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公開番号2025095360
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023211302
出願日2023-12-14
発明の名称支持装置、工作機械と支持装置とのセット、及び、工作機械の位置決め方法
出願人ニデックオーケーケー株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所,個人
主分類B23Q 1/00 20060101AFI20250619BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】簡単な構成で工作機械を固定可能な技術を提供する。
【解決手段】支持装置は、工作機械を設置面上で支持し、設置面に沿う方向である沿面方向に工作機械を支持する第1部分と、工作機械を上下方向に支持する第2部分と、第1部分及び第2部分を設置面に締結するアンカーボルトとを備える。これにより、簡単な構成で工作機械を固定可能である。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
工作機械を設置面上で支持する支持装置であって、
前記設置面に沿う方向である沿面方向に前記工作機械を支持する第1部分と、
前記工作機械を上下方向に支持する第2部分と、
前記第1部分及び前記第2部分を前記設置面に締結するアンカーボルトと
を備える、支持装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記第1部分は、前記設置面に沿い且つ前記沿面方向に交差する他の沿面方向に前記工作機械を更に支持する、請求項1に記載の支持装置。
【請求項3】
前記第1部分及び前記第2部分は、互いに別の部材であり、
前記アンカーボルトは、
前記第1部分を前記設置面に締結するための第1ナットと、
前記第2部分を前記設置面に締結するための第2ナットと
を有する、請求項1又は請求項2に記載の支持装置。
【請求項4】
前記第1部分は、上方を向く上面を有し、
前記上面は、前記沿面方向の両端間で下方に凹む凹部を有し、
前記第1ナットは、前記凹部に設けられる、請求項3に記載の支持装置。
【請求項5】
前記第1部分は、
前記沿面方向に延びる基部と、
前記基部において、前記沿面方向に互いに離れた位置から前記他の沿面方向に突出する突出部と、
前記突出部に設けられ、前記工作機械を前記沿面方向の一方及び他方から支持する2つの第1部材と
を有する、請求項2に記載の支持装置。
【請求項6】
前記第1部分は、前記基部に設けられ、前記工作機械を前記他の沿面方向の一方又は他方から支持する、少なくとも1つの第2部材を更に有する、請求項5に記載の支持装置。
【請求項7】
前記工作機械の前記上下方向における位置は、レベリング装置により調整され、
前記第2部分及び前記レベリング装置は、前記工作機械の一部を上方及び下方から支持する、請求項1又は請求項2に記載の支持装置。
【請求項8】
前記工作機械は、前記沿面方向に拡がり且つ雌ねじ部が形成された板状部を有し、
前記レベリング装置は、前記雌ねじ部に組付けられ、前記板状部から上方に突出するレベリングボルトを備え、
前記第2部分は、前記沿面方向における前記レベリングボルトの両側で、前記板状部に上方から接触する、請求項7に記載の支持装置。
【請求項9】
前記工作機械は、
ベッドと、
前記ベッドに形成され、前記沿面方向に相対向する第1面及び第2面と、前記上下方向及び前記他の沿面方向に拡がる第3面とにより区画される凹部と
を有し、
前記第1部分は、
少なくとも一部が前記凹部に収容される基部と、
前記基部に設けられ、前記工作機械を前記沿面方向の一方及び他方から支持する2つの第1部材と、
前記基部に設けられ、前記工作機械を前記他の沿面方向の一方又は他方から支持する、少なくとも1つの第2部材と
を有する、請求項1又は請求項2に記載の支持装置。
【請求項10】
工作機械と、前記工作機械を設置面上で支持する支持装置とのセットであって、
前記支持装置は、
前記設置面に沿う方向である沿面方向に前記工作機械を支持する第1部分と、
前記工作機械を上下方向に支持する第2部分と、
前記第1部分及び前記第2部分を前記設置面に締結するアンカーボルトと
を備える、工作機械と支持装置とのセット。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、支持装置、工作機械と支持装置とのセット、及び、工作機械の位置決め方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
支持装置の例示として、工作機械を据え付ける際の基礎に用いる据付け具が知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-213685号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、複数方向(即ち、上下方向及び水平方向)で別々の据付け具により工作機械が固定されていた。そのため、据付け具による工作機械の固定構造が煩雑になってしまう。
【0005】
それゆえに、本開示の目的は、簡単な構成で工作機械を固定可能な技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、工作機械を設置面上で支持する支持装置に向けられる。前記支持装置は、第1部分と、第2部分と、アンカーボルトとを備える。前記第1部分は、前記設置面に沿う方向である沿面方向に前記工作機械を支持する。前記第2部分は、前記工作機械を上下方向に支持する。前記アンカーボルトは、前記第1部分及び前記第2部分を前記設置面に締結する。
【0007】
本開示の他の態様は、工作機械と、前記工作機械を設置面上で支持する支持装置とのセットに向けられる。前記支持装置は、第1部分と、第2部分と、アンカーボルトとを備える。前記第1部分は、前記設置面に沿う方向である沿面方向に前記工作機械を支持する。前記第2部分は、前記工作機械を上下方向に支持する。前記アンカーボルトは、前記第1部分及び前記第2部分を前記設置面に締結する。
【0008】
本開示の更に他の態様は、工作機械の位置決め方法に向けられる。前記方法は、前記支持装置が有する第1部分を用いて、前記設置面に沿う方向である沿面方向に前記工作機械を支持し、前記支持装置が有する第2部分を用いて、前記工作機械を上下方向に支持し、前記支持装置が有するアンカーボルトにより、前記第1部分及び前記第2部分を前記設置面に締結する。
【発明の効果】
【0009】
例示的な開示によれば、簡単な構成で工作機械を固定可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、一実施形態に係る工作機械100と、レベリング装置200と、支持装置300,400とを示す斜視図である。
図2は、図1に示される前面12の拡大図である。
図3は、図1に示される左側面13の拡大図である。
図4は、図1に示される右側面14の拡大図である。
図5は、図1に示される台座2と、支持装置300とを示す斜視図である。
図6は、図1に示される板状部16とレベリング装置200との拡大図である。
図7は、図1に示される板状部16と支持装置400との斜視図である。
図8は、図7に示される支持装置400の斜視図である。
図9は、図7に示される支持装置400を別の視方向から見た斜視図である。
図10は、変形例に係る工作機械100と、レベリング装置200と、支持装置300,400とを示す斜視図である。
図11は、変形例に係る支持装置400を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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