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公開番号2025098463
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2023214604
出願日2023-12-20
発明の名称回転ツール
出願人日本軽金属株式会社
代理人弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類B23K 20/12 20060101AFI20250625BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】入熱過多になりにくく、接合欠陥の発生を抑制することができる回転ツールを提供する。
【解決手段】摩擦攪拌用の回転ツール100は、螺旋状の第1の溝121が形成されている基端側ピン104と、基端側ピン104から延出していて、螺旋状の第2の溝131が形成されている先端側ピン106と、を備え、基端側ピン104のテーパー角度は、先端側ピン106のテーパー角度よりも大きく、基端側ピン104の外径D1と先端側ピン106の外径D2とは、“1.5≦D1/D2≦3.0”という関係にある。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
螺旋状の第1の溝が形成されている基端側ピンと、
前記基端側ピンから延出していて、螺旋状の第2の溝が形成されている先端側ピンと、
を備えた摩擦攪拌用の回転ツールであって、
前記基端側ピンのテーパー角度は、前記先端側ピンのテーパー角度よりも大きく、
前記基端側ピンの外径D1と前記先端側ピンの外径D2とは、1.5≦D1/D2≦3.0という関係にあること、を特徴とする回転ツール。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記第1の溝の溝幅Wは、1.0mm≦W≦2.8mmであり、
前記第1の溝の壁厚Lは、0.1mm≦L≦1.8mmである、ことを特徴とする請求項1に記載の回転ツール。
【請求項3】
前記第1の溝の溝深さYは、0.2mm≦Y≦1.0mmである、ことを特徴とする請求項1に記載の回転ツール。
【請求項4】
前記第1の溝の巻き数Nは、1≦N≦5.2である、ことを特徴とする請求項1に記載の回転ツール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、回転ツールに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、摩擦攪拌接合用の回転ツールについて開示されている。この回転ツールは、その肩部がテーパー状に傾斜していて、当該肩部に溝が形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-320465号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
接合を良好に行うためには、摩擦撹拌接合を行う際に回転ツールと被接合部材の間で発生する摩擦熱を制御することが重要である。
しかしながら、特許文献1のように回転ツールの肩部に螺旋状の溝を設けると、回転ツールによる攪拌力を向上させることができる一方で、被接合部材の表面に発生する摩擦熱が過多になり、接合欠陥が発生しやすくなるという問題がある。
【0005】
このような観点から、本発明は、回転ツールの肩部に螺旋状の溝を設けても、入熱過多になりにくく、接合欠陥の発生を抑制することができる回転ツールを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、本発明は、旋状の第1の溝が形成されている基端側ピンと、前記基端側ピンから延出していて、螺旋状の第2の溝が形成されている先端側ピンと、備えた摩擦攪拌用の回転ツールであって、前記基端側ピンのテーパー角度は、前記先端側ピンのテーパー角度よりも大きく、前記基端側ピンの外径D1と前記先端側ピンの外径D2とは、1.5≦D1/D2≦3.0という関係にあることを特徴とする。
【0007】
前記第1の溝の溝幅Wは、1.0mm≦W≦2.8mmであり、前記第1の溝の壁厚Lは、0.1mm≦L≦1.8mmであることが好ましい。
【0008】
前記第1の溝の溝深さYは、0.2mm≦Y≦1.0mmであることが好ましい。
【0009】
前記第1の溝の巻き数Nは、1≦N≦5.2であることが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、回転ツールの肩部に螺旋状の溝を設けても、入熱過多になりにくく、接合欠陥の発生を抑制することができる回転ツールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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