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公開番号
2025097631
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-01
出願番号
2023213931
出願日
2023-12-19
発明の名称
蓄電装置および車両
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
B60K
1/04 20190101AFI20250624BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両に衝撃力が加えられた際に、電気機器が損傷することが抑制された蓄電装置を提供する。
【解決手段】蓄電装置1は車両の下部に配置され、収容ケース30に収容された蓄電スタック42と電気機器40と収容ケースに設けられた連結部材32を備え、蓄電スタックから電気機器に向かう方向を第1方向L1、反対方向を第2方向L2とすると、収容ケースに含まれる固定基材50は第1部分と第1部分に対して第2方向に隣り合う位置に設けられ第1部分よりも曲げ剛性の低い第2部分を含み、電気機器は第1部分に固定されており、連結部材は第1部分に接続された第1接続部分36と第1接続部分よりも第1方向側に位置し第1接続部分よりも上方に位置しており車両に接続される第2接続部分35を含み第1接続部分および第2接続部分の間に位置する本体部分37を含み、本体部分は第1接続部分側から第2接続部分側に向かうにつれて上方に延びる部分を含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
収容ケースと、
前記収容ケースに収容された蓄電スタックと、
前記収容ケース内に収容され電気機器と、
前記収容ケースに設けられた連結部材と、
を備え、
前記蓄電スタックから前記電気機器に向かう方向を第1方向とし、
前記第1方向と反対の方向を第2方向とすると、
前記収容ケースは、固定基材を含み、
前記固定基材は、
第1部分と、
前記第1部分に対して前記第2方向に隣り合う位置に設けられると共に、前記第1部分よりも曲げ剛性の低い第2部分とを含み、
前記電気機器は、前記第1部分に固定されており、
前記連結部材は、
前記第1部分に接続された第1接続部分と、
前記第1接続部分よりも前記第1方向側に位置すると共に、前記第1接続部分よりも上方に位置しており、車両に接続される第2接続部分とを含み、
前記第1接続部分および前記第2接続部分の間に位置する本体部分とを含み、
前記本体部分は、前記第1接続部分側から前記第2接続部分側に向かうにつれて、上方に延びる部分を含む、蓄電装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記第1部分は補強部を含む、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
収容ケースと、
前記収容ケースに収容された蓄電スタックと、
前記収容ケース内に収容され電気機器と、
前記収容ケースに設けられた連結部材と、
を備え、
前記蓄電スタックから前記電気機器に向かう方向を第1方向とし、
前記第1方向と反対の方向を第2方向とすると、
前記収容ケースは、固定基材を含み、
前記固定基材は、
第1部分と、
前記第1部分に対して前記第2方向に隣り合う第2部分とを含み、
前記第1部分は、補強部を含み、
前記電気機器は、前記第1部分に固定されており、
前記連結部材は、
前記第1部分に固定された第1接続部分と、
前記第1接続部分よりも前記第1方向に位置すると共に、前記第1接続部分よりも上方に位置しており、車両に固定される第2接続部分とを含み、
前記第1接続部分および前記第2接続部分の間に位置する本体部分とを含み、
前記本体部分は、前記第1接続部分側から前記第2接続部分側に向かうにつれて、上方に延びる部分を含む、蓄電装置。
【請求項4】
前記電気機器を前記収容ケースの前記固定基材に固定する第1機器固定部および第2機器固定部とを含み、
前記第1機器固定部は前記第2機器固定部よりも前記第1方向側に位置しており、
前記第1方向側に位置する前記補強部の端部は、前記第1機器固定部よりも、前記第1方向側に位置し、
前記第2方向側に位置する前記補強部の端部は、前記第2機器固定部よりも、前記第2方向側に位置する、請求項2または請求項3に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記収容ケースは、ロアーケースを含み、
前記補強部は、前記ロアーケースの下面に設けられた外側補強部材を含み、
前記ロアーケースおよび前記外側補強部材を平面視すると、前記第1機器固定部および前記第2機器固定部は、前記外側補強部材が位置する部分に設けられた、請求項4に記載の蓄電装置。
【請求項6】
前記収容ケースは、ロアーケースを含み、
前記補強部は、前記ロアーケースの下面に設けられた外側補強部材と、前記ロアーケースの上面に設けられた内側補強部材と、を含み、
前記ロアーケースと、前記外側補強部材と、前記内側補強部材とを平面視すると、前記第1機器固定部および前記第2機器固定部は、前記外側補強部材と、前記内側補強部材とが位置する部分に設けられた、請求項4に記載の蓄電装置。
【請求項7】
前記連結部材は、前記補強部に固定された、請求項2または請求項3に記載の蓄電装置。
【請求項8】
前記電気機器は、前記固定基材の上面に固定されており、
前記連結部材は、前記固定基材の下面に固定されており、
前記連結部材のうち、前記電気機器と上下方向に重なる重なり部分は、前記重なり部分と前記第1方向に隣り合う部分よりも、曲げ剛性よりも高い、請求項2または請求項3に記載の蓄電装置。
【請求項9】
前記連結部材は、
前記第1接続部分および前記本体部によって形成された第1屈曲部と、
前記第2接続部分および前記本体部によって形成された第2屈曲部とを含み、
