TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025097350
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-01
出願番号2023213487
出願日2023-12-19
発明の名称扇風機
出願人リズム株式会社
代理人弁理士法人コスモ国際特許事務所
主分類F04D 29/60 20060101AFI20250624BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】送風部の上下への首振り動作時に送風部のガタつきを抑制できる扇風機を提供する。
【解決手段】扇風機1は、後方インペラ25及び前方インペラ26を有する送風ヘッド20と、送風ヘッド20を摺動可能に支持する上側保持板82と、上側保持板2を覆う外部ケース40と、を有する本体部10と、を備え、送風ヘッド20は、上側保持板82上で摺動される後側首部31を有し、外部ケース40は、後側首部31cの摺動範囲に亘って開口する第1開口部と、第1開口部の開口端から後側首部31cの送風側壁状部31c1に沿って第1開口部内に延びる内壁部と、を有し、後側首部31cは、第1開口部1内で後側首部31cの摺動方向と直交する左右方向に内壁部と近接するまで突出する突出部31c3を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
インペラを有する送風部と、
前記送風部を摺動可能に支持する摺動支持部と、該摺動支持部を覆うケースと、を有する本体部と、を備え、
前記送風部は、前記摺動支持部上で摺動される被摺動部を有し、
前記ケースは、前記被摺動部の摺動範囲に亘って開口する開口部と、該開口部の開口端から前記被摺動部に沿って前記開口部内に延びる内壁部と、を有し、
前記被摺動部は、前記開口部内で前記被摺動部の摺動方向と直交する第1方向に前記内壁部と近接するまで突出する突出部を有する、
扇風機。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記摺動支持部の前記被摺動部と接触する部位は、前記被摺動部側から前記摺動支持部側に向けて凹円弧状に設けられ、
前記被摺動部の前記摺動支持部と接触する部位は、前記被摺動部側から前記摺動支持部側に向けて凸円弧状に設けられている、
請求項1に記載の扇風機。
【請求項3】
前記被摺動部は、前記第1方向に並列する形で一対設けられている、
請求項1に記載の扇風機。
【請求項4】
前記摺動支持部は、前記摺動方向及び前記第1方向と直交する第2方向において、前記被摺動部の前記摺動支持部と接触する部位を摺動可能に挟み込む挟み込み部を有する、
請求項1に記載の扇風機。
【請求項5】
前記本体部は、前記摺動支持部を前記送風部と共に前記摺動方向及び前記第1方向と直交する第2方向に沿った回転軸周りに回転駆動させる駆動機構を有する、
請求項1~4のいずれか1項に記載の扇風機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、扇風機に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、上下に首振りさせることが可能な扇風機が知られている。例えば特許文献1には、送風部と、送風部を支持する支持部と、を備え、送風部を上下に首振りさせることができる送風機が開示されている。この送風機では、送風部のカバーに、上下方向に延びるスリットが形成されており、支持部が、スリットに挿入されて送風部を上下方向に回動可能に枢着する一対の支持脚を有している。カバーを一対の支持脚に対して回動させることで、送風部の全体が支持部に対して上下方向に回動する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-60141号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に開示される送風機では、支持脚とスリットの間に生じる隙間によって、カバーを一対の支持脚に対して回動させる際に左右方向にガタつきが発生する虞があった。