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公開番号2025093310
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-23
出願番号2024214549
出願日2024-12-09
発明の名称乗物用シート
出願人テイ・エス テック株式会社
代理人個人,個人
主分類B60N 2/75 20180101AFI20250616BHJP(車両一般)
要約【課題】サイドエアバッグ装置を大型化することなく、サイドエアバッグ装置およびアームレストをシートの同側部に設ける。
【解決手段】シート1は、シートバックフレーム30と、シートバックフレーム30に取り付けられるサイドエアバッグ装置5およびアームレスト装置6と、を備える。シートバックフレーム30は、左右一対の第1および第2サイドフレーム34,35を有し、アームレスト装置6は、アームレスト60と、アームレスト60をシートバックフレーム30に取り付ける取付け部材61と、を有し、サイドエアバッグ装置5は、第1サイドフレーム34の外側面に取り付けられる。アームレスト60は、第1サイドフレーム34に取り付けられたサイドエアバッグ装置5の外方でサイドエアバッグ装置5と所定間隔をあけて並んで配置されるように、取付け部材61を介して第1サイドフレーム34に取り付けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
シートバックの骨格を形成するシートバックフレームと、該シートバックフレームに取り付けられるエアバッグ装置およびアームレスト装置と、を備え、
前記シートバックフレームは、左右一対の第1および第2サイドフレームを有し、
前記アームレスト装置は、アームレストと、該アームレストを前記シートバックフレームに取り付ける取付け部材と、を有し、
前記エアバッグ装置は、第1サイドフレームの外側部に取り付けられ、
前記アームレストは、前記第1サイドフレームに取り付けられた前記エアバッグ装置の外方で前記エアバッグ装置と所定間隔をあけて並んで配置されるように、前記取付け部材を介して前記第1サイドフレームに取り付けられることを特徴とする乗物用シート。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の乗物用シートにおいて、
前記取付け部材は、前記アームレストが取り付けられるアームレスト取付け部と、該アームレスト取付け部から延出して前記第1サイドフレームに固定されるアーム部と、を有し、
前記アームレスト取付け部は、前記エアバッグ装置と前記アームレストとの間に位置するように前記アームレストに取り付けられることを特徴とする乗物用シート。
【請求項3】
請求項1に記載の乗物用シートにおいて、
前記取付け部材は、内側取付け部材と、該内側取付け部材の外方を覆う外側取付け部材と、を有し、
前記内側取付け部材は、前記第1サイドフレームの前記外側部に固定され、
前記外側取付け部材は、前記第1サイドフレームの前記外側部と交差するフランジ部に固定されることを特徴とする乗物用シート。
【請求項4】
請求項3に記載の乗物用シートにおいて、
前記外側取付け部材は、前記フランジ部に面する平板部と、該平板部の境界に設けられる補強部と、を有し、
前記平板部は、補強部から所定距離離間した位置に前記フランジ部に固定可能な固定部を有することを特徴とする乗物用シート。
【請求項5】
請求項4に記載の乗物用シートにおいて、
前記アームレスト装置は、前記取付け部材の取り付け状態を補強する補強部材をさらに備え、
前記補強部材は、前記外側取付け部材の前記平板部と重なるように前記フランジ部に固定されることを特徴とする乗物用シート。
【請求項6】
請求項5に記載の乗物用シートにおいて、
前記補強部材は、前記平板部を前記フランジ部とで挟持する第1固定部と、前記フランジ部を前記平板部とで挟持する第2固定部とを有することを特徴とする乗物用シート。
【請求項7】
請求項6に記載の乗物用シートにおいて、
前記第1固定部は、前記平板部および前記フランジ部と重なった状態で締結されることを特徴とする乗物用シート。
【請求項8】
請求項6に記載の乗物用シートにおいて、
前記第2固定部は、前記フランジ部および前記平板部と重なった状態で締結されることを特徴とする乗物用シート。
【請求項9】
請求項6に記載の乗物用シートにおいて、
前記第1サイドフレームは、前記エアバッグ装置が有するエアバッグの展開方向を規制する力布を位置決めする力布クリップが配置させる貫通孔を有し、
前記補強部材は、前記貫通孔の近傍に、前記第1サイドフレームの内面に固定可能な第3固定部をさらに有することを特徴とする乗物用シート。
【請求項10】
請求項9に記載の乗物用シートにおいて、
前記第3固定部は、前記第1サイドフレームを前記内側取付け部材とで挟持し、前記第1サイドフレームおよび前記内側取付け部材と重なった状態で締結されることを特徴とする乗物用シート。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、乗物用シートに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両が衝撃を受けた際にシートの側部に沿って膨出展開してシートに着座する乗員を衝撃から保護するサイドエアバッグ装置と乗員の腕を載せるアームレストとが、シートの同側部に設けられた車両用シートが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-031135号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1記載の車両用シートは、サイドエアバッグ装置の前方にアームレストが配置されているため、アームレストを避けるようにアームレストの外方から前方に向けてエアバッグを膨出させる必要がある。そのため、サイドエアバッグ装置の幅方向の長さをアームレストの幅方向の長さよりも長くしなければならず、サイドエアバッグ装置が大型化するという問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、乗物用シートにおいて、シートバックの骨格を形成するシートバックフレームと、該シートバックフレームに取り付けられるエアバッグ装置およびアームレスト装置と、を備え、前記シートバックフレームは、左右一対の第1および第2サイドフレームを有し、前記アームレスト装置は、アームレストと、該アームレストを前記シートバックフレームに取り付ける取付け部材と、を有し、前記エアバッグ装置は、第1サイドフレームの外側部に取り付けられ、前記アームレストは、前記第1サイドフレームに取り付けられた前記エアバッグ装置の外方で前記エアバッグ装置と所定間隔をあけて並んで配置されるように、前記取付け部材を介して前記第1サイドフレームに取り付けられることを特徴とする。
【0006】
請求項1に係る発明によれば、エアバッグ装置を大型化することなく、シートバックフレームの外側部にエアバッグ装置およびアームレストを配置することができる。
【0007】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の乗物用シートにおいて、前記取付け部材は、前記アームレストが取り付けられるアームレスト取付け部と、該アームレスト取付け部から延出して前記第1サイドフレームに固定されるアーム部と、を有し、前記アームレスト取付け部は、前記エアバッグ装置と前記アームレストとの間に位置するように前記アームレストに取り付けられることを特徴とする。
【0008】
請求項2に係る発明によれば、アームレスト取付け部がアームレストの内側でアームレストを支持するため、取付け部材を小型化することができる。
【0009】
請求項3に係る発明は、請求項1に記載の乗物用シートにおいて、前記取付け部材は、内側取付け部材と、該内側取付け部材の外方を覆う外側取付け部材と、を有し、前記内側取付け部材は、前記第1サイドフレームの前記外側部に固定され、前記外側取付け部材は、前記第1サイドフレームの前記外側部と交差するフランジ部に固定されることを特徴とする。
【0010】
請求項3に係るの発明によれば、取付け部材が第1サイドフレームの2面にそれぞれ固定されるため、取付け部材を第1サイドフレームに強固に固定させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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