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公開番号2025095936
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023212335
出願日2023-12-15
発明の名称空気入りタイヤ
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B60C 11/01 20060101AFI20250619BHJP(車両一般)
要約【課題】 耐カット性能を向上し得る空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】 リムRに装着されて使用される空気入りタイヤ1である。接地面2sを有するトレッド部2と、トレッド部2のタイヤ軸方向の両側からタイヤ半径方向の内側に延びる一対のサイドウォール部3とを備えている。リムRのリム径RDは、10~18インチである。リムRのリム幅RWは、タイヤの断面幅SWの78%~99%である。断面幅SWに対するタイヤの断面高さSHの比SH/SWは、30%~45%である。一対のサイドウォール部3は、それぞれ、タイヤ半径方向の外側に位置するバットレス部3aを有している。一対のバットレス部3aの少なくとも一方には、タイヤ軸方向の外側に突出するプロテクター8が設けられる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
リムに装着されて使用される空気入りタイヤであって、
接地面を有するトレッド部と、前記トレッド部のタイヤ軸方向の両側からタイヤ半径方向の内側に延びる一対のサイドウォール部とを備え、
前記リムのリム径RDは、10~18インチであり、
前記リムのリム幅RWは、タイヤの断面幅SWの78%~99%であり、
前記断面幅SWに対するタイヤの断面高さSHの比SH/SWは、30%~45%であり、
一対の前記サイドウォール部は、それぞれ、タイヤ半径方向の外側に位置するバットレス部を有し、
一対の前記バットレス部の少なくとも一方には、タイヤ軸方向の外側に突出するプロテクターが設けられる、
空気入りタイヤ。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記プロテクターは、前記プロテクターを除く前記サイドウォール部のタイヤ最大幅位置よりもタイヤ軸方向の外側に位置する外端を有する、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項3】
前記プロテクターは、一対の前記バットレス部の両方に設けられる、請求項2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項4】
一対の前記外端の間のタイヤの総幅PWは、前記断面幅SWの105%~115%である、請求項3に記載の空気入りタイヤ。
【請求項5】
前記プロテクターのタイヤ半径方向の高さDHと前記断面高さSHとの比DH/SHは、30%~50%である、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
【請求項6】
前記トレッド部は、前記接地面を構成するトレッドゴムを含み、
前記比DH/SHと前記プロテクターの突出高さPH(mm)と前記トレッドゴムの硬さHsとの積(DH/SH)×PH×Hsは、34~201である、請求項5に記載の空気入りタイヤ。
【請求項7】
前記プロテクターの突出高さPHは、2.0~6.0mmである、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
【請求項8】
前記トレッド部から前記一対のサイドウォール部のそれぞれのタイヤ半径方向の内側に位置するビード部まで延びるカーカスを含み、
前記カーカスは、少なくとも2枚のカーカスプライを含む、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
【請求項9】
前記少なくとも2枚のカーカスプライは、前記トレッド部において、タイヤ半径方向の内側に位置する第1カーカスプライと、前記第1カーカスプライのタイヤ半径方向外側に位置する第2カーカスプライとを含み、
前記第1カーカスプライ及び前記第2カーカスプライのそれぞれは、前記トレッド部から一対の前記サイドウォール部を経て一対の前記ビード部のビードコアに至る本体部と、前記本体部に連なり、一対の前記ビードコアのそれぞれの周りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返された一対の折返し部とを含む、請求項8に記載の空気入りタイヤ。
【請求項10】
前記第1カーカスプライの一対の前記折返し部のそれぞれのタイヤ半径方向の外端は、前記第2カーカスプライの一対の前記折返し部のそれぞれのタイヤ半径方向の外端よりもタイヤ半径方向の外側に位置する、請求項9に記載の空気入りタイヤ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、リムに装着されて使用される空気入りタイヤに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、小型シャトルバス等に好適に用いられる小径の空気入りタイヤが知られている。例えば、下記特許文献1は、小径化されたことにより歪が集中するビード部の耐久性能を向上させた空気入りタイヤを提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-102627号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、小型シャトルバスのような車両は、縁石近傍に停車することも多く、特許文献1の空気入りタイヤのような小径タイヤにおいて、縁石との接触によるパンクやホイールの損傷といった耐カット性能に対し改善の要望があった。
【0005】
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、耐カット性能を向上し得る空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、リムに装着されて使用される空気入りタイヤであって、接地面を有するトレッド部と、前記トレッド部のタイヤ軸方向の両側からタイヤ半径方向の内側に延びる一対のサイドウォール部とを備え、前記リムのリム径RDは、10~18インチであり、前記リムのリム幅RWは、タイヤの断面幅SWの78%~99%であり、前記断面幅SWに対するタイヤの断面高さSHの比SH/SWは、30%~45%であり、一対の前記サイドウォール部は、それぞれ、タイヤ半径方向の外側に位置するバットレス部を有し、一対の前記バットレス部の少なくとも一方には、タイヤ軸方向の外側に突出するプロテクターが設けられる、空気入りタイヤである。
【発明の効果】
【0007】
本発明の空気入りタイヤは、上述の構成を備えることにより、耐カット性能を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示す断面図である。
サイドウォール部の拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき詳細に説明される。
図1は、本実施形態の正規状態の空気入りタイヤ1を示すタイヤ子午線断面図である。ここで、「正規状態」とは、空気入りタイヤ1が正規リムにリム組みされ、かつ、正規内圧に調整された無負荷の状態である。以下、特に言及しない場合、空気入りタイヤ1の各部の寸法等は、この正規状態で測定された値である。
【0010】
「正規リム」は、空気入りタイヤ1が基づいている規格を含む規格体系が有る場合、当該規格がタイヤ毎に定めるリムRであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば"Measuring Rim" である。「正規リム」は、空気入りタイヤ1が基づいている規格を含む規格体系が無い場合、リム組み可能であって、エア漏れを生じさせないリムRのうち、最もリム径RDが小さく、その中で最もリム幅RWが小さいリムRである。
(【0011】以降は省略されています)

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