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公開番号
2025093088
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-23
出願番号
2023208606
出願日
2023-12-11
発明の名称
加振器、音響システム、音響システム制御方法、および音響システム製造方法
出願人
パナソニックオートモーティブシステムズ株式会社
,
パナソニックコネクト株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04R
1/00 20060101AFI20250616BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】振動部材にモーメントを発生させる。
【解決手段】加振器120は、取り付けられた振動部材220に加える加振力を発生する第一振動ユニット101と、振動部材220に取り付けられ振動部材220に加える加振力を発生する第二振動ユニット102と、第一振動ユニット101、および第二振動ユニット102が固定され、第一振動ユニット101と第二振動ユニット102との相対的な動きを規制する規制部材109と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
取り付けられた振動部材に加える加振力を発生する第一振動ユニットと、
前記振動部材に取り付けられ前記振動部材に加える加振力を発生する第二振動ユニットと、
前記第一振動ユニット、および前記第二振動ユニットが固定され、前記第一振動ユニットと前記第二振動ユニットとの相対的な動きを規制する規制部材と、
を備える加振器。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
音響信号を補正して前記第一振動ユニットに出力する第一補正フィルタと、
前記音響信号を補正して前記第二振動ユニットに出力する第二補正フィルタと、
を備える請求項1に記載の加振器。
【請求項3】
請求項2に記載の加振器と、
前記音響信号に基づき音波を発生させる音響発生装置と、を備え、
前記第一補正フィルタ、および前記第二補正フィルタは、
前記音波が前記振動部材を透過する透過音を低減するように前記音響信号を補正して前記第一振動ユニット、および前記第二振動ユニットにそれぞれ出力する
音響システム。
【請求項4】
前記音響信号を遅延させて前記音響発生装置に出力する遅延フィルタ
を備える請求項3に記載の音響システム。
【請求項5】
前記加振器に出力する音響信号と前記音響発生装置に出力する音響信号との両方の音響信号を補正する共通フィルタ
を備える請求項3または4に記載の音響システム。
【請求項6】
前記第一補正フィルタ、および前記第二補正フィルタのそれぞれは、
前記振動部材の前記音響発生装置が置かれた側ではない側において音響信号に基づき前記音響発生装置が発生させた音波、および前記音響発生装置が発生させた音波による前記振動部材の振動の少なくとも一方を測定して得られる対象測定信号と、前記音響信号との間の対象音圧伝達関数に基づき導出されるフィルタ特性を備える
請求項3または4に記載の音響システム。
【請求項7】
前記第一補正フィルタは、
前記対象測定信号を測定した位置において音響信号に基づき前記加振器が前記振動部材を振動させて発生させた音波、および前記振動の少なくとも一方を測定して得られる第一対応測定信号と、前記音響信号との間の第一対応音圧伝達関数に基づき導出される第一フィルタ特性を備え、
前記第二補正フィルタは、
前記対象測定信号を測定した位置において音響信号に基づき前記加振器が前記振動部材を振動させて発生させた音波、および前記振動の少なくとも一方を測定して得られる第二対応測定信号と、前記音響信号との間の第二対応音圧伝達関数に基づき導出される第二フィルタ特性を備える
請求項6に記載の音響システム。
【請求項8】
請求項3または4に記載の音響システムが備える補正フィルタのフィルタ特性を設定する音響システム制御方法であって、
加振器が取り付けられた振動部材の一方側に音響発生装置を配置し、
前記振動部材の他方側に測定装置を配置し、
音響信号に基づき前記音響発生装置が発生させた音波、および前記音響発生装置が発生させた音波による前記振動部材の振動の少なくとも一方を前記測定装置に測定させて対象測定信号を取得し、
前記音響信号と前記対象測定信号との間の対象音圧伝達関数に基づき補正フィルタのフィルタ特性を設定する
音響システム制御方法。
【請求項9】
前記対象測定信号を測定した位置において前記音響信号に基づき第一振動ユニットが前記振動部材を振動させて発生させた音波を前記測定装置に測定させて第一対応測定信号を取得し、
前記音響信号と前記第一対応測定信号との間の第一対応音圧伝達関数に基づき第一補正フィルタの第一フィルタ特性を設定し、
前記対象測定信号を測定した位置において前記音響信号に基づき第二振動ユニットが前記振動部材を振動させて発生させた音波を前記測定装置に測定させて第二対応測定信号を取得し、
前記音響信号と前記第二対応測定信号との間の第二対応音圧伝達関数に基づき第二補正フィルタの第二フィルタ特性を設定する
請求項8に記載の音響システム制御方法。
【請求項10】
前記加振器における第一振動ユニット、および第二振動ユニットの少なくとも一方を短絡した状態において前記対象測定信号を取得する
