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公開番号2025093720
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-24
出願番号2023209536
出願日2023-12-12
発明の名称タイヤ
出願人株式会社ブリヂストン
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B60C 19/00 20060101AFI20250617BHJP(車両一般)
要約【課題】タイヤ骨格部材のクラウン部のタイヤ径方向外側にスパイラルベルトとRFIDタグとが配置されるタイヤにおいて、ユニフォミティーの低下を抑制する。
【解決手段】タイヤは、ビード部、前記ビード部のタイヤ径方向外側に連なるサイド部、及び前記サイド部のタイヤ幅方向内側に連なるクラウン部を備える環状のタイヤ骨格部材と、前記クラウン部のタイヤ径方向外側に配置され、1本又は複数本の補強コードを樹脂もしくはゴムで被覆した被覆コードをタイヤ周方向に螺旋状に巻回して形成されたスパイラルベルトと、前記クラウン部のタイヤ径方向外側であって、前記タイヤ骨格部材をタイヤ周方向に4分割する分割領域のうち、前記被覆コードの一端部と他端部とがタイヤ周方向でオーバーラップする領域を含む第一分割領域に対してタイヤ径方向で反対側に位置する第二分割領域に配置されたRFIDタグと、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ビード部、前記ビード部のタイヤ径方向外側に連なるサイド部、及び前記サイド部のタイヤ幅方向内側に連なるクラウン部を備える環状のタイヤ骨格部材と、
前記クラウン部のタイヤ径方向外側に配置され、1本又は複数本の補強コードを樹脂もしくはゴムで被覆した被覆コードをタイヤ周方向に螺旋状に巻回して形成されたスパイラルベルトと、
前記クラウン部のタイヤ径方向外側であって、前記タイヤ骨格部材をタイヤ周方向に4分割する分割領域のうち、前記被覆コードの一端部と他端部とがタイヤ周方向でオーバーラップする領域を含む第一分割領域に対してタイヤ径方向で反対側に位置する第二分割領域に配置されたRFIDタグと、
を有するタイヤ。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記RFIDタグは、前記被覆コードの一端部と他端部とがタイヤ周方向でオーバーラップする領域としての第一周方向領域に対応する領域であって、該第一周方向領域に対してタイヤ径方向で反対側に位置する第二周方向領域に少なくとも一部が配置されている、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記RFIDタグの全体が前記第二周方向領域に配置されている、請求項2に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記RFIDタグは、前記スパイラルベルトの側方に配置されている、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項5】
前記被覆コードは、前記補強コードを樹脂で被覆して形成されている、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項6】
前記タイヤ骨格部材は、樹脂材料によって形成されている、請求項1~請求項5のいずれか1項に記載のタイヤ。
【請求項7】
前記RFIDタグは、可撓性を有する樹脂製のケースと、前記ケースに収容されたRFIDチップ及びアンテナと、を備えており、
前記ケースは、前記クラウン部に溶着されている、請求項6に記載のタイヤ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、タイヤに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
RFIDチップとアンテナとを備えたRFIDタグを内蔵したタイヤが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-87600号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、タイヤ骨格部材のクラウン部のタイヤ径方向外側に樹脂被覆コードをタイヤ周方向に螺旋状に巻回したスパイラルベルトを配置するタイヤが知られている。このようなタイヤでは、樹脂被覆コードの巻き始めの端部と巻き終わりの端部とをタイヤ周方向でオーバーラップさせてスパイラルベルトを形成している。しかしながら、スパイラルベルトにおいて、樹脂被覆コードの巻き始めの端部と巻き終わりの端部とをタイヤ周方向でオーバーラップさせた領域は、オーバーラップさせていない他の領域と比べて、ベルト幅が広くなる、すなわち、樹脂被覆コードの数が多くなるため、重量増となる。このようにスパイラルベルトにタイヤ周方向で重量増となる領域があると、タイヤのユニフォミティーが低下する虞がある。
【0005】
本開示は、タイヤ骨格部材のクラウン部のタイヤ径方向外側にスパイラルベルトとRFIDタグとが配置されるタイヤにおいて、ユニフォミティーの低下を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1態様のタイヤは、ビード部、前記ビード部のタイヤ径方向外側に連なるサイド部、及び前記サイド部のタイヤ幅方向内側に連なるクラウン部を備える環状のタイヤ骨格部材と、前記クラウン部のタイヤ径方向外側に配置され、1本又は複数本の補強コードを樹脂もしくはゴムで被覆した被覆コードをタイヤ周方向に螺旋状に巻回して形成されたスパイラルベルトと、前記クラウン部のタイヤ径方向外側であって、前記タイヤ骨格部材をタイヤ周方向に4分割する分割領域のうち、前記被覆コードの一端部と他端部とがタイヤ周方向でオーバーラップする領域を含む第一分割領域に対してタイヤ径方向で反対側に位置する第二分割領域に配置されたRFIDタグと、を有する。
【0007】
第1態様のタイヤでは、タイヤ骨格部材をタイヤ周方向に4分割する分割領域のうち、被覆コードの一端部と他端部とがタイヤ周方向でオーバーラップする領域を含む第一分割領域に対してタイヤ径方向で反対側に位置する第二分割領域にRFIDタグが配置されている。このため、上記タイヤでは、例えば、RFIDタグが第一分割領域に配置される場合と比べて、第一分割領域と第二分割領域の重量差が小さくなり、ユニフォミティーの低下が抑制される。
【0008】
本開示の第2態様のタイヤは、第1態様のタイヤにおいて、前記RFIDタグは、前記被覆コードの一端部と他端部とがタイヤ周方向でオーバーラップする領域としての第一周方向領域に対応する領域であって、該第一周方向領域に対してタイヤ径方向で反対側に位置する第二周方向領域に少なくとも一部が配置されている。
【0009】
第2態様のタイヤでは、被覆コードの一端部と他端部とがタイヤ周方向でオーバーラップする第一周方向領域に対してタイヤ径方向で反対側に位置する第二周方向領域にRFIDタグの少なくとも一部が配置されている。このため、上記タイヤでは、例えば、RFIDタグの少なくとも一部が第一周方向領域に配置される場合と比べて、第一周方向領域と第二周方向領域の重量差が小さくなり、ユニフォミティーの低下が抑制される。
【0010】
本開示の第3態様のタイヤは、第2態様のタイヤにおいて、前記RFIDタグの全体が前記第二周方向領域に配置されている。
(【0011】以降は省略されています)

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