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公開番号
2025092565
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2025052046,2022508385
出願日
2025-03-26,2021-03-16
発明の名称
モード調整システム及びモード調整方法
出願人
テイ・エス テック株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60J
3/02 20060101AFI20250612BHJP(車両一般)
要約
【課題】乗物室内における内装品の配置の変更を少ない労力及び時間で実現する。
【解決手段】モード調整システム1は、シートS及びシェードSHの位置情報が予め登録された複数のモード情報から、乗員により一つを選択可能に構成された入力装置3と、モード情報を入力装置3から受け付け、モード情報に基づいてシートS及びシェードSHの位置を切り替えるモード切替装置2とシート調整装置4とシェード調整装置5とを備える。モード切替装置2は、シートSの移動量を算出するシート移動量算出部112と、シェードSHの移動量を算出するシェード移動量算出部114とを有し、シート調整装置4は、算出されたシートSの移動量に基づいてシートSの位置を調整し、シェード調整装置5は、算出されたシェードSHの移動量に基づいてシェードSHの位置を調整する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
乗物の室内に設けられたシート及びシェードの位置を調整するモード調整システムであって、
前記シート及び前記シェードの位置情報が予め登録された複数のモード情報から、乗員により一つを選択可能に構成された入力装置と、
前記乗員により選択された前記モード情報を前記入力装置から受け付け、受け付けた前記モード情報に基づいて前記シート及び前記シェードの位置を切り替えるモード切替装置と、
前記シートの位置を調整するシート調整装置と、前記シェードの位置を調整するシェード調整装置と、を備え、
前記モード切替装置は、
前記複数のモード情報を記憶する記憶部と、
前記入力装置から選択された前記モード情報を受け付ける入力部と、
前記シートの現在位置を検出するシート位置検出部と、
前記モード情報に登録された前記シートの位置情報と、前記シート位置検出部により検出された前記シートの現在位置とから前記シートの移動量を算出するシート移動量算出部と、
前記シェードの現在位置を検出するシェード位置検出部と、
前記モード情報に登録された前記シェードの位置情報と、前記シェード位置検出部により検出された現在位置とから、前記シェードの移動量を算出するシェード移動量算出部と、
算出された前記シートの移動量を前記シート調整装置に送信し、算出された前記シェードの移動量を前記シェード調整装置に送信する送信部と、を有し、
前記シート調整装置は、受信した前記シートの移動量に基づいて前記シートの位置を調整し、
前記シェード調整装置は、受信した前記シェードの移動量に基づいて前記シェードの位置を調整することを特徴とするモード調整システム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
乗物のドアをロックするドアロック装置を備え、
前記モード切替装置は、前記ドアのロック状態を検出するドアロック検出部を有し、
前記モード切替装置は、前記シート及び前記シェードの位置を調整する前に、前記ドアロック検出部により、前記ドアのロック状態を検出し、
前記モード切替装置は、前記ドアがロックされていない場合、前記ドアロック装置に前記ドアをロックさせることを特徴とする請求項1に記載のモード調整システム。
【請求項3】
前記モード切替装置は、前記乗物が停止中又は自動運転中である場合に、前記シート及び前記シェードの位置を切り替えることを特徴とする請求項1に記載のモード調整システム。
【請求項4】
前記乗員の生体情報を検出する生体情報検出装置と、
前記乗員に警告を報知する報知装置と、を備え、
前記モード切替装置は、
前記生体情報検出装置が前記乗員の生体情報の変化を検知した場合、前記シェード調整装置に対して前記シェードが所定の位置に移動するよう指示し、
前記報知装置に前記警告を報知するよう指示することを特徴とする請求項1に記載のモード調整システム。
【請求項5】
乗物のドアにおいて該ドア上を移動可能に設けられた可動部材と、該可動部材の位置を調整する可動部材調整装置と、を備え、
前記モード切替装置は、
前記乗員の現在位置を検出する乗員位置検出部を有し、
前記乗員位置検出部により検出された前記乗員の現在位置に基づいて、前記可動部材の位置を調整するよう前記可動部材調整装置に指示することを特徴とする請求項1に記載のモード調整システム。
【請求項6】
乗物のドアにおいて該ドア上を移動可能に設けられた可動部材と、該可動部材の位置を調整する可動部材調整装置とを備え、
前記モード切替装置は、前記シート位置検出部により検出された前記シートの現在位置に基づいて、前記可動部材の位置を調整するよう前記可動部材調整装置に指示することを特徴とする請求項1に記載のモード調整システム。
【請求項7】
乗物のドアにおいて該ドア上を移動可能に設けられた可動部材を備え、
前記モード切替装置は、
前記可動部材の現在位置を検出する可動部材位置検出部を有し、
前記可動部材位置検出部によって検出された前記可動部材の現在位置に基づいて、前記シートの位置を調整するよう前記シート調整装置に指示することを特徴とする請求項1に記載のモード調整システム。
【請求項8】
前記可動部材は、前記ドアの室内側に設けられたドアトリム上を移動可能に設けられていることを特徴とする請求項7に記載のモード調整システム。
【請求項9】
前記モード切替装置は、
乗物に設けられた窓の現在位置を検出する窓位置検出部を有し、
前記窓位置検出部により検出された前記窓の現在位置が閉じた位置にある場合に、前記シート及び前記シェードの位置を切り替えることを特徴とする請求項1に記載のモード調整システム。
【請求項10】
乗物に設けられた窓の位置を調整する窓調整装置を備え、
前記モード切替装置は、
前記窓の現在位置を検出する窓位置検出部を有し、