請求項8または請求項9に記載の音響システム制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、複数の振動ユニットを備える加振器、音響システム、音響システム制御方法、および音響システム製造方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、振動部材の所定の箇所に取り付けられた加振器を振動させることにより、所定の周波数に起因する騒音を効果的に抑制する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-210174号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、従来の加振器では取り付け位置が振動部材の振動の節になる振動モードは励起できなかった。
【0005】
本開示は、上記課題に鑑みなされたものであり、回転モーメントを振動部材に加えることができる加振器、当該加振器を備え、取付位置が節である場合を含む複数の振動モード振動部材に励起して音波の透過量を抑制することができる音響システム、音響システム制御方法、および音響システム製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の1つである加振器は、取り付けられた振動部材に加える加振力を発生する第一振動ユニットと、前記振動部材に取り付けられ前記振動部材に加える加振力を発生する第二振動ユニットと、前記第一振動ユニット、および前記第二振動ユニットが固定され、前記第一振動ユニットと前記第二振動ユニットとの相対的な動きを規制する規制部材と、を備える。
【0007】
本開示の1つである音響システムは、取り付けられた振動部材に加える加振力を発生する第一振動ユニットと、前記振動部材に取り付けられ前記振動部材に加える加振力を発生する第二振動ユニットと、前記第一振動ユニット、および前記第二振動ユニットが固定され、前記第一振動ユニットと前記第二振動ユニットとの相対的な動きを規制する規制部材と、音響信号を補正して前記第一振動ユニットに出力する第一補正フィルタと、前記音響信号を補正して前記第二振動ユニットに出力する第二補正フィルタと、を備える加振器と、前記音響信号に基づき音波を発生させる音響発生装置と、を備え、前記第一補正フィルタ、および前記第二補正フィルタは、前記音波が前記振動部材を透過する透過音を低減するように前記音響信号を補正して前記第一振動ユニット、および前記第二振動ユニットにそれぞれ出力する。
【0008】
本開示の1つである音響システム制御方法は、取り付けられた振動部材に加える加振力を発生する第一振動ユニットと、前記振動部材に取り付けられ前記振動部材に加える加振力を発生する第二振動ユニットと、前記第一振動ユニット、および前記第二振動ユニットが固定され、前記第一振動ユニットと前記第二振動ユニットとの相対的な動きを規制する規制部材と、音響信号を補正して前記第一振動ユニットに出力する第一補正フィルタと、前記音響信号を補正して前記第二振動ユニットに出力する第二補正フィルタと、を備える加振器と、前記音響信号に基づき音波を発生させる音響発生装置と、を備え、前記第一補正フィルタ、および前記第二補正フィルタは、前記音波が前記振動部材を透過する透過音を低減するように前記音響信号を補正して前記第一振動ユニット、および前記第二振動ユニットにそれぞれ出力する音響システムが備える補正フィルタのフィルタ特性を設定する音響システム制御方法であって、加振器が取り付けられた振動部材の一方側に音響発生装置を配置し、前記振動部材の他方側に測定装置を配置し、音響信号に基づき前記音響発生装置が発生させた音波、および前記音響発生装置が発生させた音波による前記振動部材の振動の少なくとも一方を前記測定装置に測定させて対象測定信号を取得し、前記音響信号と前記対象測定信号との間の対象音圧伝達関数に基づき補正フィルタのフィルタ特性を設定する。
【0009】
本開示の1つである音響システム製造方法は、取り付けられた振動部材に加える加振力を発生する第一振動ユニットと、前記振動部材に取り付けられ前記振動部材に加える加振力を発生する第二振動ユニットと、前記第一振動ユニット、および前記第二振動ユニットが固定され、前記第一振動ユニットと前記第二振動ユニットとの相対的な動きを規制する規制部材と、音響信号を補正して前記第一振動ユニットに出力する第一補正フィルタと、前記音響信号を補正して前記第二振動ユニットに出力する第二補正フィルタと、を備える加振器と、前記音響信号に基づき音波を発生させる音響発生装置と、を備え、前記第一補正フィルタ、および前記第二補正フィルタは、前記音波が前記振動部材を透過する透過音を低減するように前記音響信号を補正して前記第一振動ユニット、および前記第二振動ユニットにそれぞれ出力する音響システムを製造する音響システム製造方法であって、加振器が取り付けられた振動部材の一方側に音響発生装置を配置し、前記振動部材の他方側に測定装置を配置し、音響信号に基づき前記音響発生装置が発生させた音波、および前記音響発生装置が発生させた音波による前記振動部材の振動の少なくとも一方を前記測定装置に測定させて対象測定信号を取得し、前記音響信号と前記対象測定信号との間の対象音圧伝達関数に基づき補正フィルタのフィルタ特性を設定する。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、振動部材に回転モーメントを加えることができる加振器、および当該加振器により音響発生装置が発生させた音波による振動を効果的に抑制するシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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