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公開番号
2025103732
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023221335
出願日
2023-12-27
発明の名称
シート
出願人
トヨタ紡織株式会社
代理人
弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類
B60N
2/68 20060101AFI20250702BHJP(車両一般)
要約
【課題】天板メインが天板サイドから切り離されていても、着座者のヨー方向のぐらつきを適切に低減できるシートを提供すること。
【解決手段】シートは、着座者を弾性的に支持するクッション体2と、クッション体2をシート裏側から支持するバックフレーム3と、を有するシートバック1を備える。クッション体2は、シート幅方向の中央部分を成す天板メイン2Aと、シート幅方向の両サイド部分を成す各天板サイド2Bと、の3つの分割要素から成る。天板メイン2Aが、メインパッドA1と、メインパッドA1のパッド裏面に当てられるメイン基材A3と、を有する。各天板サイド2Bが、サイドパッドB1と、サイドパッドB1のパッド裏面に当てられるようにバックフレーム3に固定されるサイド基材B3と、を有する。各サイド基材B3が、メイン基材A3をシート裏側から支持するように分割ラインLを越えて延出する延出部B32を有する。
【選択図】図14
特許請求の範囲
【請求項1】
着座者を弾性的に支持するクッション体と、該クッション体をシート裏側から支持するシートフレームと、を有するシートであって、
前記クッション体が、シート幅方向の中央部分を成す天板メインと、シート幅方向の両サイド部分を成す各天板サイドと、の3つの分割要素から成り、
前記天板メインが、シートパッドを成すメインパッドと、該メインパッドのパッド裏面に当てられるメイン基材と、を有し、
各前記天板サイドが、シートパッドを成すサイドパッドと、該サイドパッドのパッド裏面に当てられるように前記シートフレームに固定されるサイド基材と、を有し、
前記メイン基材及び各前記サイド基材のうちの一方の基材が、他方の基材に向かって互いの分割ラインをシート幅方向に跨ぐように延出する延出部を有し、該延出部による前記他方の基材のシート裏側からの支持又は前記他方の基材による前記延出部のシート裏側からの支持により前記メイン基材が各前記サイド基材によりシート裏側から支持されるシート。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のシートであって、
前記延出部が延出する前記一方の基材が、各前記サイド基材であり、前記延出部によりシート裏側から支持される前記他方の基材が、前記メイン基材であるシート。
【請求項3】
請求項2に記載のシートであって、
前記天板メインが、前記メインパッドをシート表側から被覆するメインカバーを更に有し、
前記メインカバーが、前記メイン基材と前記延出部との間に介在するように前記メイン基材をシート裏側から被覆する基材被覆部を有するシート。
【請求項4】
請求項2又は請求項3に記載のシートであって、
当該シートが、前記シートフレームに取り付けられて前記天板メインをシート裏側から面状に支持するランバサポートを更に有し、
各前記サイド基材から延出する前記延出部が、前記ランバサポートと前記天板メインとの間に挟まれる位置まで延出するシート。
【請求項5】
請求項1から請求項3のいずれかに記載のシートであって、
前記延出部が、シートバックにおける着座者の骨盤を支持する前記天板メインの骨盤支持部よりもシート上方の位置、又はシートクッションにおける着座者の座骨を支持する前記天板メインの座骨支持部よりもシート前方の位置に設けられるシート。
【請求項6】
請求項1から請求項3のいずれかに記載のシートであって、
前記メイン基材が、前記シートフレームに固定されるシート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートに関する。詳しくは、着座者を弾性的に支持するクッション体と、クッション体をシート裏側から支持するシートフレームと、を有するシートに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、シートパッドとシートパッドを包むシートカバーとで構成されるクッション体が、シート幅方向に3分割されたシートが開示されている。具体的には、クッション体は、シート幅方向の中央部分を成す天板メインと、シート幅方向の両サイド部分を成す各天板サイドと、に分割されている。天板メインと各天板サイドとは、シートフレームに対して個別に固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-33005号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の構成では、天板メインと各天板サイドのパッド同士が繋がっていないことから、天板メインが沈み込みやすい。そのため、着座者のヨー方向のぐらつきを適切に抑制することができない。そこで、本発明は、天板メインが天板サイドから切り離されていても、着座者のヨー方向のぐらつきを適切に低減できるシートを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する手段として、本発明のシートは、次の手段をとる。
【0006】
すなわち、本発明の第1の発明は、着座者を弾性的に支持するクッション体と、該クッション体をシート裏側から支持するシートフレームと、を有するシートであって、前記クッション体が、シート幅方向の中央部分を成す天板メインと、シート幅方向の両サイド部分を成す各天板サイドと、の3つの分割要素から成り、前記天板メインが、シートパッドを成すメインパッドと、該メインパッドのパッド裏面に当てられるメイン基材と、を有し、各前記天板サイドが、シートパッドを成すサイドパッドと、該サイドパッドのパッド裏面に当てられるように前記シートフレームに固定されるサイド基材と、を有し、前記メイン基材及び各前記サイド基材のうちの一方の基材が、他方の基材に向かって互いの分割ラインをシート幅方向に跨ぐように延出する延出部を有し、該延出部による前記他方の基材のシート裏側からの支持又は前記他方の基材による前記延出部のシート裏側からの支持により前記メイン基材が各前記サイド基材によりシート裏側から支持されるシートである。
【0007】
第1の発明によれば、メイン基材が各サイド基材によりシート裏側から支持されることにより、天板メインがシート裏側に沈み込みにくくなる。よって、天板メインが各天板サイドから切り離されていても、着座者のヨー方向のぐらつきを低減することができる。
【0008】
本発明の第2の発明は、上記第1の発明において、前記延出部が延出する前記一方の基材が、各前記サイド基材であり、前記延出部によりシート裏側から支持される前記他方の基材が、前記メイン基材であるシートである。
【0009】
第2の発明によれば、各天板サイドをシートフレームに組み付けた後に、天板メインをシートフレームに支障なく組み付けることが可能となる。
【0010】
本発明の第3の発明は、上記第2の発明において、前記天板メインが、前記メインパッドをシート表側から被覆するメインカバーを更に有し、前記メインカバーが、前記メイン基材と前記延出部との間に介在するように前記メイン基材をシート裏側から被覆する基材被覆部を有するシートである。
(【0011】以降は省略されています)
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