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公開番号2025100383
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2024204587
出願日2024-11-25
発明の名称内視鏡処置具
出願人富士フイルム株式会社
代理人弁理士法人航栄事務所
主分類A61B 1/018 20060101AFI20250626BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】複数人で共同して使用することのできる内視鏡処置具を提供する。
【解決手段】内視鏡1の処置具導入口112に導入して用いられる内視鏡処置具20は、処置部210を含む先端部21と、基端に設けられたコネクタ部22と、先端部21とコネクタ部22の間に設けられ、処置部210と機械的に接続された操作ハンドル23と、先端部21と操作ハンドル23とを接続する第1シース24と、操作ハンドル23とコネクタ部22とを接続する第2シース25と、を備え、操作ハンドル23は、内視鏡処置具20の周方向に回動可能に構成され、操作ハンドル23の回動により、処置部210が周方向に回動可能に構成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
内視鏡の処置具導入口に導入して用いられる内視鏡処置具であって、
処置部を含む先端部と、
基端に設けられた基端部と、
前記先端部と前記基端部の間に設けられ、前記処置部と機械的に接続された操作部材と、
前記先端部と前記操作部材とを接続する第1接続部材と、
前記操作部材と前記基端部とを接続する、前記第1接続部材とは異なる第2接続部材と、を備え、
前記操作部材は、前記内視鏡処置具の軸線回りの第1方向に回動可能に構成され、
前記操作部材の回動により、前記処置部が前記第1方向に回動可能に構成されている内視鏡処置具。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の内視鏡処置具であって、
前記操作部材は、前記第1接続部材及び前記第2接続部材に対し、前記内視鏡処置具の軸線方向の位置が固定されている内視鏡処置具。
【請求項3】
請求項2に記載の内視鏡処置具であって、
少なくとも前記操作部材と前記処置部とを機械的に接続する動力伝達要素を備え、
前記操作部材は、前記第1接続部材に対して前記第1方向に回動可能に構成され、
前記操作部材を回動させた場合の回動力を、前記動力伝達要素を介して前記処置部に伝達可能に構成されている内視鏡処置具。
【請求項4】
請求項3に記載の内視鏡処置具であって、
前記第1接続部材は、前記動力伝達要素が内部に設けられた管状である内視鏡処置具。
【請求項5】
請求項4に記載の内視鏡処置具であって、
前記動力伝達要素は、更に、前記操作部材から前記基端部まで延びて設けられて前記基端部と前記処置部を機械的に接続しており、
前記第2接続部材は、前記動力伝達要素が内部に設けられた管状である内視鏡処置具。
【請求項6】
請求項5に記載の内視鏡処置具であって、
前記第1接続部材、前記操作部材、及び前記第2接続部材の内部には、前記動力伝達要素が前記軸線方向に移動可能に設けられている内視鏡処置具。
【請求項7】
請求項6に記載の内視鏡処置具であって、
前記操作部材は、前記第1接続部材及び前記第2接続部材に対して前記第1方向に回動可能に構成されている内視鏡処置具。
【請求項8】
請求項7に記載の内視鏡処置具であって、
前記操作部材は、前記第1接続部材及び前記第2接続部材を回動可能に支持し且つ前記動力伝達要素が配置される内部空間を形成する支持部材と、前記内部空間において前記動力伝達要素に固着され且つ前記支持部材の回動に連動して回動可能に構成された固着部材と、を備える内視鏡処置具。
【請求項9】
請求項7に記載の内視鏡処置具であって、
前記操作部材は、前記第1接続部材及び前記第2接続部材を回動可能に支持し且つ前記動力伝達要素が配置される内部空間を形成する支持部材を備え、
前記支持部材は、前記支持部材の回動に前記動力伝達要素の回動を連動させる状態と、前記動力伝達要素に対して前記支持部材を回動させる状態とを切り替え可能に構成されている内視鏡処置具。
【請求項10】
請求項7に記載の内視鏡処置具であって、
前記操作部材は、前記第1接続部材及び前記第2接続部材を回動可能に支持し且つ前記動力伝達要素が配置される内部空間を形成する支持部材と、前記動力伝達要素を収容する管状の収容部材と、を備え、
