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公開番号2025099123
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023215546
出願日2023-12-21
発明の名称乗物用照明装置
出願人トヨタ紡織株式会社
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類B60Q 3/217 20170101AFI20250626BHJP(車両一般)
要約【課題】輝度ムラを低減させることが可能な乗物用照明装置を提供する。
【解決手段】ハウジング21と発光部40とを備え、ハウジング21は、底壁部23と、底壁部23から乗物室内側に向けて立ち上がる側壁部24とを有する箱型をなし、非透光性とされて発光部40から発せられた光を反射可能な本体部22と、本体部22の開口を覆うように配置され、透光性を有して室内意匠面を構成する板状の透光パネル28と、を含んで構成され、発光部40は側壁部24に配置され、側壁部24のうち発光部40より透光パネル28側に、ハウジング21の内側に向けて突出する半透光性の突出壁部33が設けられており、突出壁部33は、意匠面側から視て発光部40を覆うように配置されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
乗物用内装材に設けられる乗物用照明装置であって、
内部に空間を有するハウジングと、前記ハウジング内を照射可能な発光部とを備え、
前記ハウジングは、
底壁部と、前記底壁部から乗物室内側に向けて立ち上がる側壁部とを有する箱型をなし、非透光性とされて前記発光部から発せられた光を反射可能な本体部と、
前記本体部の開口を覆うように配置され、透光性を有して乗物の室内意匠面を構成する板状の透光パネルと、を含んで構成され、
前記発光部は前記側壁部に配置され、
前記側壁部のうち前記発光部より前記透光パネル側に、前記ハウジングの内側に向けて突出する半透光性の突出壁部が設けられており、
前記突出壁部は、前記意匠面側から視て前記発光部を覆うように配置されている乗物用照明装置。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
前記突出壁部は、その表面に施されるシボ加工の粗さを変化させることにより、光透過率が変化する構成とされている請求項1に記載の乗物用照明装置。
【請求項3】
前記突出壁部は、その厚さ寸法を変化させることにより、光透過率が変化する構成とされている請求項1または請求項2に記載の乗物用照明装置。
【請求項4】
前記底壁部は、前記発光部から遠ざかるにつれて前記透光パネルに近づく方向に傾斜している請求項1または請求項2に記載の乗物用照明装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示される技術は、乗物用照明装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、照明装置が搭載された車両用の内装材が記載されている。内装材は、加飾用の照明装置としての発光オーナメントを備えており、この発光オーナメントは、車室内側の室内意匠面を構成する透光性で板状のパネル部材の裏側(車室外側)に、光源ユニットを備えている。光源ユニットは、光源から発せられた光を面発光するものであって、面状の導光体から発せられた光はパネル部材を透過し、車室内に出射される。これにより、車両用内装材の意匠性が高められるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-108125号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、発光部(光源ユニット)として線状の導光体を使用したり、LEDにより直接照射を行う構成の照明装置においては、発光部に隣接した部分の輝度が他の部分より高くなり易く、パネル部材からの出射光に輝度ムラが生じ易い。
【0005】
本明細書に開示される技術は上記実情に鑑みて完成されたものであって、輝度ムラを低減させることが可能な乗物用照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題に鑑みて完成された本明細書に開示される技術は、乗物用内装材に設けられる乗物用照明装置であって、内部に空間を有するハウジングと、前記ハウジング内を照射可能な発光部とを備え、前記ハウジングは、底壁部と、前記底壁部から乗物室内側に向けて立ち上がる側壁部とを有する箱型をなし、非透光性とされて前記発光部から発せられた光を反射可能な本体部と、前記本体部の開口を覆うように配置され、透光性を有して乗物の室内意匠面を構成する板状の透光パネルと、を含んで構成され、前記発光部は前記側壁部に配置され、前記側壁部のうち前記発光部より前記透光パネル側に、前記ハウジングの内側に向けて突出する半透光性の突出壁部が設けられており、前記突出壁部は、前記意匠面側から視て前記発光部を覆うように配置されている。
【0007】
上記構成によれば、発光部から発光された光が透光パネルを直接照射することが突出壁部によって回避され、半透光性の突出壁部を透過した透過光と、本体部において反射した反射光とが透光パネルに照射されることとなるから、側壁部に突出壁部が設けられない構成と比較して、透光パネルから乗物室内に向けて照射される光の輝度ムラを低減させることができる。
【0008】
前記突出壁部は、その表面に施されるシボ加工の粗さを変化させることにより、光透過率が変化する構成とされていてもよい。また、前記突出壁部は、その厚さ寸法を変化させることにより、光透過率が変化する構成とされていてもよい。
【0009】
上記構成によれば、突出壁部のうち発光部に近く、発光部から照射される光の光量が大きい位置の光透過率を低くし、発光部から遠ざかるにつれて光透過率を高くすることにより、突出壁部から出射される透過光の光量を均一に近い状態とすることができる。
【0010】
前記底壁部は、前記発光部から遠ざかるにつれて前記透光パネルに近づく方向に傾斜していてもよい。このような構成によれば、発光部からの距離が遠くなって反射光が弱くなるにつれて、底壁部すなわち反射面と透光パネルとの距離が近くなり、透光パネルから照射される光の光量を大きくすることができるから、輝度ムラをより低減させることができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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