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公開番号
2025099154
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023215588
出願日
2023-12-21
発明の名称
車両用シートの温調性能体感装置
出願人
トヨタ紡織株式会社
代理人
弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類
B60N
2/56 20060101AFI20250626BHJP(車両一般)
要約
【課題】組立て分解が可能で移動性がよく展示会等の場面で温調装置を取付けた車両用シートの温調性能を体感することが可能な車両用シートの温調性能体感装置を提供する。
【解決手段】温調性能体感装置1は、車室空間を模した内部空間27を有する折り畳み可能な筐体2と、筐体2の内部空間27に配設されたダッシュボード3、ヒータ4及び自動車用シート10と、筐体2の外部に配置されたスポットクーラ6及び制御装置7と、を有する。自動車用シート10にはシートヒータ14とシートベンチレーションシステム(SVS)15が取付けられている。スポットクーラ6は、ダッシュボード3から冷風を吹き出すようにダッシュボード3に連結されている。制御装置7は、ヒータ4、スポットクーラ6及びシートヒータ14とシートベンチレーションシステム(SVS)15の制御を担うものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両用シートの温調性能体感装置であって、
車室空間を模した内部空間を有する折り畳み可能な筐体と、該筐体の前記内部空間に配設されたダッシュボード、ヒータ及び車両用シートと、前記筐体の外部に配置されたスポットクーラ及び制御装置と、を有し、
前記車両用シートには温調装置が取付けられており、
前記スポットクーラは、前記ダッシュボードから冷風を吹き出すように前記ダッシュボードに連結されており、
前記制御装置は、前記ヒータ、前記スポットクーラ及び前記温調装置の制御を担うものである車両用シートの温調性能体感装置。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
請求項1において、
前記温調装置には、前記車両用シートの内部に配設されたシートヒータと、前記車両用シートの内部に配設された換気装置であるシートベンチレーションシステム(SVS)と、が含まれ、
前記ヒータの作動により作られる高温環境下では前記シートベンチレーションシステム(SVS)が配設された前記車両用シートが体感の対象となり、
前記スポットクーラの作動により作られる低温環境下では前記シートヒータが配設された前記車両用シートが体感の対象となる車両用シートの温調性能体感装置。
【請求項3】
請求項2において、
前記筐体の前記内部空間に加湿器が配設されて前記制御装置によって制御される車両用シートの温調性能体感装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートの温調性能体感装置に関する。詳しくは、ヒータや換気装置を取付けた車両用シートの温調性能体感装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、自動車等に装備される車両用シートにおいて、ヒータや換気装置等の温調装置を取付けたものが知られている。かかる車両用シートの温調性能を評価するにあたって、冬季の低温低湿な環境や夏季の高温高湿な環境を再現した恒温恒湿室の中に車両用シートを設置してモニターを座らせ官能評価することが行われている。特許文献1には、快適性に優れる薄型の車両用シートを恒温恒湿室に設置して複数のモニターに座らせ、着座中の寒冷感やむれ感を官能評価させる評価法について記載がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-50462号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の特許文献1に記載された車両用シートに低温低湿な環境下や高温高湿の環境下で着座して着座中の寒冷感やむれ感を体感しようとすると、作り付けの恒温恒湿室の中に車両用シートを設置して着座する必要があった。これによって、展示会の場等において来客者に温調装置を取付けた車両用シートの温調性能を体感してもらうことが難しいという問題があった。
【0005】
このような問題に鑑み本発明の課題は、組立て分解が可能で移動性がよく展示会等の場面で温調装置を取付けた車両用シートの温調性能を体感することが可能な車両用シートの温調性能体感装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1発明は、車両用シートの温調性能体感装置であって、車室空間を模した内部空間を有する折り畳み可能な筐体と、該筐体の前記内部空間に配設されたダッシュボード、ヒータ及び車両用シートと、前記筐体の外部に配置されたスポットクーラ及び制御装置と、を有し、前記車両用シートには温調装置が取付けられており、前記スポットクーラは、前記ダッシュボードから冷風を吹き出すように前記ダッシュボードに連結されており、前記制御装置は、前記ヒータ、前記スポットクーラ及び前記温調装置の制御を担うものであることを特徴とする。
【0007】
第1発明によれば、展示会の会場等所望の場所で筐体を組立て内部空間に温調装置が取付けられた車両用シートを配置することで、高温環境下又は低温環境下で車両用シートに着座して温調性能を体感することができる。高温環境は、ヒータを作動させることにより作り出し、低温環境は、スポットクーラを作動させて冷風をダッシュボードから吹き出させることにより作り出す。
【0008】
本発明の第2発明は、上記第1発明において、前記温調装置には、前記車両用シートの内部に配設されたシートヒータと、前記車両用シートの内部に配設された換気装置であるシートベンチレーションシステム(SVS)と、が含まれ、前記ヒータの作動により作られる高温環境下では前記シートベンチレーションシステム(SVS)が配設された前記車両用シートが体感の対象となり、前記スポットクーラの作動により作られる低温環境下では前記シートヒータが配設された前記車両用シートが体感の対象となることを特徴とする。
【0009】
第2発明によれば、高温環境下で内部にシートベンチレーションシステム(SVS)が配設された車両用シートの温調性能の体感ができ、低温環境下において内部にシートヒータが配設された車両用シートの温調性能の体感ができる。
【0010】
本発明の第3発明は、上記第2発明において、前記筐体の前記内部空間に加湿器が配設されて前記制御装置によって制御されることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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