前記収容部材は、前記支持部材の回動に連動して回動可能に構成され、その一部が前記第1接続部材及び前記第2接続部材の少なくとも一方の内部に回動可能且つ前記軸線方向に移動可能に設けられている内視鏡処置具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、内視鏡処置具に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、被検体内に挿入される挿入機器の挿入部に取り付けられ、上記挿入部内に処置具を挿通させるための処置具挿通具であって、上記処置具を挿通する本体部と、上記本体部を上記挿入部に取り付けるための取付部と、上記挿入機器の処置具挿入口に接続可能で、上記本体部から延出した上記処置具を、上記処置具挿入口を介して上記挿入部内に案内するための案内部と、上記本体部に設けられ、少なくとも一部が弾性変形することにより上記本体部内に挿通された上記処置具を固定可能で、上記処置具を固定した固定状態において上記処置具の軸方向に沿った進退及び上記軸回りの回動の操作を行うための操作部材と、を有する処置具挿通具が記載されている。
【0003】
特許文献2には、内視鏡のチャンネル内に挿通可能な処置具挿入部と、その処置具挿入部の先端に接続された処置部と、上記処置具挿入部の基端側に配され、上記処置具挿入部を軸回りに回転可能な回転操作部と上記処置具挿入部を軸方向に進退可能な進退操作部とを一体に有し上記内視鏡に着脱可能な処置具操作部とを備える内視鏡用処置具が記載されている。
【0004】
特許文献3には、可動部と固定部とを有して生体に対して処置を行う可動先端部と、1本の素線が螺旋状に巻回された1条コイルシースと、複数本の細線が編組され、かつ、編目に樹脂が含浸されてなり、上記1条コイルシースに外装された編状シースと、細長に延びて形成されて先端が上記可動部に接続された操作軸部材と、その操作軸部材を進退操作する操作部と、を備え、上記編状シースの先端が、上記固定部に接続され、かつ、基端が上記操作部に接続されている内視鏡用処置具が記載されている。
【0005】
特許文献4には、病変組織と正常組織の分離のために食塩水を注入して病変組織を隆起させた後、高周波を用いて抉り取って除去する高周波処置装置において、前方に食塩水注入ポートが設けられた管状の胴体に沿って前後移動し且つ高周波ポートを有する稼動具の前方に、上記胴体の内部に位置するように押し棒を結合させ、上記稼動具の押し棒の前方端には、外周面に係止面を有する補助押し棒を回転可能に結合させ、上記補助押し棒の係止面に係止される係止対応孔を有するハンドルを、胴体の前方側部分に離脱不可に係合し、上記補助押し棒の前方端に連結されるワイヤが、胴体の前方に結合したチューブを介して露出するように作動部を構成し、上記作動部のワイヤの端部に円弧状のナイフを結合させ、上記稼動具の前後進作動によって押し棒、補助押し棒、ワイヤ、ナイフが前後進作動しかつハンドルの回転によってワイヤとナイフが回転するように構成する高周波処置装置が記載されている。
【0006】
特許文献5には、内視鏡の処置具挿通チャンネル内に挿脱自在に通される可撓性のあるチューブ状部材であって、上記処置具挿通チャンネルの先端から外方に突出する部分が円弧状に湾曲形成されていることを特徴とする内視鏡の処置具案内具が記載されている。
【0007】
特許文献6には、内視鏡の処置具導入部から処置具挿通チャンネルを通り、処置具導出口から導出可能な長さを有する可撓性コードの先端に、後端側がこの可撓性コードに連結した操作ハンドル部の操作によって動作可能な処置機能部が設けられ、この処置機能部は回転方向に方向性を有する内視鏡用処置具において、上記可撓性コードは、上記処置機能部を上記処置具導出口から導出させた状態で、上記処置具導入部より基端側の位置となる長さを有するものであり、上記可撓性コードの上記処置具導入部から外部に導出された位置の外周部に回転操作部材を固定して設け、この回転操作部材を回転させて、上記可撓性コードを回転させることにより上記処置機能部の方向調整を可能にする構成とした内視鏡用処置具が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
国際公開第2017/86107号
特開2005-198868号公報
特開2008-148738号公報
特開2014-4333号公報
特開平9-299323号公報
特開2010-22619号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本開示では、複数人で共同して使用する(同じタイミングで一緒に使用する)ことのできる内視鏡処置具を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示の技術の一態様の内視鏡処置具は、内視鏡の処置具導入口に導入して用いられる内視鏡処置具であって、処置部を含む先端部と、基端に設けられた基端部と、上記先端部と上記基端部の間に設けられ、上記処置部と機械的に接続された操作部材と、上記先端部と上記操作部材とを接続する第1接続部材と、上記操作部材と上記基端部とを接続する、上記第1接続部材とは異なる第2接続部材と、を備え、上記操作部材は、上記内視鏡処置具の軸線回りの第1方向に回動可能に構成され、上記操作部材の回動により、上記処置部が上記第1方向に回動可能に構成されているものである。
(【0011】以降は省略されています)

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