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公開番号2025100048
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023217136
出願日2023-12-22
発明の名称制御装置および制御方法
出願人フォルシアクラリオン・エレクトロニクス株式会社
代理人弁理士法人サンネクスト国際特許事務所
主分類G06F 9/451 20180101AFI20250626BHJP(計算;計数)
要約【課題】一のユーザーが入力したアプリケーションの実行結果を他のユーザーに提案し、他のユーザーが提案を適切に承認する。
【解決手段】制御装置は、同一のアプリケーションについて、一のユーザー向けのユーザーインターフェースである第1画面および他のユーザー向けのユーザーインターフェースである第2画面を表示し、アプリケーションを実行しアプリケーション実行結果を第1画面に表示する。制御装置は、第2画面が表示されてから第2画面に対する第1指示を受け付けるまでの期間において、第2画面において第1指示とは異なる第2指示を受け付けたとき、第1画面に表示されているアプリケーションを第2指示に基づいて仮実行した結果を第2画面に表示する。制御装置は、第2画面に対して第1指示を受け付けたとき、第2画面における仮実行の結果を第1画面に反映するかどうかを問い合わせる画面を第1画面に表示する。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項１】
同一のアプリケーションについて、一のユーザー向けのユーザーインターフェースである第１画面および他のユーザー向けのユーザーインターフェースである第２画面を表示する設定部と、
前記アプリケーションを実行しアプリケーション実行結果を前記第１画面に表示する実行部と
を備え、
前記実行部は、前記第２画面が表示されてから前記第２画面に対する第１指示を受け付けるまでの期間において、
前記第２画面において前記第１指示とは異なる第２指示を受け付けたとき、前記第１画面に表示されているアプリケーションを前記第２指示に基づいて仮実行した結果を前記第２画面に表示し、
前記実行部は、前記第２画面に対する前記第１指示を受け付けたとき、前記第２画面における前記仮実行の結果を前記第１画面に反映するかどうかを問い合わせる画面を前記第１画面に表示する
制御装置。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記実行部は、前記第２画面に対して前記第１指示を受け付けたとき、前記第２画面における前記仮実行の結果を前記第１画面に反映するかどうかを問い合わせる画面に加えて、前記第１指示を前記第２画面経由で受け付けた時点における前記仮実行の結果と前記仮実行の前の前記アプリケーション実行結果との差分を、前記第１画面に表示する
請求項１に記載の制御装置。
【請求項３】
前記前記第２画面における前記仮実行の結果を前記第１画面に反映することが承諾されたかどうかを判定する判定部
を更に備え、
前記仮実行が承諾されたと前記判定部が判定した場合、前記実行部が、前記仮実行の結果を前記第１画面に反映する
請求項１に記載の制御装置。
【請求項４】
前記実行部は、前記第２画面が表示されてから前記第２画面に対する前記第１指示を受け付けるまでの期間において、前記第２画面に表示されている前記仮実行の結果を前記第１画面に反映することを制限する、
請求項１に記載の制御装置。
【請求項５】
前記実行部は、前記第２画面に対する前記第２指示を受け付けたとき、前記第１画面を複製した前記第２画面に前記第２指示を仮実行した結果を前記第２画面に表示する、
請求項１に記載の制御装置。
【請求項６】
前記実行部は、前記実行部は、前記第２画面が表示されてから前記第２画面に対する第１指示を受け付けるまでの期間において、
前記第１画面における所定種類の表示変更を前記第２画面に反映し、
前記第１画面における所定種類以外の表示変更を前記第２画面に反映しない、
請求項１に記載の制御装置。
【請求項７】
同一のアプリケーションについて、一のユーザー向けのユーザーインターフェースである第１画面および他のユーザー向けのユーザーインターフェースである第２画面を表示し、
前記アプリケーションを実行しアプリケーション実行結果を前記第１画面に表示し、
前記第２画面が表示されてから前記第２画面に対する第１指示を受け付けるまでの期間において、前記第２画面において前記第１指示とは異なる第２指示を受け付けたとき、前記第１画面に表示されているアプリケーションを前記第２指示に基づいて仮実行した結果を前記第２画面に表示し、
前記第２画面に対する前記第１指示を受け付けたとき、前記第２画面における前記仮実行の結果を前記第１画面に反映するかどうかを問い合わせる画面を前記第１画面に表示する
ことをコンピュータにより行う制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、アプリケーションの制御に関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
例えば、特許文献１および２は、一のユーザー向けのユーザーインターフェースに対して行われた入力に応答して行われたアプリケーションの実行結果を、他のユーザー向けのユーザーインターフェースに反映する技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
ＷＯ２０１５／１４１１４７
ＪＰ２０１２－１１７８４６
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１には、運転負荷判定部が運転者の運転負荷が高いと判定している間において、非運転乗員による操作に起因して連携機器からの出力に基づいた報知は実施せず、内部メモリに退避させることが開示されている。運転者の運転負荷が低くなると、内部メモリに退避されている出力に基づいた報知を実施することが開示されている。しかし、一のユーザーである非運転乗員による操作に基づく出力が、他のユーザーである運転者の意志に反している場合、運転者が出力に対して複雑な操作を行う必要があり、運転者に負担がかかる。
【０００５】
特許文献２には、運転者席に処理部を設け、同乗者席にも別の処理部を設けた構成において、運転者席の処理部が同乗者席の処理部と操作プロセスを送受信することができる。これにより、運転者が１つの操作プロセスを同乗者と分担できることが開示されている。しかし、この技術によれば、他のユーザーである運転者もＰＯＩ追加およびルート変更のような複雑な操作を行わなければならず、運転者に負担がかかる。
【０００６】
本発明の目的は、一のユーザーが入力したアプリケーションの実行結果を他のユーザーに提案し、他のユーザーが提案を適切に承認することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
制御装置は、同一のアプリケーションについて、一のユーザー向けのユーザーインターフェースである第１画面および他のユーザー向けのユーザーインターフェースである第２画面を表示し、アプリケーションを実行しアプリケーション実行結果を第１画面に表示する。制御装置は、第２画面が表示されてから第２画面に対する第１指示を受け付けるまでの期間において、第２画面において第１指示とは異なる第２指示を受け付けたとき、第１画面に表示されているアプリケーションを第２指示に基づいて仮実行した結果を第２画面に表示する。制御装置は、第２画面に対して第１指示を受け付けたとき、第２画面における仮実行の結果を第１画面に反映するかどうかの問合せを第１画面に表示する。
【発明の効果】
【０００８】
本発明によれば、一のユーザーが入力したアプリケーションの実行結果を他のユーザーに提案し、他のユーザーが提案を適切に承認することができる。上述した以外の課題、構成および効果は以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
実施形態に係る制御装置の構成図。
制御装置が行う処理のフローチャート。
第１の時点でのタッチパネル上の表示例を示す図。
第２の時点でのタッチパネル上の表示例を示す図。
第３の時点でのタッチパネル上の表示例を示す図。
第４の時点でのタッチパネル上の表示例を示す図。
第５の時点でのタッチパネル上の表示例を示す図。
第６の時点でのタッチパネル上の表示例を示す図。
第１画面に表示された問合せの例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、図面を参照して一実施形態を説明する。以下の説明では、同種の要素を区別しないで説明する場合には、参照符号のうちの共通符号を使用し、同種の要素を区別する場合は、参照符号を使用することがある。
（【００１１】以降は省略されています）

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