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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025096946
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-30
出願番号
2023212964
出願日
2023-12-18
発明の名称
情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
G06T
5/60 20240101AFI20250623BHJP(計算;計数)
要約
【課題】高画質な画像を生成可能にする。
【解決手段】情報処理装置は、入力画像を複数の分割画像に分け、入力画像の分割画像に基づいて、複数の画像生成器の中から、分割画像に適切な画像生成器を選択する。そして、情報処理装置は、選択された複数の画像生成器を用いて、入力画像または入力画像の分割画像から、複数の生成画像を生成し、それら生成された二つ以上の生成画像を合成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
入力画像を複数の分割画像に分割する分割手段と、
前記入力画像の前記分割画像に基づいて、複数の画像生成器の中から、当該分割画像に適切な前記画像生成器を選択する選択手段と、
前記選択手段によって前記選択された複数の前記画像生成器を用いて、前記入力画像または前記入力画像の分割画像から、複数の生成画像を生成する画像生成手段と、
二つ以上の前記生成画像を合成する合成手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記画像生成手段は、前記選択手段によって前記分割画像に対して前記選択された前記画像生成器を用いて、当該分割画像から前記生成画像を生成し、
前記合成手段は、前記画像生成手段によって分割画像ごとに生成された複数の前記生成画像を、前記入力画像の各分割画像にそれぞれ対応した位置に配置して合成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記画像生成手段は、前記選択手段によって分割画像ごとに前記選択された複数の前記画像生成器を用いて、前記入力画像から複数の生成画像を生成し、
前記合成手段は、前記入力画像から前記生成された前記複数の生成画像の中から、前記選択手段によって前記分割画像ごとに選択された前記適切な画像生成器で生成された領域の画像を抽出して、前記入力画像の各分割画像にそれぞれ対応した位置に配置して合成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記選択手段は、予め複数の画像から複数の画像生成器によって生成された複数の生成画像に対して行われたユーザの主観による評価結果に基づいて、前記入力画像の前記分割画像に適切な画像生成器の前記選択を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記選択手段は、予め複数の画像から複数の画像生成器によって生成された複数の生成画像の主観評価に相関した評価結果に基づいて、前記入力画像の前記分割画像に適切な画像生成器の前記選択を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記複数の画像と、前記複数の画像から前記複数の画像生成器によって生成された前記複数の生成画像とに対して、前記主観評価に相関する重みを付けた複数の画像処理を行った後の画像に基づいて、前記主観評価に相関した評価結果を算出する評価手段を有することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記選択手段は、前記複数の画像の分割画像から前記入力画像の着目する分割画像に類似した分割画像を探索し、前記類似した分割画像に対応した画像生成器を、前記着目する分割画像に適切な画像生成器として選択することを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記選択手段は、画像の空間周波数特性と、輝度平均値と、コントラストとの少なくとも一つの特徴量を用いて、前記複数の画像から複数の画像生成器によって生成された複数の生成画像と、前記着目する分割画像との、類似度を判別し、前記類似度に基づいて前記探索を行うことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記選択手段は、前記特徴量を特徴ベクトルに変換して前記類似度を取得することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記合成手段は、隣接する分割画像にそれぞれ対応した生成画像を、所定の幅で重ね合わせるように合成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像を生成する情報処理技術に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
高ノイズやボケなどを含む低画質な画像を、予め作成しておいた機械学習モデルなどの画像生成器に入力することで、高画質な画像に生成する情報処理技術がある。画像生成器は、構成要素や学習データなどの違いによって、生成された画像の特徴や色相などに差が生じることがある。そのため、構成要素や学習データなどがそれぞれ異なる複数の画像生成器に対して、同じ画像を入力したとしても、最終的に出力される画像の画質はそれぞれの画像生成器ごとに異なる。また例えば、ユーザの個人的な好みの画質、つまりユーザの主観評価で良好とされる画質の画像を生成したい場合、ユーザが、予め画像生成器の性能を確認し、主観評価で良好とされる画像を生成する画像生成器を利用することが考えられる。ただし、一つの画像生成器のみでは、ユーザの好みの画質の画像を生成できないことも多く、同様に、低画質な画像から良好な高画質の画像を生成できないことも多い。すなわち、利用する画像生成器によって、得意・不得意な画像内の空間的な特徴や色相があり、そのため不十分な画質の画像が生成されてしまうことがある。
【0003】
特許文献1では、1枚の画像を複数の画像生成器にて処理して合成することによって、適切にノイズ等を除去した画像を生成する技術が開示されている。特許文献1では、入力画像として磁気共鳴イメージング装置や超音波診断装置などによって撮像された画像を挙げており、それらの画像では、画像内の空間的な領域によって付加されるノイズレベルが異なる。そのため、一つの画像生成器でノイズ除去を行うと、領域によって異なる画質の画像が生成されてしまう。特許文献1の技術では、それぞれ異なるノイズレベルのノイズ等を除去した画像の生成を得意とする画像生成器を複数利用し、それらにより生成された複数の画像を、予め定めた領域パターンに従って合成することで、画像全体での高画質化を可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-6869号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されている技術は、画像内の空間的な領域によって付加されるノイズレベルが異なることが前提であり、したがって各領域に対応するノイズレベルが把握されていない場合には、高画質な画像を生成できない。一方、撮影により取得された画像では、画像内のどの領域がどのような特徴や色相になっているかは不定であり、また、画像内のどの領域がどのような明るさやどのようなノイズレベルになるのかも不定である。そのため、撮影された画像に対して、特許文献1で開示されている技術を適用しても、所望するような高画質な画像を生成できない可能性が高い。また、個々の画像生成器によって生成された画像の画質は、ユーザが所望する好みの画質であるとも限らない。
【0006】
そこで、本発明では、所望の画質の画像を生成可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の情報処理装置は、入力画像を複数の分割画像に分割する分割手段と、前記入力画像の前記分割画像に基づいて、複数の画像生成器の中から、当該分割画像に適切な前記画像生成器を選択する選択手段と、前記選択手段によって前記選択された複数の前記画像生成器を用いて、前記入力画像または前記入力画像の分割画像から、複数の生成画像を生成する画像生成手段と、二つ以上の前記生成画像を合成する合成手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、所望の画質の画像を生成可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
情報処理システムの機能構成を示す図である。
ハードウェア構成の一例を示す図である。
実施形態の情報処理の大まかなフローチャートである。
参照データセット作成処理のフローチャートである。
第1の実施形態における画像生成処理のフローチャートである。
実施形態における合成画像作成の説明に用いる図である。
分割画像の合成の説明に用いる図である。
第2の実施形態における画像生成処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。以降に挙げる各実施形態は本発明を限定するものではなく、また、本実施形態で説明されている複数の特徴の全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らず、それら複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。実施形態の構成は、本発明が適用される装置の仕様や各種条件(使用条件、使用環境等)によって適宜修正又は変更され得る。また、後述する各実施形態の一部を適宜組み合わせて構成してもよい。以下の各実施形態において、同一もしくは同様の構成や処理工程には同一の参照番号を付して、重複する説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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