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公開番号
2025098595
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023214832
出願日
2023-12-20
発明の名称
放射線撮影システム、中継装置、中継方法及びプログラム
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
A61B
6/00 20240101AFI20250625BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】異なるベンダーにより開発された、放射線撮影装置と放射線撮影制御装置との連携を改善できる。
【解決手段】
放射線を検出する放射線検出部を有する放射線画像撮影装置(FPD3)と、放射線画像撮影装置と通信可能な放射線撮影制御装置(コンソール1)と、放射線画像撮影装置と放射線撮影制御装置の通信を中継する中継装置2と、を備える放射線撮影システム(放射線画像撮影システム100)であって、放射線画像撮影装置と放射線撮影制御装置は、異なるベンダーにより提供されたものであり、中継装置2は、放射線画像撮影装置の電荷蓄積開始後、所定のタイミングで、放射線検出部による電荷の蓄積または蓄積された電荷の読出しを停止する電荷読出停止信号を送信する送信制御部(制御部201)を備える放射線撮影システム(放射線画像撮影システム100)。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
放射線を検出する放射線検出部を有する放射線画像撮影装置と、
前記放射線画像撮影装置と通信可能な放射線撮影制御装置と、
前記放射線画像撮影装置と前記放射線撮影制御装置の通信を中継する中継装置と、
を備える放射線撮影システムであって、
前記放射線画像撮影装置と前記放射線撮影制御装置は、異なるベンダーにより提供されたものであり、
前記中継装置は、前記放射線画像撮影装置の電荷蓄積開始後、所定のタイミングで、前記放射線検出部による電荷の蓄積または蓄積された電荷の読出しを停止する電荷読出停止信号を送信する送信制御部を備える放射線撮影システム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記中継装置は、
前記放射線画像撮影装置が備える曝射スイッチからの、曝射開始信号と曝射終了信号を検知する信号検知部を備え、
前記送信制御部は、前記信号検知部により前記曝射開始信号が検知された場合、前記放射線検出部による電荷の蓄積を開始する電荷蓄積開始信号を前記放射線画像撮影装置に送信し、
前記信号検知部による前記曝射開始信号の検知から、所定時間以内に前記信号検知部により前記曝射終了信号が検知された場合、前記電荷読出停止信号を前記放射線画像撮影装置に送信する請求項1に記載の放射線撮影システム。
【請求項3】
前記中継装置は、
前記放射線検出部による電荷の蓄積を開始する電荷蓄積開始信号に対する応答信号を前記放射線画像撮影装置から受信する受信部と、
前記放射線画像撮影装置と前記中継装置との間の通信状態を判別する判別部と、
を備え、
前記送信制御部は、前記判別部により、前記電荷蓄積開始信号の送信から前記応答信号の受信までの経過時間が、所定時間以上であると判別された場合、前記電荷読出停止信号を前記放射線画像撮影装置に送信する請求項1に記載の放射線撮影システム。
【請求項4】
前記送信制御部は、
前記放射線撮影制御装置からの電荷蓄積停止要求に応じて、前記電荷読出停止信号を、前記放射線画像撮影装置に送信する請求項1に記載の放射線撮影システム。
【請求項5】
前記放射線撮影制御装置は、回診車に備えられている請求項1に記載の放射線撮影システム。
【請求項6】
放射線を検出する放射線検出部を有する放射線画像撮影装置と、前記放射線画像撮影装置と通信可能な放射線撮影制御装置との間の通信を中継する中継装置であって、
前記放射線画像撮影装置と前記放射線撮影制御装置は、異なるベンダーにより提供されたものであり、
前記放射線画像撮影装置の電荷蓄積開始後、所定のタイミングで、前記放射線検出部による電荷の蓄積または蓄積された電荷の読出しを停止する電荷読出停止信号を送信する送信制御部を備える中継装置。
【請求項7】
放射線を検出する放射線検出部を有する放射線画像撮影装置と、前記放射線画像撮影装置と通信可能な放射線撮影制御装置との間の通信を中継する中継装置による中継方法であって、
前記放射線画像撮影装置と前記放射線撮影制御装置は、異なるベンダーにより提供されたものであり、
前記放射線画像撮影装置の電荷蓄積開始後、所定のタイミングで、前記放射線検出部による電荷の蓄積または蓄積された電荷の読出しを停止する電荷読出停止信号を送信する送信ステップを含む中継方法。
【請求項8】
