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公開番号2025093213
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-23
出願番号2023208819
出願日2023-12-11
発明の名称液圧制御ユニット及び鞍乗型車両
出願人ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング,ROBERT BOSCH GMBH
代理人個人,個人,個人
主分類B60T 8/40 20060101AFI20250616BHJP(車両一般)
要約【課題】生産性を向上させ得る液圧制御ニットを提供する。
【解決手段】液圧制御ユニットは、基体と、モータ用端子を有し、基体に立設されているモータユニットと、モータユニットを制御する制御基板と、モータ用端子と制御基板とを電気的に接続する接続端子と、基体に接続され、モータユニットを覆うハウジングとを備え、ハウジングは、モータユニットの頂面と対向する壁部を備え、制御基板は、当該壁部を基準としてモータユニットとは反対側となる領域に配置されており、接続端子は、該壁部に設けられ、基部と、当該基部に設けられ、モータ用端子が挿入された接続部と、先端部分が制御基板へ向かって延び、制御基板に挿入されたピン部と、を備え、基部は、壁部とモータユニットとの間に配置される。
【選択図】図6

特許請求の範囲【請求項1】
ブレーキ液の流れる内部流路(24)が形成されている基体(61)と、
モータ用端子(43)を有し、前記内部流路(24)に設けられているポンプ(31)の駆動源であり、前記基体(61)に立設されているモータユニット(40)と、
前記モータユニット(40)を制御する制御基板(51)と、
前記モータ用端子(43)と前記制御基板(51)とを電気的に接続する接続端子(80)と、
前記基体(61)に接続され、少なくとも前記モータユニット(40)を覆うハウジング(70)と、
を備えた鞍乗型車両(100)用の液圧制御ユニット(60)であって、
前記ハウジング(70)は、前記モータユニット(40)の頂面(40a)と対向する壁部(72)を備え、
前記制御基板(51)は、前記壁部(72)を基準として前記モータユニット(40)とは反対側となる領域に配置されており、
前記接続端子(80)は、
前記壁部(72)に設けられ、
基部(81)と、
前記基部(81)に設けられ、前記モータ用端子(43)が挿入された接続部(82)と、
先端部分が前記制御基板(51)へ向かって延び、前記制御基板(51)に挿入されたピン部(88)と、
を備え、
前記基部(81)は、前記壁部(72)と前記モータユニット(40)との間に配置されている
液圧制御ユニット(60)。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記ハウジング(70)の前記壁部(72)と前記接続端子(80)の前記基部(81)との間に挟持された緩衝部材(90)を備えている
請求項1に記載の液圧制御ユニット(60)。
【請求項3】
前記緩衝部材(90)は、粘弾性体で形成されている
請求項2に記載の液圧制御ユニット(60)。
【請求項4】
前記緩衝部材(90)はシリコンで形成されている
請求項3に記載の液圧制御ユニット(60)。
【請求項5】
前記緩衝部材(90)は、バネである
請求項2に記載の液圧制御ユニット(60)。
【請求項6】
前記接続端子(80)は、前記壁部(72)に圧入された圧入部(87)を備えている
請求項1~請求項5のいずれか一項に記載の液圧制御ユニット(60)。
【請求項7】
前記接続部(82)は、隙間(83a)に挿入された前記モータ用端子(43)を挟持する挟持部(83)を備え、
前記緩衝部材(90)は、第1緩衝部材(91)及び第2緩衝部材(92)を備え、
前記挟持部(83)の少なくとも一部は、前記第1緩衝部材(91)と前記第2緩衝部材(92)で挟まれた領域に配置されており、
前記モータ用端子(43)の挿入方向に沿った観察方向で前記挟持部(83)を観察したときに、
前記第1緩衝部材(91)及び前記第2緩衝部材(92)は、前記第1緩衝部材(91)と前記第2緩衝部材(92)の中心同士を結ぶ仮想線(90a)が、前記挟持部(83)の前記隙間(83a)の中心線(83b)と交差するように配置されている
請求項2~請求項5のいずれか一項に記載の液圧制御ユニット(60)。
【請求項8】
前記緩衝部材(90)は、前記接続部(82)を囲む環状に形成されている
請求項2~請求項5のいずれか一項に記載の液圧制御ユニット(60)。
【請求項9】
前記接続端子(80)の前記接続部(82)は、前記モータ用端子(43)と面接触する接触部(89)を有する
請求項1~請求項5のいずれか一項に記載の液圧制御ユニット(60)。
【請求項10】
請求項1~請求項5のいずれか一項に記載の液圧制御ユニット(60)を備えている
