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公開番号2025097348
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-01
出願番号2023213484
出願日2023-12-19
発明の名称扇風機
出願人リズム株式会社
代理人弁理士法人コスモ国際特許事務所
主分類F04D 29/60 20060101AFI20250624BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】送風部の左右への首振り動作時に送風部のガタつきを抑制できる扇風機を提供する。
【解決手段】扇風機は、後方インペラ及び前方インペラを有する送風ヘッドと、モータ軸M2及びモータ軸M2を軸周りに回転駆動させるモータ本体M1を有するモータMと、送風ヘッドを支持するとともにモータ本体M1を保持する保持部と、モータ軸M2を軸支するとともに設置面上に設置される設置部50と、を備え、保持部は、設置部50が設置面上に設置された状態でモータ軸M2が回転されることにより、設置部50に対してモータ軸M2の軸周りに相対的に回転し、保持部は、モータ軸M2の回転に伴って設置部50上に摺接される先端突出部84c1を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
インペラを有する送風部と、
回転軸及び該回転軸を軸周りに回転駆動させる駆動部を有する駆動機構と、
前記送風部を支持するとともに前記駆動部を保持する保持部と、
前記回転軸を軸支するとともに設置面上に設置される設置部と、を備え、
前記保持部は、前記設置部が前記設置面上に設置された状態で前記回転軸が回転されることにより、前記設置部に対して前記回転軸の軸周りに相対的に回転し、
前記保持部は、前記回転軸の回転に伴って前記設置部上に摺接される摺接部を有する、
扇風機。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記設置部は、前記保持部と対向するように設けられたシート状のシート部材を有し、
前記摺接部は、前記回転軸の回転に伴って前記シート部材に摺接される、
請求項1に記載の扇風機。
【請求項3】
前記摺接部は、前記シート部材に向けてリブ状に突出する形状である、
請求項2に記載の扇風機。
【請求項4】
前記シート部材は、略円形状であり、
前記摺接部は、前記シート部材に沿って略円形状に設けられている、
請求項3に記載の扇風機。
【請求項5】
前記保持部は、前記送風部を支持するとともに前記駆動部を保持する第1保持部と、前記第1保持部と接続されるとともに前記駆動部から離間して設けられ、前記摺接部を有する第2保持部と、を有する、
請求項2に記載の扇風機。
【請求項6】
前記シート部材の材質は、ポリオキシメチレンである、
請求項2~5のいずれか1項に記載の扇風機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、扇風機に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、左右への首振り機構を備える扇風機が知られている。例えば特許文献1には、ベース部を有する送風部支持体と、送風部と、を備え、モータを駆動源とする左右首振り機構が設けられた扇風機が開示されている。この扇風機では、送風部を支持する支持枠体が、ベース部の中心から立設する支柱の上端に左右首振り機構を介して接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-131059号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1に開示されるようなモータを駆動源とする左右首振り機構が設けられた扇風機では、モータの回転軸がベース部に対してネジ等によって支持され、回転軸の回転に伴って送風部がモータと共にベース部に対して左右に首振り回転される構成とされることがある。この場合、モータはその回転軸のみがベース部に対して支持されることから、回転軸の回転時に発生するモータの振動に伴い、モータと共に回転する送風部にガタつきが発生することがあった。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みて創作されたものであって、送風部の左右への首振り動作時に送風部のガタつきを抑制できる扇風機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の扇風機は、インペラを有する送風部と、回転軸及び該回転軸を軸周りに回転駆動させる駆動部を有する駆動機構と、前記送風部を支持するとともに前記駆動部を保持する保持部と、前記回転軸を軸支するとともに設置面上に設置される設置部と、を備え、前記保持部は、前記設置部が前記設置面上に設置された状態で前記回転軸が回転されることにより、前記設置部に対して前記回転軸の軸周りに相対的に回転し、前記保持部は、前記回転軸の回転に伴って前記設置部上に摺接される摺接部を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、送風部の左右への首振り動作時に送風部のガタつきを抑制できる扇風機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る扇風機を前方側から見た全体斜視図である。
実施形態に係る扇風機を上方側から見た全体斜視図である。
実施形態に係る扇風機の本体部の上面図である。
実施形態に係る扇風機の本体部の一部分解斜視図である。
実施形態に係る扇風機の本体部の断面図である。
実施形態に係る扇風機の下側保持板の下面図である。
実施形態に係る扇風機の設置部の下面図である。
実施形態に係る扇風機の下側保持板と設置部の一部透過上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1及び図2に示すように、本実施形態に係る扇風機1は、卓上用の小型の扇風機1であり、二重反転式とされ、本体部10と、本体部10の上側に設けられた送風ヘッド20とを備えている。本体部10の前面側には、使用者が扇風機1の電源のオンオフや送風ヘッド20の送風速度、左右方向への首振りの有無等を制御するための制御摘み12が設けられている。扇風機1では、使用者が制御摘み12を操作することにより、送風ヘッド20から送風させることができる。以下では、本体部10の制御摘み12が設けられた側(送風流路の下流側)を扇風機1の前側、その反対側を後側とし、本体部10を前側から見たときの右側及び左側を扇風機1の右側及び左側として説明する。
【0010】
まず、送風ヘッド20の構成について説明する。図1及び図2に示すように、送風ヘッド20は、後側、即ち送風流路の上流側に設けられる後側カバー21と、前側、即ち送風流路の下流側に設けられる前側カバー22と、後側カバー21と前側カバー22の間に設けられるカバー取付部材30と、カバー取付部材30の後側に取り付けられる後方インペラ(インペラ)25と、カバー取付部材30の前側に取り付けられる前方インペラ(インペラ)26と、を有している。即ち、カバー取付部材30は、両インペラ25,26の間に設けられる。カバー取付部材30は、後側部分を構成する後側取付部材31と、前側部分を構成する前側取付部材32と、を有しており、下端部が本体部10に接続される。
(【0011】以降は省略されています)

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