放射線を検出する放射線検出部を有する放射線画像撮影装置と、前記放射線画像撮影装置と通信可能な放射線撮影制御装置との間の通信を中継する中継装置のコンピューターを、
前記放射線画像撮影装置の電荷蓄積開始後、所定のタイミングで、前記放射線検出部による電荷の蓄積または蓄積された電荷の読出しを停止する電荷読出停止信号を送信する送信制御部として機能させ、
前記放射線画像撮影装置と前記放射線撮影制御装置は、異なるベンダーにより提供されたものであるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、放射線撮影システム、中継装置、中継方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、放射線撮影システムにおいて、パネル(放射線撮影装置)とコンソール(放射線撮影制御装置)は、撮影制御の関係上、同じベンダーにより開発されたものが用いられていた。
昨今では、市場展開の多様性に伴い、異なるベンダーにより開発されたパネルとコンソールとの間で、通信ルールの整合を図ることで対応するケースが増えてきた。
例えば、回診車などでは、放射線照射装置とコンソールの親和性を上げるため、同じベンダーにより開発されたものを使用するケースが多い。そのような中、パネルは画質などを鑑み、別のベンダーのものを用いたいといった要望から、パネルとコンソールが別ベンダーにより開発されたものとなる場合もある。
【0003】
これらの問題を解決する手段として、異なるベンダーにより開発されたパネルとコンソールとの間の通信制御部分は、一方のベンダーがSDK(Software Development Kit)を提供している。そして、そのSDKを使用し通信制御することで撮影開始要求や蓄積開始などの通信コマンドを共通化する形での対応が増えている。
【0004】
一方で、特許文献1には、放射線撮影装置において、蓄積された電荷読み出し時には、放射線撮影装置の撮影部内の通信モジュールを停止することにより、良好な画像が取得可能なX線撮影装置を提供することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2006-247102号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、SDKを使用した通信制御のため、一方から他方への意図しないタイミングでのコマンド通知や処理遅延など、異常検知に対して他方が柔軟に対応しきれず、連携が取れていないケースがある。
特に、撮影開始や撮影終了のコマンドについては、一方がそのコマンドに対する処理を完了していても、他方がそのコマンドに適切に対応できなければ、他方の完了待ちとなる。その結果、次の撮影が遅れるなどの技師の業務効率低減や、患者を待たせるといった負担を強いる形となる。
【0007】
したがって、本発明の課題は、異なるベンダーにより開発された、放射線撮影装置と放射線撮影制御装置との連携を改善することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明の放射線撮影システムは、
放射線を検出する放射線検出部を有する放射線画像撮影装置と、
前記放射線画像撮影装置と通信可能な放射線撮影制御装置と、
前記放射線画像撮影装置と前記放射線撮影制御装置の通信を中継する中継装置と、
を備える放射線撮影システムであって、
前記放射線画像撮影装置と前記放射線撮影制御装置は、異なるベンダーにより提供されたものであり、
前記中継装置は、前記放射線画像撮影装置の電荷蓄積開始後、所定のタイミングで、前記放射線検出部による電荷の蓄積または蓄積された電荷の読出しを停止する電荷読出停止信号を送信する送信制御部を備える。
【0009】
また、本発明の中継装置は、
放射線を検出する放射線検出部を有する放射線画像撮影装置と、前記放射線画像撮影装置と通信可能な放射線撮影制御装置との間の通信を中継する中継装置であって、
前記放射線画像撮影装置と前記放射線撮影制御装置は、異なるベンダーにより提供されたものであり、
前記放射線画像撮影装置の電荷蓄積開始後、所定のタイミングで、前記放射線検出部による電荷の蓄積または蓄積された電荷の読出しを停止する電荷読出停止信号を送信する送信制御部を備える。
【0010】
また、本発明の中継方法は、
放射線を検出する放射線検出部を有する放射線画像撮影装置と、前記放射線画像撮影装置と通信可能な放射線撮影制御装置との間の通信を中継する中継装置による中継方法であって、
前記放射線画像撮影装置と前記放射線撮影制御装置は、異なるベンダーにより提供されたものであり、
前記放射線画像撮影装置の電荷蓄積開始後、所定のタイミングで、前記放射線検出部による電荷の蓄積または蓄積された電荷の読出しを停止する電荷読出停止信号を送信する送信ステップ。
(【0011】以降は省略されています)
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