前記窓位置検出部により検出された前記窓の現在位置が開いた位置にある場合、前記シェードの位置まで、前記窓を移動させるように前記窓調整装置に指示することを特徴とする請求項1に記載のモード調整システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は乗物室内におけるモード調整システム及びモード調整方法に係り、特に、乗物室内の内装品の状態を調整するモード調整システム及びモード調整方法に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車室内のシートの配置をアレンジすることにより、乗員同士のコミュニケーションを促進したり、個人の空間を創出したりする装置が提案されている(例えば、特許文献1)。また、車外の光を遮断するために、車両のドアにドア用のサンシェードを設けることが開示されている(例えば、特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-149262号公報
特開2019-7271号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一方、自動運転の拡充やシェアカーの普及に伴い、自動車に対して移動するだけでなく、車室をプライベート空間として充実させる需要が高まっている。車室内で過ごすプライベート空間を実現するにあたり、窓の一部を遮蔽したり、シートを収納又は高さ調整したりすることが行われるが、作動させる内装品(シート、シェード等)が多く、乗員が内装品の配置を変更するのに労力及び時間がかかっていた。
【0005】
本発明は、上記の課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、乗物室内における内装品の配置の変更を少ない労力及び時間で実現する乗物室内用のモード調整システム及びモード調整方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題は、乗物の室内に設けられたシート及びシェードの位置を調整するモード調整システムであって、前記シート及び前記シェードの位置情報が予め登録された複数のモード情報から、乗員により一つを選択可能に構成された入力装置と、前記乗員により選択された前記モード情報を前記入力装置から受け付け、受け付けた前記モード情報に基づいて前記シート及び前記シェードの位置を切り替えるモード切替装置と、前記シートの位置を調整するシート調整装置と、前記シェードの位置を調整するシェード調整装置と、を備え、前記モード切替装置は、前記複数のモード情報を記憶する記憶部と、前記入力装置から選択された前記モード情報を受け付ける入力部と、前記シートの現在位置を検出するシート位置検出部と、前記モード情報に登録された前記シートの位置情報と、前記シート位置検出部により検出された前記シートの現在位置とから前記シートの移動量を算出するシート移動量算出部と、前記シェードの現在位置を検出するシェード位置検出部と、前記モード情報に登録された前記シェードの位置情報と、前記シェード位置検出部により検出された現在位置とから、前記シェードの移動量を算出するシェード移動量算出部と、算出された前記シートの移動量を前記シート調整装置に送信し、算出された前記シェードの移動量を前記シェード調整装置に送信する送信部と、を有し、前記シート調整装置は、受信した前記シートの移動量に基づいて前記シートの位置を調整し、前記シェード調整装置は、受信した前記シェードの移動量に基づいて前記シェードの位置を調整することにより解決される。
【0007】
また、前記課題は、乗物の室内に設けられたシート及びシェードの位置情報が登録された複数のモード情報から一つを選択可能に構成された入力装置と、前記モード情報に基づいて前記シート及び前記シェードの位置を切り替えるモード切替装置と、前記シートの位置を調整するシート調整装置と、前記シェードの位置を調整するシェード調整装置と、を用いたシート及びシェードの位置を調整するモード調整方法であって、モード切替装置が、前記複数のモード情報を記憶することと、前記モード切替装置が、前記入力装置により選択された前記モード情報を受け付けることと、前記モード切替装置が、前記シートの現在位置を検出することと、前記モード切替装置が、前記シェードの現在位置を検出することと、前記モード切替装置が、前記入力装置から受け付けた前記モード情報に含まれる前記シートの位置情報と、検出した前記シートの現在位置とから前記シートの移動量を算出することと、前記モード切替装置が、前記入力装置から受け付けた前記モード情報に含まれる前記シェードの位置情報と、検出した前記シェードの現在位置とから前記シェードの移動量を算出することと、前記モード切替装置が、算出した前記シートの移動量を前記シート調整装置に送信することと、前記モード切替装置が、算出した前記シェードの移動量を前記シェード調整装置に送信することと、前記シート調整装置が、受信した前記シートの移動量に基づいて前記シートの位置を調整することと、前記シェード調整装置が、受信した前記シェードの移動量に基づいて前記シェードの位置を調整することと、を含むモード調整方法によって、解決される。
【0008】
本願発明のモード切替装置又はモード調整方法によれば、乗員により入力されたモード情報に基づき、シートとシェードの位置が切り替えられることにより、乗物室内における内装品の配置の変更を少ない労力及び時間で実現することができる。
【0009】
また、上記の乗物室内用のモード調整システムにおいて、乗物のドアをロックするドアロック装置を備え、前記モード切替装置は、前記ドアのロック状態を検出するドアロック検出部を有し、前記モード切替装置は、前記シート及び前記シェードの位置を調整する前に、前記ドアロック検出部により、前記ドアのロック状態を検出し、前記モード切替装置は、前記ドアがロックされていない場合、前記ドアロック装置に前記ドアをロックさせるとよい。
ドアロックを検出した後に、モード切替装置を作動させることにより、安全にモードを切り替えることができる。
【0010】
また、上記の乗物室内用のモード調整システムにおいて、前記モード切替装置は、前記乗物が停止中又は自動運転中である場合に、前記シート及び前記シェードの位置を切り替えることよい。
乗物の停止中又は自動運転中に、モード切替装置を作動させることにより、安全にモードを切り替えることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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