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公開番号2025093841
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-24
出願番号2024090294
出願日2024-06-03
発明の名称有機化合物およびエレクトロクロミック素子
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類C07D 471/04 20060101AFI20250617BHJP(有機化学)
要約【課題】第1還元状態においてより安定な構造を有する有機化合物を提供する。
【解決手段】下記一般式(1)で表されることを特徴とする有機化合物。
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式中、X1およびX2は、アルキル基、アリール基、アラルキル基から選択され、R1乃至R8は、水素原子、重水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、アリール基から選択され、R11乃至R14は、水素原子、アルキル基、アリール基から選択される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
下記一般式(1)で表されることを特徴とする有機化合物。
JPEG
2025093841000020.jpg
78
153
一般式(1)において、X

およびX

は、置換または無置換のアルキル基、置換または無置換のアリール基、置換または無置換のアラルキル基からなる群からそれぞれ独立して選択される。R

乃至R

は、水素原子、重水素原子、ハロゲン原子、置換または無置換のアルキル基、置換または無置換のアルコキシ基、置換または無置換のアリール基からなる群からそれぞれ独立して選択される。R
11
乃至R
14
は、水素原子、置換または無置換のアルキル基、置換または無置換のアリール基からなる群からそれぞれ独立して選択される。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記有機化合物が、一価のアニオンであるA


およびA


を対イオンとして有することを特徴とする請求項1に記載の有機化合物。
【請求項3】
一般式(1)において、X

およびX

は、炭素原子数1以上12以下のアルキル基、炭素原子数6以上10以下のアリール基、炭素原子数7以上10以下のアラルキル基からなる群からそれぞれ独立して選択されることを特徴とする請求項1に記載の有機化合物。
【請求項4】
一般式(1)において、X

およびX

は、炭素原子数1以上10以下のアルキル基、炭素原子数6以上10以下のアリール基からなる群からそれぞれ独立して選択されることを特徴とする請求項1に記載の有機化合物。
【請求項5】
一般式(1)において、X

およびX

は、同一の構造であることを特徴とする請求項1に記載の有機化合物。
【請求項6】
一般式(1)において、R

乃至R

は、水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数1以上4以下のアルキル基、炭素原子数6以上10以下のアリール基、炭素原子数1以上4以下のアルコキシ基からなる群からそれぞれ独立して選択されることを特徴とする請求項1に記載の有機化合物。
【請求項7】
一般式(1)において、R

乃至R

は、水素原子、フッ素原子、メチル基、フェニル基、メトキシ基からなる群からそれぞれ独立して選択されることを特徴とする請求項1に記載の有機化合物。
【請求項8】
一般式(1)において、R
11
乃至R
14
は、水素原子、炭素原子数1以上4以下のアルキル基、炭素原子数6以上10以下のアリール基からそれぞれ独立して選択されることを特徴とする請求項1に記載の有機化合物。
【請求項9】
一般式(1)において、R
11
乃至R
14
は、水素原子、炭素原子数1以上4以下のアルキル基、フェニル基からなる群からそれぞれ独立して選択されることを特徴とする請求項1に記載の有機化合物。
【請求項10】
一般式(1)において、A


およびA


は、Cl

、Br

、I

、BF


、PF


、ClO


、CF

SO


、(CF

SO





からそれぞれ独立して選択されることを特徴とする請求項2に記載の有機化合物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、有機化合物およびこれを用いたエレクトロクロミック素子に関する。
続きを表示(約 930 文字)【背景技術】
【0002】
エレクトロクロミック(以下、「EC」と称することがある)素子は、一対の電極と、一対の電極間にEC層を有する素子である。一対の電極に電圧を印加することで、EC層を通過する光の光量を調整することができる。換言すると、EC素子は、光の透過率を制御することができる素子である。
【0003】
EC材料は、電気化学的な酸化還元反応によって、物質の光学吸収の性質(呈色状態や光透過度など)が変化する材料である。EC材料として、無機材料、有機低分子材料、高分子材料など、種々の材料が知られている。
【0004】
これらの材料を用いて、自動車の調光ミラーや、電子ペーパー等にEC素子を応用することが行われてきた。これらの装置は、材料の選択によって多様な色調の表示が可能であるという特性を利用している。EC素子を利用する上で、多様な色調の材料を開発することが必要である。例えば、フルカラーディスプレイ等への応用を考えた場合にはシアン、マゼンタ、黄色に着色する材料が必要となる。さらに広汎な用途への応用を考えた場合、多様な色調の着色材料が必要になる。
【0005】
特許文献1には、カソード性のEC化合物である化合物1-aが開示されている。
【0006】
JPEG
2025093841000002.jpg
54
131
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2020-152708号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、特許文献1に記載の化合物は、第1還元状態における化合物の安定性に改善の余地がある。
【0009】
本発明は、上記課題を鑑みてなされるものであり、その目的は、吸収できる光の波長がより安定した有機化合物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係る有機化合物は、一般式(1)で表されることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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