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公開番号
2025093600
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-24
出願番号
2023209349
出願日
2023-12-12
発明の名称
タイヤ
出願人
株式会社ブリヂストン
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60C
19/00 20060101AFI20250617BHJP(車両一般)
要約
【課題】樹脂製のタイヤ骨格部材とRFIDタグとを有するタイヤにおいて、RFIDタグの位置ずれを抑制する。
【解決手段】タイヤは、少なくともビード部を備える環状且つ樹脂製のタイヤ骨格部材と、前記タイヤ骨格部材のタイヤ径方向外側に配置され、タイヤトレッドを構成するトレッド部材と、前記タイヤ骨格部材のタイヤ径方向外側、且つ前記トレッド部材のタイヤ幅方向の端部よりもタイヤ幅方向内側に形成され、タイヤ幅方向外側がタイヤ径方向内側へ低くなるタイヤ骨格段部と、前記ビード部から前記タイヤ骨格段部にかけて前記タイヤ骨格部材の外側に形成された被覆層と、前記タイヤ骨格段部に設けられたRFIDタグと、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくともビード部を備える環状且つ樹脂製のタイヤ骨格部材と、
前記タイヤ骨格部材のタイヤ径方向外側に配置され、タイヤトレッドを構成するトレッド部材と、
前記タイヤ骨格部材のタイヤ径方向外側、且つ前記トレッド部材のタイヤ幅方向の端部よりもタイヤ幅方向内側に形成され、タイヤ幅方向外側がタイヤ径方向内側へ低くなるタイヤ骨格段部と、
前記ビード部から前記タイヤ骨格段部にかけて前記タイヤ骨格部材の外側に形成された被覆層と、
前記タイヤ骨格段部に設けられたRFIDタグと、
を有するタイヤ。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
前記RFIDタグは、前記タイヤ骨格段部と一体化されている
請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記RFIDタグは、前記タイヤ骨格段部のタイヤ周方向の一部をなし、
前記RFIDタグを含む前記タイヤ骨格段部は、タイヤ周方向に沿って形成されている、
請求項1に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記タイヤ骨格段部には、前記RFIDタグに対してタイヤ周方向に隣接して凹部が形成されている、
請求項1に記載のタイヤ。
【請求項5】
前記タイヤ骨格段部には、前記RFIDタグに対するタイヤ周方向の両側に隣接して凹部が形成されている、
請求項4に記載のタイヤ。
【請求項6】
前記RFIDタグは、樹脂製のケースと、前記ケースに収容されたRFIDチップ及びアンテナと、を有し、
前記タイヤ骨格段部は、前記ケースと一体化されるように成形されている、
請求項1に記載のタイヤ。
【請求項7】
前記ケースは、前記タイヤ骨格部材を形成する樹脂材料と同種の樹脂材料によって形成されている、
請求項6に記載のタイヤ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、タイヤに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、環状且つ樹脂製のタイヤ骨格部材と、RFIDタグと、を有するタイヤが開示されている。前記タイヤ骨格部材は、ビード部、前記ビード部のタイヤ径方向外側に連なるサイド部、及び前記サイド部のタイヤ幅方向内側に連なるクラウン部を備えている。前記RFIDタグは、前記サイド部の外面に付着されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-87598号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のタイヤにおいて、樹脂製のタイヤ骨格部材を射出成形により成形する際に、RFIDタグを金型にセットしてタイヤ骨格部材に一体化させる場合では、ゲートから生じる樹脂の流れによって、RFIDタグの位置がずれてしまうおそれがある。
【0005】
本開示は、樹脂製のタイヤ骨格部材とRFIDタグとを有するタイヤにおいて、RFIDタグの位置ずれを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1態様のタイヤは、少なくともビード部を備える環状且つ樹脂製のタイヤ骨格部材と、前記タイヤ骨格部材のタイヤ径方向外側に配置され、タイヤトレッドを構成するトレッド部材と、前記タイヤ骨格部材のタイヤ径方向外側、且つ前記トレッド部材のタイヤ幅方向の端部よりもタイヤ幅方向内側に形成され、タイヤ幅方向外側がタイヤ径方向内側へ低くなるタイヤ骨格段部と、前記ビード部から前記タイヤ骨格段部にかけて前記タイヤ骨格部材の外側に形成された被覆層と、前記タイヤ骨格段部に設けられたRFIDタグと、を有する。
【0007】
本開示の第1態様のタイヤでは、タイヤ骨格段部が形成されているので、金型等を用いて被覆層を成形する場合に、タイヤ骨格段部を被覆層用材料の流出止めの堰として用いることができる。さらに、本開示の第1態様のタイヤによれば、RFIDタグがタイヤ骨格段部に設けられている。
【0008】
ここで、タイヤ骨格段部は、タイヤ幅方向外側がタイヤ径方向内側へ低くなることで、当該低くなった部分(以下、低部分という)に対するタイヤ幅方向内側で、低部分よりも立ち上がる。このため、タイヤ骨格部材を射出成形により成形する際の金型に、タイヤ骨格段部を形成するための凹部(以下、金型凹部という)が設けられる。
【0009】
そして、RFIDタグがタイヤ骨格段部に設けられるため、RFIDタグを金型凹部に配置することが可能となる。このように、RFIDタグを金型凹部に配置することにより、タイヤ骨格部材を射出成形により成形する際に、樹脂の流れの影響を受けにくい。このため、RFIDタグの位置ずれを抑制できる。
【0010】
本開示の第2態様のタイヤでは、第1態様において、前記RFIDタグは、前記タイヤ骨格段部と一体化されている。
(【0011】以降は省略されています)
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