TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025092550
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2025051451,2023151143
出願日2025-03-26,2016-04-07
発明の名称骨減少症および骨粗鬆症の処置ならびに骨成長の刺激
出願人ボーン ヘルス テクノロジーズ,インコーポレーテッド
代理人弁理士法人白坂
主分類A61H 23/02 20060101AFI20250612BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】 骨減少および骨粗鬆症の処置または予防、骨成長の刺激、骨密度の維持または改善、および脂肪生成の抑制のための装置を提供する。
【解決手段】一実施形態は、被験者の領域との振動コンダクタンスを有するように構成されたモータと、振動コンダクタンスに関するフィードバックを受信するためにモータと通信する1つ以上のセンサと、モータと通信する制御部とを備える。制御部は、1つ以上のセンサを介してフィードバックを受信し、フィードバックが被験者の領域に対するモータの適合に相関するように、被験者の領域に送信される振動コンダクタンスの量を測定するように構成される。加えて、制御部はフィードバックが処置のための所定の範囲内で最適化されるまで、相関した適合に応じてモータの1つ以上のパラメータを調整するようにさらに構成される。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
被験者に対して配置される振動装置であって、
前記被験者の領域と振動して接触するように構成されたモータと、
前記モータの1つ以上のパラメータに関するフィードバックを受信するために、前記モータと通信するとともに近接している1つ以上のモータセンサと、
前記モータと通信する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記1つ以上のモータセンサを介してモータ運動またはモータ周波数に関する前記フィードバックを受信し、前記被験者の体内の骨に振動エネルギーを伝達するのに十分な、前記被験者の前記領域に加えられる前記振動エネルギーの量を決定するように構成され、
前記制御部は、前記フィードバックが処置のための所定の範囲内で調整されるまで、前記フィードバックに応じて前記モータの1つ以上のパラメータを調整するようにさらに構成されることを特徴とする振動装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
骨減少症および骨粗鬆症の処置または予防、骨成長の刺激、骨密度の維持または改善、および脂肪生成の阻害のための装置。
続きを表示(約 1,900 文字)【0002】
本発明は、特に骨組織への機械的負荷の繰り返し適用による骨成長の刺激、骨組織の治癒、および骨減少症、骨粗鬆症および慢性背痛の処置および予防、ならびに骨密度の保存または改善、ならびに脂肪生成の抑制に関する。
(参照による援用)
【0003】
本明細書で言及した全ての刊行物および特許出願は、そのような個々の刊行物または特許出願のそれぞれが具体的かつ個別に示されているのと同程度に参照により本明細書に組み込まれる。
【背景技術】
【0004】
低骨密度(BMD)と骨粗鬆症は、高齢者が直面している重大な問題であり、2002年には150万件の骨折に至っている(非特許文献1)。通常骨の消化を阻害する化合物のクラスであるビスホスホネートは、骨粗鬆症を処置するのに10年以上使用されて相当の成果を上げてきたが、顎の骨壊死、食道の浸食、および非定型大腿骨骨折を含む望ましくない副作用を引き起こし、ビスホスホネート療法の使用の再検討に至っている。
【0005】
骨粗鬆症を処置する1つの代替法は、全身振動(WBV)の使用であり、これは、比較的高い周波数(例えば、15乃至90Hz)および比較的低い機械的負荷(例えば、0.1乃至1.5gの負荷)を使用した振動装置による骨組織の繰り返しの機械的負荷からなる。研究は、WBVが骨粗鬆症の進行を遅延および/または停止させることができることを示している(非特許文献2)。0.6g以上の振動力が患者の足に送達される別の無作為の研究では、WBVが、運動しなかったかまたは運動プログラムの一部であった対照群と比較して、臀部BMD転帰を改善するのに有効であることが実証された(非特許文献3)。