前記第1屈曲部の曲げ剛性は、前記第2屈曲部の曲げ剛性よりも高い、請求項2または請求項3に記載の蓄電装置。
【請求項10】
前記収容ケースは、前記固定基材に設けられると共に、前記第2部分よりも前記第2方向側に位置する区画部材を含み、
前記区画部材は、前記固定基材から上方に向けて延びる区画本体と、前記区画本体の下端部から前記第1方向に向けて延びる第1フランジと、前記区画本体の下端部から前記第2方向に向けて延びる第2フランジとを含み、
前記補強部の前記第2方向側の端部は、前記第1フランジの下方に位置する、請求項2または請求項3に記載の蓄電装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電装置および車両に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から車両の下面側に配置される蓄電装置について各種提案されている。たとえば、特開2022-128961号公報に記載された電池パックは、車両のフロアパネルの下面に配置されている。この電池パック内には、高電圧ジャンクションボックスおよびECU(Electronic Control Unit)などの電気機器が収容されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-128961号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のように構成された蓄電装置においては、車両に搭載された状態において、車両に衝撃力が加えられる場合がある。
【0005】
この際、蓄電装置に衝撃力が伝達され、蓄電装置内の電気機器が大きく損傷するおそれがある。
【0006】
本開示は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、車両に搭載される蓄電装置であって、車両に衝撃力が加えられた際に、電気機器が損傷することが抑制された蓄電装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る蓄電装置は、車両の下部に配置される蓄電装置であって、収容ケースと、収容ケースに収容された蓄電スタックと、収容ケース内に収容され電気機器と、収容ケースに設けられた連結部材と、を備え、蓄電スタックから電気機器に向かう方向を第1方向とし、第1方向と反対の方向を第2方向とすると、収容ケースは、固定基材を含み、固定基材は、第1部分と、第1部分に対して第2方向に隣り合う位置に設けられると共に、第1部分よりも曲げ剛性の低い第2部分とを含み、電気機器は、第1部分に固定されており、連結部材は、第1部分に接続された第1接続部分と、第1接続部分よりも第1方向側に位置すると共に、第1接続部分よりも上方に位置しており、車両に接続される第2接続部分とを含み、第1接続部分および第2接続部分の間に位置する本体部分とを含み、本体部分は、第1接続部分側から第2接続部分側に向かうにつれて、上方に延びる部分を含む。
【0008】
本開示に係る蓄電装置は、車両の下部に配置される蓄電装置であって、収容ケースと、収容ケースに収容された蓄電スタックと、収容ケース内に収容され電気機器と、収容ケースに設けられた連結部材と、を備え、蓄電スタックから電気機器に向かう方向を第1方向とし、第1方向と反対の方向を第2方向とすると、収容ケースは、固定基材を含み、固定基材は、第1部分と、第1部分に対して第2方向に隣り合う第2部分とを含み、第1部分は、補強部を含み、電気機器は、第1部分に固定されており、連結部材は、第1部分に固定された第1接続部分と、第1接続部分よりも車両の前方に位置すると共に、第1接続部分よりも上方に位置しており、車両に固定された第2接続部分とを含み、第1接続部分および第2接続部分の間に位置する本体部分とを含み、本体部分は、第1接続部分側から第2接続部分側に向かうにつれて、上方に延びる部分を含む。
【発明の効果】
【0009】
本開示に係る蓄電装置によれば、車両に搭載される蓄電装置であって、車両に衝撃力が加えられた際に、電気機器が損傷することを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
蓄電装置1が搭載された車両2を模式的に示す図である。
車両2の底部を示す底面図である。
蓄電装置1およびその周囲の構成を示す側断面図である。
底部側から蓄電装置1を見たとき一部分解斜視図である。
補強部材44を示す斜視図である。
区画部材47およびその周囲の構成を示す側断面図である。
機器固定部53およびその周囲の構成を示す側断面図である。
車両2の前方から衝撃力が加えられた状態を模式的に示す側断面図である。
図8に示す状態からさらに、サスペンションメンバー9が後方向L2に変位した状態を模式的に示す側断面図である。
蓄電装置1Aを示す断面図である。
蓄電装置1Bを示す断面図である。
蓄電装置1Cを示す断面図である。
蓄電装置1Dを示す断面図である。
蓄電装置1Eを示す断面図である。
蓄電装置1Fを示す断面図である。
蓄電装置1Gを示す断面図である。
蓄電装置1Hを示す断面図である。
車両2Jの底部を示す底面図である。
車両2Jおよび蓄電装置1Jを模式的に示す断面図である。
ロアーケース39と、補強部材44と、機器固定部53A,53Bおよび機器固定部54A,54Bとを模式的に示す平面図である。
曲げ剛性の分布を模式的に示す平面図である。
ロアーケース39と、補強部材44Lと、機器固定部53C,53Dおよび機器固定部54C,54Dとを模式的に示す平面図である。
曲げ剛性の分布を模式的に示す平面図である。
ロアーケース39と、補強部材44と、機器固定部53E,53Fおよび機器固定部54E,54Fとを模式的に示す平面図である。
曲げ剛性の分布を模式的に示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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