大部分を形成し、周縁部へ延びる多孔質材料の第1の層、及び、第1の層を通って延びる複数の参照機構を有する非多孔質の材料又は比較的多孔質ではない材料の第2の層を任意に含み、複数の参照機構は、遠位面の少なくとも一部を形成し、かつ、脛骨キールは、長手方向脛骨キール軸線を画定するために、前記遠位面から遠位方向に延びている。
【0007】
いくつかの態様では、本明細書中に記載された技術は、脛骨キールと遠位面との分岐点に跨る複数のフィンを任意にさらに含む、前述のような脛骨プロテーゼに関する。
【0008】
いくつかの態様では、本明細書中に記載された技術は、複数のフィンは、脛骨キールの後部にフルートを形成するように、前部-後部及び内側-外側に角度付けされていることを任意に含む、前述のような脛骨プロテーゼに関する。
【0009】
いくつかの態様では、本明細書中に記載された技術は、脛骨キールは、脛骨キールの遠位先端へ各々が延びる第2のフルートと第3のフルートとを含み、第2のフルートと第3のフルートとは、脛骨キールの前部で前部フィンによって結合されていることを任意に含む、前述のような脛骨プロテーゼに関する。
【0010】
いくつかの態様では、本明細書中に記載された技術は、遠位面から遠位方向に延びる複数のペグをさらに含み、複数のペグ又は複数のフィンの一方又は両方が、多孔質材料から形成された窓を有していることを任意に含む、前述のような脛骨プロテーゼに関する。
(【0011】以降は省略されています)
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