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公開番号2025096008
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023212444
出願日2023-12-15
発明の名称買い物支援システムおよびプログラム
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06Q 30/015 20230101AFI20250619BHJP(計算;計数)
要約【課題】客からの支援要請にできるだけ早く応えられる店員を、客の支援に向かわせることができる買い物支援システムおよびプログラムを提供する。
【解決手段】買い物支援システムは、客が店舗内を連れ歩くカート端末(第1の端末装置)と、店員が携帯する店員端末(第2の端末装置)と、カート端末および店員端末と通信可能に接続されるサーバ装置と、を備える。サーバ装置は、支援要請を発したカート端末の位置と、店員端末の位置と、店舗の通路の構造と通路の長さに係る情報とを記憶した店舗地図データ(地図情報)と、に基づいて、カート端末と店員端末との間の、通路に沿う道のりの長さを算出して、支援要請を発したカート端末を使用している客を支援可能な店員を選択する。そして、サーバ装置は、選択された店員端末に対して、カート端末の支援を指示する。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
買い物中に、客が店舗内を連れ歩く第1の端末装置と、
店員が携帯する第2の端末装置と、
前記第1の端末装置および前記第2の端末装置と通信可能に接続されるサーバ装置と、を備える買い物支援システムであって、
前記第1の端末装置は、
店舗における自身の位置を特定して、特定した前記位置を前記サーバ装置に出力する第1の位置特定部と、
客の指示を受けて、店員に対して支援を要請する支援要請部と、
前記支援要請部が支援を要請した際に、自身の存在を周囲に伝達する自己位置伝達部と、を備えて、
前記サーバ装置は、
前記第1の端末装置と前記第2の端末装置の現在位置を取得する位置情報取得部と、
前記第1の端末装置からの支援要請を取得する支援要請取得部と、
前記第1の端末装置の位置と、前記第2の端末装置の位置と、前記店舗における通路の構造と当該通路の長さに係る情報とを記憶した地図情報と、に基づいて、前記第1の端末装置と前記第2の端末装置との間の、通路に沿う道のりの長さを算出する道のり算出部と、
前記道のり算出部が算出した道のりの長さに基づいて、前記第1の端末装置からの支援要請に対応可能な前記第2の端末装置を携帯する店員を選択する選択部と、
前記選択部が選択した前記店員が携帯する前記第2の端末装置に対して、前記第1の端末装置を使用している客に対する支援を指示する支援指示部と、を備えて、
前記第2の端末装置は、
店舗における自身の位置を特定して、特定した前記位置を前記サーバ装置に出力する第2の位置特定部と、
前記サーバ装置から、支援を要請した前記第1の端末装置を使用している客に対する支援指示を取得する支援指示取得部と、を備える
買い物支援システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記地図情報は、前記店舗における通路の構造を、座標位置を示すノードと、当該ノードを接続するリンクと、で表現したものであって、
前記リンクは、当該リンクの長さであるリンク長と、前記道のりを算出する際に前記リンク長に積算する係数であるリンクの重みと、を記憶して、
前記道のり算出部は、前記リンク長と前記リンクの重みとの積算値の総和に基づいて前記道のりを算出する、
請求項1に記載の買い物支援システム。
【請求項3】
前記店舗の売場からバックヤードに至るリンクには、1よりも大きいリンクの重みが付与される、
請求項2に記載の買い物支援システム。
【請求項4】
前記第2の端末装置は、
前記サーバ装置に対して、客からの支援要請に対応できること、または客からの支援要請に対応できないことを示す情報を出力する対応可否通知部を更に備えて、
前記サーバ装置の支援指示部は、客からの支援要請に対応できないことを示す情報を出力した前記第2の端末装置に対して、客の支援を指示しない、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の買い物支援システム。
【請求項5】
前記支援指示部は、前記第1の端末装置から所定の道のりの長さ以内の場所に存在する前記第2の端末装置のうち、客からの支援要請に対応できることを宣言した第2の端末装置に対して、客の支援を指示する、
請求項4に記載の買い物支援システム。
【請求項6】
買い物中に、客が店舗内を連れ歩く第1の端末装置を制御するコンピュータを、
店舗における自身の位置を特定して、特定した前記位置をサーバ装置に出力する第1の位置特定部と、
客の指示を受けて、店員に対して支援を要請する支援要請部と、
前記支援要請部が支援を要請した際に、自身の存在を周囲に伝達する自己位置伝達部と、
して機能させて、
店員が携帯する第2の端末装置を制御するコンピュータを、
店舗における自身の位置を特定して、特定した前記位置をサーバ装置に出力する第2の位置特定部と、
前記サーバ装置から、支援を要請した前記第1の端末装置を使用している客に対する支援指示を取得する支援指示取得部と、
して機能させて、
前記第1の端末装置および前記第2の端末装置と通信可能に接続されるサーバ装置を制御するコンピュータを、
前記第1の端末装置と前記第2の端末装置の現在位置を取得する位置情報取得部と、
前記第1の端末装置からの支援要請を取得する支援要請取得部と、
前記第1の端末装置の位置と、前記第2の端末装置の位置と、前記店舗における通路の構造と当該通路の長さに係る情報とを記憶した地図情報と、に基づいて、前記第1の端末装置と前記第2の端末装置との間の通路に沿う道のりの長さを算出する道のり算出部と、