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みて創作されたものであって、送風部の上下への首振り動作時に送風部のガタつきを抑制できる扇風機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の扇風機は、インペラを有する送風部と、前記送風部を摺動可能に支持する摺動支持部と、該摺動支持部を覆うケースと、を有する本体部と、を備え、前記送風部は、前記摺動支持部上で摺動される被摺動部を有し、前記ケースは、前記被摺動部の摺動範囲に亘って開口する開口部と、該開口部の開口端から前記被摺動部に沿って前記開口部内に延びる内壁部と、を有し、前記被摺動部は、前記開口部内で前記被摺動部の摺動方向と直交する第1方向に前記内壁部と近接するまで突出する突出部を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、送風部の上下への首振り動作時に送風部のガタつきを抑制できる扇風機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る扇風機を前方側から見た全体斜視図である。
実施形態に係る扇風機を右側方から見た全体側面図である。
実施形態に係る扇風機の送風ヘッドを前方側から見た一部分解斜視図である。
実施形態に係る扇風機の本体部を透過図で示した全体斜視図である。
実施形態に係る扇風機の送風ヘッドの下端部の斜視図である。
実施形態に係る扇風機の上側保持板の斜視図である。
実施形態に係る扇風機の外部ケースの斜視図である。
実施形態に係る扇風機の送風ヘッドと本体部の接続部分近傍の縦断面図であり、図4におけるVIII-VIII断面の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1及び図2に示すように、本実施形態に係る扇風機1は、卓上用の小型の扇風機1であり、二重反転式とされ、本体部10と、本体部10の上側に設けられた送風ヘッド20とを備えている。本体部10の前面側には、使用者が扇風機1の電源のオンオフや送風ヘッド20の送風速度、左右方向への首振りの有無等を制御するための制御摘み12が設けられている。扇風機1では、使用者が制御摘み12を操作することにより、送風ヘッド20から送風させることができる。以下では、本体部10の制御摘み12が設けられた側(送風流路の下流側)を扇風機1の前側、その反対側を後側とし、本体部10を前側から見たときの右側及び左側を扇風機1の右側及び左側として説明する。
【0010】
まず、送風ヘッド20の構成について説明する。図1及び図3に示すように、送風ヘッド20は、後側、即ち送風流路の上流側に設けられる後側カバー21と、前側、即ち送風流路の下流側に設けられる前側カバー22と、後側カバー21と前側カバー22の間に設けられるカバー取付部材30と、カバー取付部材30の後側に取り付けられる後方インペラ(インペラ)25と、カバー取付部材30の前側に取り付けられる前方インペラ(インペラ)26と、を有している。即ち、カバー取付部材30は、両インペラ25,26の間に設けられる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

リズム株式会社
扇風機
1日前
リズム株式会社
扇風機
1日前
リズム株式会社
扇風機
1日前
リズム株式会社
バスバーの接続構造
8日前
リズム株式会社
からくり時計の装着構造体及びからくり時計
1日前
個人
圧縮機
2か月前
ダイニチ工業株式会社
空調装置
23日前
個人
扇風機取り付け風力分散機
3か月前
株式会社電業社機械製作所
ポンプ
2か月前
シャープ株式会社
送風装置
2か月前
シャープ株式会社
送風装置
2か月前
株式会社ニクニ
液封式ポンプ装置
26日前
個人
携帯型扇風機用の送風ノズル
29日前
シャープ株式会社
送風装置
2か月前
株式会社酉島製作所
ポンプ
2か月前
株式会社酉島製作所
ポンプ
1か月前
株式会社不二越
油圧ユニット
1か月前
リンナイ株式会社
羽根車
2か月前
株式会社コスメック
ピストン型ポンプ
27日前
個人
連結式螺旋翼体及び流体移送装置
1か月前
株式会社村田製作所
圧電ポンプ
2か月前
株式会社神戸製鋼所
ターボ圧縮機
1か月前
株式会社豊田自動織機
遠心圧縮機
21日前
株式会社豊田自動織機
遠心圧縮機
3か月前
株式会社豊田自動織機
遠心圧縮機
2か月前
株式会社豊田自動織機
遠心圧縮機
27日前
三菱電機株式会社
遠心送風機
1か月前
兵神機械工業株式会社
パドルポンプ
1か月前
シャープ株式会社
送風装置及び団扇
2か月前
Next Innovation合同会社
羽根車
1か月前
株式会社ゲットクリーンエナジー
回転器具
9日前
株式会社豊田自動織機
圧縮機
3か月前
パシフィックゴルフマネージメント株式会社
送風機
3か月前
サンデン株式会社
圧縮機
3か月前
パシフィックゴルフマネージメント株式会社
送風機
3か月前
サンデン株式会社
圧縮機
3か月前
続きを見る