鞍乗型車両(100)。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、鞍乗型車両用の液圧制御ユニット、及び、該液圧制御ユニットを備えた鞍乗型車両に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来の鞍乗型車両用の液圧制御ユニットには、モータユニット内蔵型の液圧制御ユニットが存在する(例えば、特許文献1参照)。モータユニット内蔵型の液圧制御ユニットは、ブレーキ液の流れる内部流路が形成されている基体と、内部流路に設けられているポンプの駆動源であり、基体に立設されているモータユニットと、基体に接続され、モータユニットを覆うハウジングとを備えている。また、モータユニット内蔵型の液圧制御ユニットは、モータユニットを制御する制御基板を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2018/096416号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような鞍乗型車両用の液圧制御ユニットにあっては、従来とは異なる構造が提案されることで、液圧制御ユニットの生産性を向上させることが望まれている。
【0005】
本発明は、上述の課題を背景としてなされたものであり、生産性を向上させ得る液圧制御ニットを提供することを、第1の目的とする。また、本発明は、このような液圧制御ユニットを備えた鞍乗型車両を提供することを、第2の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る液圧制御ユニットは、ブレーキ液の流れる内部流路が形成されている基体と、モータ用端子を有し、内部流路に設けられているポンプの駆動源であり、基体に立設されているモータユニットと、モータユニットを制御する制御基板と、モータ用端子と制御基板とを電気的に接続する接続端子と、基体に接続され、少なくともモータユニットを覆うハウジングと、を備えた鞍乗型車両用の液圧制御ユニットであって、ハウジングは、モータユニットの頂面と対向する壁部を備え、制御基板は、壁部を基準としてモータユニットとは反対側となる領域に配置されており、接続端子は、壁部に設けられ、基部と、基部に設けられ、モータ用端子が挿入された接続部と、先端部分が制御基板へ向かって延び、制御基板に挿入されたピン部と、を備え、基部は、壁部とモータユニットとの間に配置されている構成である。
【0007】
また、本発明に係る鞍乗型車両は、本発明に係る液圧制御ユニットを備える構成である。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る液圧制御ユニットにおいては、モータ用端子と制御基板とを電気的に接続する接続端子の基部が、ハウジングの壁部とモータユニットとの間に配置されている構成であるので、接続端子に制御基板を接続した後に、接続端子にモータ用端子を接続することができる。このため、基体にモータユニットが組み付けられたブレーキ流路側ユニットと、ハウジング、接続端子及び制御基板が組み付けられた電装部品側ユニットと、を別々に製作して、両ユニットとを別々に検査した後に、両ユニットを組み付けて、液圧制御ユニットを完成させることができる。このような液圧制御ユニットでは、例えば、ブレーキ流路側ユニット又は電装部品側ユニットに不具合がある場合に、両ユニットが組み付けられる前に、当該両ユニットのうち不具合を有するユニットのみを交換して、液圧制御ユニットを完成させることを可能にし得る。また、当該両ユニットのうち不具合を有するユニットのみの組み立て直しを行うことを可能にし得る。これにより、液圧制御ユニットの生産性を向上し得る。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施の形態に係る液圧制御ユニットを備えたブレーキシステムが搭載される鞍乗型車両の構成を示す図である。
本発明の実施の形態に係る液圧制御ユニットを備えたブレーキシステムの構成を示す図である。
本発明の実施の形態に係る液圧制御ユニットのユニット化されている部分を側方から見た一部断面図である。
本発明の実施の形態に係る液圧制御ユニットの接続端子を示す斜視図である。
本発明の実施の形態に係る液圧制御ユニットの接続端子周辺を示す側面図である。
本発明の実施の形態に係る液圧制御ユニットの接続端子周辺を示す側面図である。
本発明の実施の形態に係る液圧制御ユニットの接続端子周辺を示す平面図である。
本発明の実施の形態に係る液圧制御ユニットの変形例の接続端子周辺を示す平面図である。
本発明の実施の形態に係る液圧制御ユニットの変形例の接続端子周辺を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明に係る液圧制御ユニット及び鞍乗型車両の一例について、図面を用いて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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