【0006】
関連する研究は、健常なサイクリスト、閉経後の女性、および障害のある子供の集団における臀部を改善し、脊柱のBMDを維持するWBVの能力を実証している(非特許文献4)。
【0007】
WBVがBMDに影響を及ぼす機構は、いくつかの議論の論点であるが、高周波振動中の骨梁構造における骨髄内の剪断応力が、骨同化につながる骨髄細胞に機械的信号を提供し得ることを研究は示唆している(非特許文献5)。より具体的には、0.5Paを超える剪断応力は、骨芽細胞、破骨細胞、および間葉幹細胞に対して機械的に刺激的である(非特許文献5)。
【0008】
WBVの適用による骨組織の成長および骨の維持を促進する多くの従来の方法は、一般に、比較的高い周波数(例えば15乃至90Hz)および比較的低い強度の機械的負荷(例えば0.1乃至1.5gの負荷)を身体の四肢に適用する傾向があり、例えば、使用者の足に繰り返し機械的負荷をかけるような使用者が立つ振動プラットフォームの使用などである。現在のWBV振動プラットフォーム(例えば、ドイツ国Pforzheimに所在するNovotec Medical社製Galileo 900/2000(登録商標)、またはオランダ国AmsterdamのPower Plate(登録商標))および関連付けられる処置レジメでは、ユーザは1日30分までプラットフォーム上に立つ必要があり、これは、多くのユーザにとって不便である。さらに、患者の足に振動を加えることは、骨粗鬆症のためのWBV療法の標的領域である臀部、大腿および脊柱を機械的に装填するための非効率的な方法である。膝と足首の機械的な減衰のため、足と臀部と脊柱との間で最大40%の振動力が失われる(非特許文献6)。
【0009】
現在のWBVプラットフォームの他の1つの課題は、加えられる力の方向性である。振動するプラットフォームの上に立つと、個人は脊柱と臀部の長尺な骨に直交する面でWBV刺激を受ける。研究では、上下の方向に加えられた振動は、大転子と大腿骨頚部の主線維柱方向とずれてしまい、これにより、剪断力が低下することが示されている。これに対し、腰椎の骨梁は振動の方向と一致し、透過性がより高い(非特許文献5)。
【0010】
約0.6gの力を脊柱および臀部に直接送達する機械的振動のより効率的で使い易い源が必要である。振動力を送達するためのより効率的な方法は、患者に加えられる負荷を低減するとともに装置を使いやすくすると同時に、臀部および脊柱に繰り返し送達される機械的負荷を局在化することによって、骨粗鬆症に対する治療上の効果を最大にすることであろう。加えて、脊柱および臀部の長骨の方向性に直交する平面内でWBVを送達する可能性は、人が立つ伝統的な振動プレートよりも効果的であり得る。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
健康器具
4か月前
個人
鼾防止用具
4か月前
個人
脈波測定方法
4か月前
個人
白内障治療法
3か月前
個人
マッサージ機
4か月前
個人
導電香
4か月前
個人
洗井間専家。
3か月前
個人
脈波測定方法
4か月前
個人
バッグ式オムツ
10日前
個人
矯正椅子
29日前
個人
歯の修復用材料
4日前
個人
ホバーアイロン
2か月前
個人
車椅子持ち上げ器
3か月前
個人
シャンプー
2か月前
個人
口内洗浄具
4か月前
三生医薬株式会社
錠剤
3か月前
個人
歯の保護用シール
29日前
個人
服薬支援装置
3か月前
株式会社 MTG
浴用剤
4か月前
株式会社結心
手袋
3か月前
株式会社八光
剥離吸引管
24日前
株式会社ダリヤ
皮膚化粧料
3か月前
個人
形見の製造方法
8日前
株式会社GSユアサ
歩行器
1か月前
株式会社ニデック
眼科装置
10日前
個人
尿バッグカバー
4か月前
個人
歯列矯正用器具
3か月前
個人
腰用サポーター
4か月前
個人
高気圧環境装置
15日前
株式会社ファンケル
化粧料
3か月前
株式会社コロナ
サウナ装置
1か月前
株式会社ダリヤ
毛髪化粧料
4か月前
クラシエ株式会社
皮膚化粧料
1か月前
クラシエ株式会社
皮膚化粧料
1か月前
株式会社ダリヤ
化粧料組成物
3か月前
東ソー株式会社
歯科ブランク
17日前
続きを見る