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公開番号
2025095163
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023210986
出願日
2023-12-14
発明の名称
空気入りタイヤ
出願人
TOYO TIRE株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60C
9/04 20060101AFI20250619BHJP(車両一般)
要約
【課題】重量やコストの増加を抑えつつ、剛性の向上が図られる空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】カーカスプライ50を備える空気入りタイヤであって、カーカスプライ50は、並列する複数のプライコード51と、複数のプライコード51を覆うトッピングゴム52と、を含み、複数のプライコード51のそれぞれは、不織布70で覆われている。不織布70の厚みは、プライコード51の半径以下であることが好ましく、不織布70の目付量は、15g/m
2
以上100g/m
2
以下であることが好ましい。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
カーカスプライを備える空気入りタイヤであって、
前記カーカスプライは、並列する複数のプライコードと、前記複数のプライコードを覆うトッピングゴムと、を含み、
複数の前記プライコードのそれぞれは、不織布で覆われている、空気入りタイヤ。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
前記不織布の厚みは、前記プライコードの半径以下である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項3】
前記不織布の目付量は、15g/m
2
以上100g/m
2
以下である、請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項4】
前記不織布の配向の方向は、前記プライコードの延びる方向に沿って一方向に延びている、請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項5】
前記不織布の配向の方向は、ランダムである、請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項6】
前記不織布を含む隣接する前記プライコードの間隔は、前記不織布の外径よりも大きい、請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項7】
前記不織布で覆われた前記プライコードは、2%伸張時荷重(LASE2%)が、2.0N以上15.0N以下である、請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用の空気入りタイヤに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
車両に装着される空気入りタイヤは、一般に、タイヤホイールのリムに装着される部分である一対のビードのそれぞれからサイドウォールがタイヤ径方向外側に延び、これらサイドウォールのタイヤ径方向外側の端部間に、路面に接地するトレッドが配置された構成を有する。空気入りタイヤは主としてゴムにより成形されるが、剛性や耐久性を確保する上で、タイヤの内部には、一対のビード間にわたってカーカスプライが埋設されるとともに、トレッドにはベルトが埋設されている(特許文献1等参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-065526号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
カーカスプライやベルトの枚数を増加させることにより、タイヤの剛性の向上を図ることができるが、反面、重量やコストの増加を招く。
【0005】
そこで本発明は、重量やコストの増加を抑えつつ、剛性の向上が図られる空気入りタイヤを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の空気入りタイヤは、カーカスプライを備える空気入りタイヤであって、前記カーカスプライは、並列する複数のプライコードと、前記複数のプライコードを覆うトッピングゴムと、を含み、複数の前記プライコードのそれぞれは、不織布で覆われている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、重量やコストの増加を抑えつつ、剛性の向上が図られる空気入りタイヤを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る空気入りタイヤのタイヤ軸方向半断面図である。
実施形態に係るカーカスプライの構造を模式的に示す一部斜視図である。
図2のIII-III断面図である。
実施形態に係る不織布で覆われたプライコードの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態について、図1を参照しながら説明する。図1は、実施形態に係る車両用の空気入りタイヤであるタイヤ1のタイヤ軸方向の断面を示している。タイヤ1は、乗用車用のタイヤである。なお、実施形態のタイヤ1の構成は、ライトトラック、トラック、バス等の各種車両用のタイヤにも適用可能である。
【0010】
図1の断面図は、タイヤ1を図示しない正規リムに装着して正規内圧を充填した無負荷状態のタイヤ軸方向断面図である。正規リムとは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば標準リム、TRA、及びETRTOであれば”Measuring Rim”である。正規内圧とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、トラックバス用タイヤ、ライトトラック用タイヤの場合は、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表”TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES”に記載の最大値、ETRTOであれば”INFLATION PRESSURE”である。乗用車用タイヤの場合は通常180kPaとするが、タイヤに、Extra Load、または、Reinforcedと記載されたタイヤの場合は220kPaとする。
(【0011】以降は省略されています)
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