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公開番号2025095502
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023211543
出願日2023-12-14
発明の名称回路、発光デバイス、画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H03F 3/343 20060101AFI20250619BHJP(基本電子回路)
要約【課題】電流を複製する精度の低下を抑制することが可能である。
【解決手段】第1の電圧ノードに電気的に接続された電流源と、第1の型の第1のMOSトランジスタと、第2の電圧ノードに電気的に接続された第2の型の第2のMOSトランジスタと、第1の型の第3のMOSトランジスタと、第1のMOSトランジスタのゲートと第3のMOSトランジスタのゲートとに接続された第1の配線と、を備え、第1の電圧ノードと第2の電圧ノードとの間の電気的経路に、電流源、第1のMOSトランジスタと、第2のMOSトランジスタと、が順に配され、電気的経路に流れる電流に対応する電流が第3のMOSトランジスタに流れることを特徴とする回路。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
第１の電圧ノードに電気的に接続された電流源と、
第１の型の第１のＭＯＳトランジスタと、
第２の電圧ノードに電気的に接続された第２の型の第２のＭＯＳトランジスタと、
前記第１の型の第３のＭＯＳトランジスタと、
前記第１のＭＯＳトランジスタのゲートと前記第３のＭＯＳトランジスタのゲートとに接続された第１の配線と、
を備え、
前記第１の電圧ノードと前記第２の電圧ノードとの間の電気的経路に、前記電流源、前記第１のＭＯＳトランジスタと、前記第２のＭＯＳトランジスタと、が順に配され、
前記電気的経路に流れる電流に対応する電流が前記第３のＭＯＳトランジスタに流れる
ことを特徴とする回路。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記電気的経路に流れる電流の電流値と、前記第３のＭＯＳトランジスタに流れる電流の電流値と、は略等しいことを特徴とする請求項１に記載の回路。
【請求項３】
前記第１の型はＰ型であり、前記第２の型はＮ型であり、前記第１のＭＯＳトランジスタのソースの側に前記第２のＭＯＳトランジスタが電気的に接続され、前記第１のＭＯＳトランジスタのドレインの側に前記電流源が電気的に接続されることを特徴とする請求項１に記載の回路。
【請求項４】
前記第１の電圧ノードは、前記電流源に基準電圧を供給し、前記第２の電圧ノードは、前記第２のＭＯＳトランジスタに電源電圧を供給することを特徴とする請求項３に記載の回路。
【請求項５】
前記第１の型はＮ型であり、前記第２の型はＰ型であり、前記第１のＭＯＳトランジスタのドレインの側に前記第２のＭＯＳトランジスタが電気的に接続され、前記第１のＭＯＳトランジスタのソースの側に前記電流源が電気的に接続されることを特徴とする請求項１に記載の回路。
【請求項６】
前記第１の電圧ノードは、前記電流源に電源電圧を供給し、前記第２の電圧ノードは、前記第２のＭＯＳトランジスタに基準電圧を供給することを特徴とする請求項５に記載の回路。
【請求項７】
前記第１のＭＯＳトランジスタのゲートと前記第３のＭＯＳトランジスタのゲートとの間のノードと、前記第１のＭＯＳトランジスタと前記電流源との間のノードと、に接続された配線をさらに備えることを特徴とする請求項１に記載の回路。
【請求項８】
前記第２の電圧ノードに電気的に接続された前記第２の型の第４のＭＯＳトランジスタと、前記第２のＭＯＳトランジスタのゲートと前記第４のＭＯＳトランジスタのゲートとに接続された第２の配線と、前記第３のＭＯＳトランジスタに電気的に接続された負荷素子をさらに備え、前記負荷素子と前記第２の電圧ノードとの間の電気的経路に、前記第３のＭＯＳトランジスタと、前記第４のＭＯＳトランジスタと、が順に配されることを特徴とする請求項１に記載の回路。
【請求項９】
前記第２の配線を介して前記第２のＭＯＳトランジスタおよび前記第４のＭＯＳトランジスタに印加される電圧値は、前記第２のＭＯＳトランジスタと前記第４のＭＯＳトランジスタとが飽和領域で動作する電圧値に設定されることを特徴とする請求項８に記載の回路。
【請求項１０】
前記第４のＭＯＳトランジスタに電気的に接続された抵抗素子をさらに備え、前記負荷素子と前記第２の電圧ノードとの間の電気的経路に、前記第３のＭＯＳトランジスタと、前記第４のＭＯＳトランジスタと、前記抵抗素子と、が順に配されることを特徴とする請求項８に記載の回路。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、回路、発光デバイス、画像形成装置に関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、一方の回路に流れる電流を他方の回路に複製する働きを持つカレントミラー回路が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開平５－１０２７４８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかし、カレントミラー回路は、カレントミラー回路内に含まれる配線抵抗のばらつきに起因して電圧が降下し、電流を複製する精度が低下することがある。
【０００５】
本発明は、電流を複製する精度の低下を抑制することが可能な回路を提供することを目的としたものである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本明細書の一開示によれば、第１の電圧ノードに電気的に接続された電流源と、第１の型の第１のＭＯＳトランジスタと、第２の電圧ノードに電気的に接続された第２の型の第２のＭＯＳトランジスタと、前記第１の型の第３のＭＯＳトランジスタと、前記第１のＭＯＳトランジスタのゲートと前記第３のＭＯＳトランジスタのゲートとに接続された第１の配線と、を備え、前記第１の電圧ノードと前記第２の電圧ノードとの間の電気的経路に、前記電流源、前記第１のＭＯＳトランジスタと、前記第２のＭＯＳトランジスタと、が順に配され、前記電気的経路に流れる電流に対応する電流が前記第３のＭＯＳトランジスタに流れることを特徴とする回路が提供される。
【発明の効果】
【０００７】
本発明は、電流を複製する精度の低下を抑制することが可能な回路を提供することを目的としたものである。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
第１実施形態に係る回路を説明する回路図
参考例に係る回路を説明する回路図
第１実施形態の変形例に係る回路を説明する回路図
第２実施形態に係る回路を説明する回路図
第２実施形態の変形例に係る回路を説明する回路図
第３実施形態に係るドライバＩＣを説明する模式図
第４実施形態に係る発光デバイスを説明する模式図
第５実施形態に係る画像形成装置を説明する模式図
第６実施形態に係る画像形成装置を説明する模式図
第７実施形態に係る表示装置を説明する模式図
第８実施形態に係る撮像装置を説明する模式図
第９実施形態に係る表示装置を説明する模式図
第１０実施形態に係る照明装置を説明する模式図
第１１実施形態に係るウェアラブルデバイスを説明する模式図
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、図面を参照しながら各実施形態を説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【００１０】
本明細書において、必要に応じて特定の方向や位置を示す用語（例えば、「上」、「下」、「右」、「左」および、それらの用語を含む別の用語）を用いる。それらの用語の使用は図面を参照した実施形態の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明の技術的範囲が限定されるものではない。
（【００１１】以降は省略されています）

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