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公開番号
2025100488
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2024224678
出願日
2024-12-20
発明の名称
スライドドア及び拘束デバイスを備える車両構成体
出願人
ルノー ソシエテ パ アクシオンス シンプリフィエ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60J
5/06 20060101AFI20250626BHJP(車両一般)
要約
【課題】スライドドア及び拘束デバイスを備える車両構成体を提供する。
【解決手段】モータ車両の構成体であって、該構成体は、ボディ及び間仕切り式のスライドドアを含んでおり、スライドドアは、開位置と閉位置との間で、ボディの側面に沿って直線的に移動させられるように構成されている、構成体において、スライドドアは、スライドドア内に設けられた長手方向直線状開口を備えていることと、上記構成体は、スライドドアをその閉位置に保持するように意図された拘束デバイスを少なくとも備えており、拘束デバイスは、ドアのスライドの間に、長手方向直線状開口の内側で自由に移動するように意図されていることと、を特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
モータ車両の構成体(2)であって、前記構成体(2)は、ボディ(6)及び間仕切り式のスライドドア(4)を含んでおり、前記スライドドア(4)は、前記スライドドア(4)が前記車両の乗客用区画(8)及び/又は積荷用区域の内部へのアクセスを閉鎖する閉位置と、前記スライドドア(4)が前記車両の前記乗客用区画(8)及び/又は前記積荷用区域の内部への自由なアクセスを与える開位置との間で、ボディの側面(3)に沿って直線的に変位させられるように構成されている、構成体(2)において、前記スライドドア(4)は、前記スライドドア内に設けられた長手方向直線状開口(40)を備えていることと、前記構成体は、前記スライドドア(4)をその前記閉位置に保持するように意図された拘束デバイス(10)を少なくとも備えており、前記拘束デバイス(10)は、前記ドアのスライドの間に、前記長手方向直線状開口(40)の内側で自由に移動するように意図されていることと、を特徴とする、構成体(2)。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記スライドドア(4)は、外側にある間仕切り式のスライドドアである、請求項1に記載の構成体。
【請求項3】
前記長手方向直線状開口(40)は、カーフ又は溝である、請求項1から2のいずれか一項に記載の構成体。
【請求項4】
前記長手方向直線状開口(40)は、前記スライドドアのケーシング(43)の底壁(44)に配置されている、請求項1から3のいずれか一項に記載の構成体。
【請求項5】
前記拘束デバイス(10)は、前記スライドドア(4)に対して横方向に及ぼされる衝撃の発生時に、前記スライドドア(4)を前記閉位置に維持するように意図されており、前記衝撃は、前記車両の内部から外部に向かって及ぼされる、請求項1から4のいずれか一項に記載の構成体。
【請求項6】
前記拘束デバイス(12A)は、前記ボディ(6)の側面(3)のフロントピラー(6A)に対して、フロントピラー(6A)の後方縁部(6AR)に、固定されており、前記後方縁部(6AR)は、前記閉位置において、前記スライドドア(4)の前方縁部(4F)に対向するように配置されることを意図されている、ことを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の構成体(2)。
【請求項7】
前記拘束デバイス(12、12B)は、前記ボディ(6)の側面(3)上のミドルピラー(6B)に対して、前記ミドルピラーの前方縁部(6BF)に、固定されており、前記前方縁部(6BF)は、前記スライドドア(4)の内壁(43)に対して、実質的に垂直に、横方向に、延在している、ことを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の構成体(2)。
【請求項8】
前記閉位置において、前記スライドドア(4)のフロントドア(4)の外壁(45)は、前記フロントピラー(6A)と、前記フロントピラー(6A)の外壁(6AE)と、同一平面である、ことを特徴とする、請求項6又は7に記載の構成体(2)。
【請求項9】
前記拘束デバイス(12A)は、フィンガ(13)であって、前記車両の前記ボディ(6)の前記側面(3)から、前記フロントピラー(6A)の前記後方縁部(6AR)から、突出した、フィンガ(13)を備えており、前記フィンガ(13)は、前記車両の長手方向に延びるメインロッドを備えており、前記メインロッドの自由端(14)は、フック又は円盤の形状の頭部を備えており、前記拘束デバイス(12A)は、前記スライドドア(4)が前記閉位置と前記開位置の間で、前記拘束デバイス(12)と接触することなく自由に移動することができるように、前記ドア(4)から、前記スライドドア(4)の前記前方縁部(4F)から、離隔されている、ことを特徴とする、請求項8に記載の構成体(2)。
【請求項10】
前記スライドドア(4)の前記ケーシング(43)の前記底壁(44)は、前記スライドドアの位置が何であれ、前記ミドルピラー(6B)の外側縁部(6BE)に対向するように延在している、ことを特徴とする、請求項7から9のいずれか一項に記載の構成体(2)。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、間仕切り式のスライドドア及び拘束デバイスを備える車両の構成体に関する。本発明は、さらに、そのような構成体を含む自動車に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【0002】
