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公開番号2025092338
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2024039658
出願日2024-03-14
発明の名称乗物用シート
出願人テイ・エス テック株式会社
代理人弁理士法人大島特許事務所
主分類B60N 2/90 20180101AFI20250612BHJP(車両一般)
要約【課題】 受圧部をシートフレームから取り外すときの作業負荷を低減させることができる乗物用シートを提供する。
【解決手段】 乗物用シート1であって、シートフレーム13と、着座者を支持するべく、シートフレームの内側に支持された可撓性を有する受圧部14と、シートフレームに取り付けられ、端部に第1コネクタ61を備えた第1ワイヤハーネス51と、受圧部に取り付けられ、端部に第1コネクタに接続可能な第2コネクタ62を備えた第2ワイヤハーネス52とを有する。第1ワイヤハーネスは、シートクッションフレーム13Aに取り付けられ、第2ワイヤハーネスは、シートクッション受圧部14Aに取り付けられてもよい。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
乗物用シートであって、
シートフレームと、
着座者を支持するべく、前記シートフレームの内側に支持された可撓性を有する受圧部と、
前記シートフレームに取り付けられ、端部に第1コネクタを備えた第1ワイヤハーネスと、
前記受圧部に取り付けられ、端部に前記第1コネクタに接続可能な第2コネクタを備えた第2ワイヤハーネスとを有する乗物用シート。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記第1コネクタが前記シートフレームに取り付けられている請求項1に記載の乗物用シート。
【請求項3】
前記第2コネクタが前記受圧部に取り付けられている請求項1に記載の乗物用シート。
【請求項4】
前記シートフレームは、シートクッションを構成するシートクッションフレームと、シートバックを構成するシートバックフレームとを含み、
前記受圧部は、前記シートクッションフレームの内側に支持されたシートクッション受圧部と、前記シートバックフレームの内側に支持されたシートバック受圧部とを含み、
前記第1ワイヤハーネスは、前記シートクッションフレームに取り付けられ、
前記第2ワイヤハーネスは、前記シートクッション受圧部に取り付けられている請求項1に記載の乗物用シート。
【請求項5】
前記第2ワイヤハーネスは、第3コネクタを備え、
前記シートバック受圧部には、前記第3コネクタに接続可能な第4コネクタを備えた第3ワイヤハーネスが取り付けられている請求項4に記載の乗物用シート。
【請求項6】
前記第3コネクタが、前記シートクッション受圧部に取り付けられている請求項5に記載の乗物用シート。
【請求項7】
前記第4コネクタが、前記シートバック受圧部に取り付けられている請求項5に記載の乗物用シート。
【請求項8】
前記シートクッション受圧部は、前記シートクッションフレームに架け渡された、可撓性を有する金属ワイヤと、前記金属ワイヤに支持された可撓性を有する、樹脂製のプレートとを有し、
前記第1ワイヤハーネスは、前記シートフレームに設けられた制御装置に接続され、
前記第2ワイヤハーネスは、前記プレートに設けられた着座センサに接続されている請求項4に記載の乗物用シート。
【請求項9】
前記第1ワイヤハーネスは、クリップによって前記シートフレームに結合され、
前記クリップは、バンド係止孔が形成された本体部と、前記本体部から延び、前記バンド係止孔に突入可能なバンド部と、前記本体部から突出し、前記シートフレームに形成された貫通孔である係合孔に係合する係合部とを有し、
前記第1ワイヤハーネスは前記バンド部によって支持され、
前記バンド部は、破断の起点となる破断起点部と、前記破断起点部から突出したタブとを有する請求項1に記載の乗物用シート。
【請求項10】
前記第1ワイヤハーネスは、クリップによって前記シートフレームに結合され、
前記クリップは、バンド係止孔が形成された本体部と、前記本体部から延び、前記バンド係止孔に突入可能なバンド部と、前記本体部から突出し、前記シートフレームに形成された貫通孔である係合孔に係合する係合部とを有し、
前記第1ワイヤハーネスは前記バンド部によって支持され、
前記係合部は、前記本体部から延び、前記係合孔に突入する軸部と、前記軸部に設けられ、前記シートフレームに当接するフランジ部と、前記軸部から前記本体部側に延び、前記係合孔の縁部に係合する弾性爪とを有し、
前記フランジ部には、前記軸部の延在方向に貫通するスロットが形成され、
前記弾性爪の先端は、前記スロットを通過して前記フランジ部よりも前記本体部側に突出している請求項1に記載の乗物用シート。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、乗物用シートに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
乗物用シートには、電動モータ、ヒータ、各種センサ、及び制御装置を含む電装装置と、電装装置を接続するワイヤハーネスとが設けられている。特許文献1は、シートクッションの裏面にワイヤハーネスが配設された乗物用シートを開示している。ワイヤハーネスは、シートフレームと、乗員を支持するべく、シートフレームに支持された受圧部とに固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開WO2020/158671A1
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ワイヤハーネスがシートフレーム及び受圧部の両方に固定されている場合、受圧部をシートフレームから取り外すときに、ワイヤハーネスをシートフレーム及び受圧部から取り外す必要がある。これにより、シートの解体時における作業負荷が大きいという問題がある。
【0005】
本発明は、以上の背景を鑑み、受圧部をシートフレームから取り外すときの作業負荷を低減させることができる乗物用シートを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、乗物用シート(1)であって、シートフレーム(13)と、着座者を支持するべく、前記シートフレームの内側に支持された可撓性を有する受圧部(14)と、前記シートフレームに取り付けられ、端部に第1コネクタ(61)を備えた第1ワイヤハーネス(51)と、前記受圧部に取り付けられ、端部に前記第1コネクタに接続可能な第2コネクタ(62)を備えた第2ワイヤハーネス(52)とを有する。
【0007】
この態様によれば、第1コネクタと第2コネクタとを分離することによって、第2ワイヤハーネスを受圧部と一体にシートフレームから取り外すことができる。すなわち、受圧部をシートフレームから取り外すときに、第2ワイヤハーネスを受圧部から取り外す必要がない。これにより、受圧部をシートフレームから取り外すときの作業負荷を低減させることができる乗物用シートを提供することができる。
【0008】
上記の態様において、前記第1コネクタが前記シートフレームに取り付けられてもよい。
【0009】
この態様によれば、第1コネクタ及び第2コネクタの位置を固定することができる。
【0010】
上記の態様において、前記第2コネクタが前記受圧部に取り付けられてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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