前記道のり算出部が算出した道のりの長さに基づいて、前記第1の端末装置からの支援要請に対応可能な前記第2の端末装置を携帯する店員を選択する選択部と、
前記選択部が選択した前記店員が携帯する前記第2の端末装置に対して、前記第1の端末装置を使用している客に対する支援を指示する支援指示部と、
して機能させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、買い物支援システムおよびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、買い物中の客の呼び出しに応じて、店員を客の元に支援に向かわせる買物支援システムが提案されている(例えば、特許文献1)。
【0003】
このような買物支援システムにあっては、各店員の現在の状況によらずに、客からの距離によって、支援に向かわせる店員が選択されていた。したがって、例えばバックヤードで休憩している店員であっても、客からの距離が近いと支援に向かわざるを得ないという問題があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、客からの支援要請にできるだけ早く応えられる店員を、客の支援に向かわせることができる買い物支援システムおよびプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の買い物支援システムは、買い物中に、客が店舗内を連れ歩く第1の端末装置と、店員が携帯する第2の端末装置と、第1の端末装置および前記第2の端末装置と通信可能に接続されるサーバ装置と、を備える。
第1の端末装置は、第1の位置特定部と、支援要請部と、自己位置伝達部とを備える。第1の位置特定部は、店舗における自身の位置を特定して、特定した位置をサーバ装置に出力する。支援要請部は、客の指示を受けて、店員に対して支援を要請する。自己位置伝達部は、支援要請部が支援を要請した際に、自身の存在を周囲に伝達する。
サーバ装置は、位置情報取得部と、支援要請取得部と、道のり算出部と、選択部と、支援指示部とを備える。位置情報取得部は、第1の端末装置と第2の端末装置の現在位置を取得する。支援要請取得部は、第1の端末装置からの支援要請を取得する。道のり算出部は、第1の端末装置の位置と、第2の端末装置の位置と、店舗における通路の構造と当該通路の長さに係る情報とを記憶した地図情報とに基づいて、第1の端末装置と第2の端末装置との間の、通路に沿う道のりの長さを算出する。選択部は、道のり算出部が算出した道のりの長さに基づいて、第1の端末装置からの支援要請に対応可能な第2の端末装置を携帯する店員を選択する。支援指示部は、選択部が選択した店員が携帯する第2の端末装置に対して、第1の端末装置を使用している客に対する支援を指示する。第2の端末装置は、第2の位置特定部と、支援指示取得部とを備える。第2の位置特定部は、店舗における自身の位置を特定して、特定した位置をサーバ装置に出力する。支援指示取得部は、サーバ装置から、支援を要請した第1の端末装置を使用している客に対する支援指示を取得する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、実施形態に係る買い物支援システムの概略構成図である。
図2は、買い物カートの外観の一例を示す図である。
図3は、買い物カートが備えるカート端末のハードウェア構成の一例を示すハードウェアブロック図である。
図4は、店員端末のハードウェア構成の一例を示すハードウェアブロック図である。
図5は、サーバ装置のハードウェア構成の一例を示すハードウェアブロック図である。
図6は、買い物支援システムが備える店舗地図データの一例を示す図である。
図7は、店舗地図データの構造を示す第1の図である。
図8は、店舗地図データの構造を示す第2の図である。
図9は、客と店員の現在位置を、店舗地図データにおける近傍のノードに当てはめる処理を説明する図である。
図10は、店員を呼び出す際にカート端末のモニタに表示される画面の画面遷移の一例を示す図である。
図11は、客から支援要請を受けた際に、店員端末のモニタに表示される画面の画面遷移の一例を示す図である。
図12は、買い物支援システムの機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
図13は、客が支援要請を発出した際に、カート端末が行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図14は、客が支援要請を発出した際に、サーバ装置が行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図15は、客が支援要請を発出した際に、店員端末が行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0007】
(買い物支援システムの概略構成)
図1を用いて、買い物支援システム1の概略構成を説明する。図1は、実施形態に係る買い物支援システムの概略構成図である。
【0008】
買い物支援システム1は、買い物カート4に備えられるカート端末10と、店員端末30と、サーバ装置50と精算装置80と、アクセスポイント3とを備える。
【0009】
サーバ装置50と精算装置80とは、店内ネットワーク2で通信可能に接続されている。カート端末10とサーバ装置50および精算装置80とは、店内に複数設置されたアクセスポイント3を介して通信可能に接続されている。また、店員端末30とサーバ装置50とは、アクセスポイント3を介して通信可能に接続されている。
【0010】
買い物支援システム1は、買い物中の客Cが困った際に店員を呼び出した際に、対応可能な店員Sを客Cのもとに誘導する。店員Sは、客Cのもとに駆け付けた後で、問題を解決するためのサポートを行う。
(【0011】以降は省略されています)

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