モータ車両のなかには、乗客用区画へのアクセスを閉鎖するか又は自由にするスライド式のリアドア及び/又はモータ車両の同じ設備の積荷用領域を備えるものがある。各スライドドアについて、一般的には「衝撃拘束ピン」(impact restraint pin)と呼ばれる拘束デバイスが、一般的には、モータ車両の本体に対して、例えばピラーBに、固定され、必要に応じて、スライド式のリアドアの前方部を保持している。このような「衝撃拘束ピン」は、例えば独国特許出願公開第102007051718号明細書(特許文献1)に記載されている。
【0003】
拘束デバイスは、スライド式のリアドアをその閉位置に保持するように用いられ、それによって、ボディに対するスライド式のリアドアの内向き及び/又は外向きの横方向相対移動の発生時に、スライド式のリアドアが開いてしまうことを、防止する。技術水準から知られている拘束デバイスは、一般的には、モータ車両のボディによって支持されているオス部に類似しており、該オス部は、例えばリアドアの前方部にあるスライド式のリアドアのケーシング内に作製された穴等であるメス型のハウジング内へと挿入されるように構成されている。
【0004】
それによって、衝撃の間にスライド式のリアドアが外向きの横方向変位を強制された場合に、該拘束デバイスがスライド式のリアドアのケーシング内に配置されたハウジングを境界決めする壁に突き当たり、該ハウジングを車両の本体に機械的に接続し、それによって、ドアが外向きに開いてしまうことが防止される。
【0005】
それによって、先行技術で知られている解決方法によれば、スライド式のリアドアは、拘束ピンであって、その本体上での位置が、特に閉鎖移動の終了時における位置が、ドアの通常の変位運動学によって強く条件づけられる拘束ピンによって、その閉位置に保たれる。非常によくあることには、このようなドアの変位運動学は、この運動学が、長手方向軸及び横方向軸に沿ったスライド式のリアドアの前方部の移動の付随移動と同時に組み合わせられるという意味で、非常に複雑である。ボディに統合される拘束ピンの位置決めは、ドアの変位運動学が、車両の前方部及び内部から傾斜するように方向づけられているときに、達成するにはいっそう複雑なものになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
独国特許出願公開第102007051718号明細書
【発明の概要】
【0007】
本発明の目的は、知られている解決方法の代替物を提案し、かつ多目的車両のためのサービスフロントドアのためのより単純な解決方法を提案することである。
【0008】
この目的のために、本発明は、モータ車両の構成体であって、特に車両の一側面の構成体に関する。該構成体は、ボディと、特に外側にある間仕切り式スライドドアである間仕切り式のスライドドアと、を含んでおり、スライドドアは、スライドドアが車両の乗客用区画及び/又は積荷用区域の内部へのアクセスを閉鎖する閉位置の間で、スライドドアが車両の乗客用区画及び/又は積荷用区域の内部への自由なアクセスを与える開位置の間で、ボディの側面に沿って直線的に移動させられるように構成されている、構成体において、スライドドアは、スライドドア内に設けられた長手方向直線状開口を、特にカーフ又は溝に類するものを、特にスライドドアのケーシングの底壁に、備えていることと、上記構成体は、スライドドアをその閉位置に保持するように意図された拘束デバイスを少なくとも備えており、拘束デバイスは、ドアのスライドの間に、特にスライドドアに対して横方向に及ぼされる衝撃の発生時であって、特に車両の内部から外部に向かって及ぼされる衝撃の発生時に、長手方向直線状開口の内側で自由に移動するように意図されていることと、を特徴とする。
【0009】
本発明によれば、上記構成体は、別個に又は互いに組み合わせられて採用された、以下の特徴を含み得る。
-拘束デバイスは、ボディの側面のフロントピラーに対して、特にフロントピラーの後方縁部に、固定されており、後方縁部は、閉位置において、スライドドアの前方縁部に対向するように配置されることを意図されている。
-拘束デバイスは、ボディの側面のミドルピラーに対して、特にミドルピラーの前方縁部に、固定されており、前方縁部は、スライドドアの内壁に対して、実質的に垂直に、特に横方向に、延在している。
-閉位置において、スライドドアは、特にフロントドアの外壁は、フロントピラーと、特にフロントピラーの外壁と、同一平面である。
-拘束デバイスは、フィンガであって、車両のボディの側面の外側に、特にフロントピラーの後方縁部の外側に、突出した、フィンガを備えており、フィンガは、車両の長手方向に延びるメインロッドを備えており、メインロッドの自由端は、頭部を、特にフック又は円盤の形状の頭部を、備えており、拘束デバイスは、スライドドアが開位置と閉位置の間で、拘束デバイスと接触することなく自由に移動することができるように、ドアから、特にスライドドアの前方縁部から、離隔されている。
-スライドドアのケーシングの底壁は、スライドドアの位置が何であれ、ミドルピラーの外側縁部に対向するように延在している。
-拘束デバイスは、車両のボディの側面の横方向外側に突出したフィンガを備えており、フィンガは、車両の長手方向に延びるメインロッドを備えており、メインロッドの自由端は、頭部を、特にフック又は円盤の形状の頭部を、備えている。
-フィンガは、ボディの側面に対して固定されるためのプレートを、特に、フロントピラーの後面上か又はミドルピラーの前面上に螺合される固定プレートを、備えている。
-拘束デバイスは、閉位置において、横方向の衝撃の間にそれをボディの側面上に保持すべく、スライドドアと接触するように意図されている。
-拘束デバイスは、スライドドアから離隔されており、特に、長手方向開口の縁部から、かつ/又は横方向壁に設けられた通路から、離隔されており、拘束デバイスは、衝撃の間に、閉位置において、ドアに対する、特にケーシングの横方向縁部に対する、機械的関係に入るように意図されており、壁は、特に、ケーシングの底壁上に直接取付けられた強化用部分である。
-構成体は、長手方向ハウジングをマスキングするための変形可能な要素を、特にリップシール等である要素を、備えており、それは、特にリップ同士を離隔させるように、拘束デバイスを通過させる。
【0010】
本発明は、さらに、上記の特徴のすべて又は一部を有する構成体を含むモータ車両に関する。
(【0011】以降は省略されています)
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