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公開番号2025098552
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2023214765
出願日2023-12-20
発明の名称物品搬送装置
出願人株式会社ダイフク
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類B65G 1/00 20060101AFI20250625BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】蓄電部が損傷することを防止可能な物品搬送装置を提供する。
【解決手段】物品搬送装置(1)は、走行経路に沿って走行するための走行部と、走行部に懸下された本体部(20)と、電力を蓄える蓄電部(30)と、を備えている。本体部(20)は、走行部の側から下方に向けて延設される第1構造体(40a)を有している。第1構造体(40a)は、蓄電部(30)を収容しており、蓄電部(30)に対して本体部(20)の前後方向中央位置から遠い側である前方に設けられた衝撃吸収部材(42)を有している。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
走行経路に沿って走行するための走行部と、
前記走行部に懸下された本体部と、
電力を蓄える蓄電部と、
を備え、
前記本体部は、前記走行部の走行方向を前後方向としたときに、前記本体部における前部又は後部の少なくともいずれかに配置され、前記走行部の側から下方に向けて延設される構造体を有し、
前記構造体は、
前記蓄電部を収容しており、
前記蓄電部に対して前記本体部の前後方向中央位置から遠い側である前方又は後方に設けられた衝撃吸収部材を有していることを特徴とする物品搬送装置。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記構造体は、前記本体部の前面又は後面のいずれかを覆うように構成されたカバーを更に有し、
前記衝撃吸収部材は、前記カバーと前記蓄電部との間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の物品搬送装置。
【請求項3】
前記構造体は、
前記蓄電部を囲うように構成されたフレームを更に有し、
前記衝撃吸収部材は、前記カバーと前記フレームとの間に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の物品搬送装置。
【請求項4】
前記衝撃吸収部材は、
第1部材と、
前記第1部材と厚みの異なる第2部材と、を含んで構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の物品搬送装置。
【請求項5】
前記衝撃吸収部材は、第1変形部と、第2変形部とを有し、
前記第1変形部は、前記第2変形部よりも前記本体部の前後方向中央位置から遠い位置を含むように配置されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の物品搬送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、物品搬送装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、工場や倉庫等において、物品搬送装置を利用した物品の自動搬送が実用化されている。このような物品搬送装置として、例えば、特許文献1には、天井に敷設された軌道に沿って走行する天井搬送車が開示されている。特許文献1の天井搬送車では、物品を搬送する搬送装置の前後方向に、搬送装置を覆うカバーが設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-088394号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、物品搬送装置においては、電力を蓄電する蓄電部を備えたものがある。特許文献1の天井搬送車においては、例えば、障害物等との衝突時に蓄電部が損傷するおそれがあるという問題があった。
【0005】
本開示は、蓄電部が損傷することを防止可能な物品搬送装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本開示の物品搬送装置は、走行経路に沿って走行するための走行部と、前記走行部に懸下された本体部と、電力を蓄える蓄電部と、を備えている。前記本体部は、前記走行部の走行方向を前後方向としたときに、前記本体部における前部又は後部の少なくともいずれかに配置され、前記走行部の側から下方に向けて延設される構造体を有している。前記構造体は、前記蓄電部を収容しており、前記蓄電部に対して前記本体部の前後方向中央位置から遠い側である前方又は後方に設けられた衝撃吸収部材を有している。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一態様によれば、物品搬送装置と障害物等との衝突時に蓄電部が損傷することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施形態に係る物品搬送装置の全体構成を示す斜視図である。
実施形態に係る物品搬送装置の本体部の構成を示す分解斜視図である。
実施形態に係る物品搬送装置の蓄電部及びフレームの構成を示す斜視図である。
実施形態に係る物品搬送装置の衝撃吸収部材の周辺の構成を示す斜視図である。
実施形態に係る物品搬送装置の第1構造体における第1変形部及び第2変形部の配置構成を示す上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
〔実施形態〕
以下、本開示の一実施形態について、図1~図5を参照して説明する。図1は、物品搬送装置1の全体構成を示す斜視図である。図2は、物品搬送装置1の本体部20の構成を示す分解斜視図である。なお、図2では、走行部10を省略している。以下の説明では、図1及び図2の矢印で示されるように、物品搬送装置1の上下方向、前後方向、及び左右方向を定義する。
【0010】
[物品搬送装置の構成]
図1及び図2に示すように、物品搬送装置1は、例えば、天井又は天井近傍に敷設された走行経路(図示省略)に沿って、半導体基板を収容するFOUP(Front Opening Unified Pod)等を物品として搬送する天井搬送車である。なお、物品搬送装置1は、天井搬送車に限らず、例えば、床面に敷設された走行経路に沿って、物品を搬送する搬送車であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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