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公開番号
2025096004
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023212437
出願日
2023-12-15
発明の名称
溶接システム
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
個人
主分類
B23K
9/29 20060101AFI20250619BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】溶接ワイヤの供給制御をより容易にし、溶接品質の向上を支援する。
【解決手段】溶接システムは、溶接電源と、溶接電源に接続され、溶接電源から所定の電力が送給されることでワークとの間でアークを発生させる非消耗電極を有する溶接トーチと、溶接トーチに溶接ワイヤを送給するワイヤ送給装置と、操作者による操作を受け付けて、ワイヤ送給装置から送給される溶接ワイヤの送給を制御する操作手段と、を備え、操作手段は、溶接トーチまたはワイヤ送給装置に着脱可能に構成される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
溶接電源と、
前記溶接電源に接続され、前記溶接電源から所定の電力が送給されることでワークとの間でアークを発生させる非消耗電極を有する溶接トーチと、
前記溶接トーチに溶接ワイヤを送給するワイヤ送給装置と、
操作者による操作を受け付けて、前記ワイヤ送給装置から送給される前記溶接ワイヤの送給を制御する操作手段と、を備え、
前記操作手段は、前記溶接トーチまたは前記ワイヤ送給装置に着脱可能に構成される、
溶接システム。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記操作手段は、前記操作者により操作可能なスイッチである、
請求項1に記載の溶接システム。
【請求項3】
前記溶接トーチは、前記操作者により把持される被把持部を有し、
前記操作手段は、前記被把持部に装着された状態において、前記溶接ワイヤの送給方向に沿う方向の押圧操作を受け付ける、
請求項2に記載の溶接システム。
【請求項4】
前記ワイヤ送給装置は、前記操作者により把持される被把持部を有し、
前記操作手段は、前記被把持部に装着された状態において、前記溶接ワイヤの送給方向に沿う方向の押圧操作を受け付ける、
請求項2に記載の溶接システム。
【請求項5】
溶接を行う操作者を保護する保護面、をさらに備え、
前記保護面は、前記操作者により把持される被把持部を有し、
前記操作手段は、前記被把持部に装着される、
請求項1に記載の溶接システム。
【請求項6】
前記操作手段は、少なくとも1つの結束バンドで前記被把持部に固定されて装着される、
請求項3~5のいずれか1項に記載の溶接システム。
【請求項7】
前記操作手段は、第1筐体と第2筐体とで構成される半割れ構造を有し、
前記第1筐体および前記第2筐体は、前記被把持部の少なくとも一部を覆って嵌合されて、前記溶接トーチまたは前記ワイヤ送給装置に装着される、
請求項3~5のいずれか1項に記載の溶接システム。
【請求項8】
前記操作手段は、前記操作者による操作に基づいて、前記溶接ワイヤの送給開始と、前記溶接ワイヤの送給停止とを制御する、
請求項1に記載の溶接システム。
【請求項9】
前記操作手段は、前記操作者による操作に基づいて、前記溶接ワイヤの送給速度を制御する、
請求項1に記載の溶接システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、溶接システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、TIG溶接トーチとは別にワイヤ供給用トーチを備え、ワイヤ供給用トーチから送り出される溶接用ワイヤを、別に設けられた補助電源装置から給電加熱しながらTIG溶接を行うホットワイヤTIG溶接装置が開示されている。TIG溶接装置は、ワイヤ供給用トーチをガンタイプとし、補助電源装置とは別に設けられたワイヤ供給装置から送られる溶接用ワイヤの供給速度の増減を行う操作手段をワイヤ供給用トーチに備え、更に、ワイヤ供給装置に溶接用ワイヤのワイヤ送給速度計を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-52755号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、上述した従来の事情に鑑みて案出され、溶接ワイヤの供給制御をより容易にし、溶接品質の向上を支援する溶接システムを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、溶接電源と、前記溶接電源に接続され、前記溶接電源から所定の電力が送給されることでワークとの間でアークを発生させる非消耗電極を有する溶接トーチと、前記溶接トーチに溶接ワイヤを送給するワイヤ送給装置と、操作者による操作を受け付けて、前記ワイヤ送給装置から送給される前記溶接ワイヤの送給を制御する操作手段と、を備え、前記操作手段は、前記溶接トーチまたは前記ワイヤ送給装置に着脱可能に構成される、溶接システムを提供する。
【0006】
なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム、または、記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、溶接ワイヤの供給制御をより容易にし、溶接品質の向上を支援することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態に係る溶接システムの全体構成例を示す図
実施の形態におけるワイヤ送給スイッチの一例を示す外観図
ワイヤ送給装置へのワイヤ送給スイッチの取り付け例を示す図
ワイヤ送給装置へのワイヤ送給スイッチの取り付け例を示す斜視図
溶接トーチへのワイヤ送給スイッチの取り付け例を示す図
保護面へのワイヤ送給スイッチの取り付け例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0009】
(本開示に至る経緯)
アーク溶接の一種として、溶接トーチによる溶接と、送給装置による溶接ワイヤの溶接箇所へ送給とを行う半自動Tungsten Inert Gas(TIG)溶接がある。半自動TIG溶接における溶接ワイヤの送給は、溶接ワイヤの送給を制御するワイヤ送給スイッチ(特許文献1では、操作手段)の操作により制御される。溶接を行う作業者は、溶接に必要な溶接ワイヤの送給量に達した時にワイヤ送給スイッチを操作することで溶接ワイヤの送給を停止させたり、溶接中に溶接ワイヤの送給量を変更したりする。
【0010】
特許文献1に記載のTIG溶接装置は、溶接中の作業者による操作が可能となるように、ワイヤ送給スイッチ(操作手段)が溶接ワイヤの送給経路であるワイヤ供給用トーチに組み込まれて固定される。しかし、このようにワイヤ送給スイッチがワイヤ供給用トーチに組み込まれている場合、ワイヤ送給スイッチは、作業者にとって操作が容易な位置でない可能性がある。これにより、作業者は、ワイヤ送給スイッチの操作時に溶接トーチの位置がずれて、溶接箇所が狙いブレしてしまう可能性があった。また、熟練でない作業者に溶接の指導(教育)を行う場合、TIG溶接装置は、指導者によるワイヤ送給スイッチの操作が難しく、指導がしにくく不便であった。
(【0011】以降は省略されています)
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