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公開番号2025092328
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2024028249
出願日2024-02-28
発明の名称車両システム
出願人テイ・エス テック株式会社
代理人個人,個人
主分類B60N 2/90 20180101AFI20250612BHJP(車両一般)
要約【課題】アシスト処理の詳細な内容を伝えることができる車両システムを提供することを目的とする。
【解決手段】車両システム1は、車両の周辺環境に基づいて車両を加減速させ、または、操舵角を変更するアシスト処理によって運転者の運転操作を支援するシステムである。車両システム1は、ユーザが着座するシート10と、シート10の着座面Fの一部を動かす電動デバイスと、制御部100と、を備える。電動デバイスは、振動デバイス23および/またはエアセルを含む。制御部100は、アシスト処理を実行する場合、アシスト処理によって動作する車両の動きに応じて、電動デバイスを作動させるデバイス連動処理を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両の周辺環境に基づいて車両を加減速させ、または、操舵角を変更するアシスト処理によって運転者の運転操作を支援する車両システムであって、
ユーザが着座するシートと、
シートの着座面の一部を動かす、振動デバイスおよび/またはエアセルを含む電動デバイスと、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記アシスト処理を実行する場合、前記アシスト処理によって動作する前記車両の動きに応じて、前記電動デバイスを作動させるデバイス連動処理を実行することを特徴とする車両システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記アシスト処理によって変更する加速度または操舵角の大きさが所定の閾値を超えた場合、前記デバイス連動処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の車両システム。
【請求項3】
前記制御部は、前記アシスト処理によって変更する加速度または操舵角に基づいて、前記電動デバイスの動作パターンを変更することを特徴とする請求項2に記載の車両システム。
【請求項4】
前記電動デバイスを複数備え、
前記制御部は、前記アシスト処理によって支援する運転操作が、加速、減速、右旋回および左旋回のいずれであるかによって、複数の中から、作動させる電動デバイスを選択することを特徴とする請求項3に記載の車両システム。
【請求項5】
前記電動デバイスは、前記振動デバイスであり、
前記制御部は、前記アシスト処理によって変更する加速度の大きさに基づいて、前記振動デバイスの振動の強さを変更することを特徴とする請求項3に記載の車両システム。
【請求項6】
前記電動デバイスは、前記エアセルであり、
前記エアセルは、前記シートの左右のそれぞれに少なくとも1つ設けられており、
前記制御部は、前記アシスト処理によって変更する操舵角に基づいて、左右のエアセルの一方を膨張させることを特徴とする請求項1に記載の車両システム。
【請求項7】
前記エアセルは、袋と、前記袋に空気を流入させるエアポンプと、を備え、
前記制御部は、前記アシスト処理によって変更する操舵角に基づいて、前記エアポンプから前記袋への空気の流入量を変更することを特徴とする請求項6に記載の車両システム。
【請求項8】
キャラクタを表示する表示部をさらに備え、
前記制御部は、前記デバイス連動処理において、前記電動デバイスの動作に合わせて、前記キャラクタを動かすことを特徴とする請求項1に記載の車両システム。
【請求項9】
前記シートの左右のそれぞれに少なくとも1つのスピーカが設けられ、
前記制御部は、前記アシスト処理によって変更する操舵角に基づいて、左右のスピーカの一方から音声を出力することを特徴とする請求項1に記載の車両システム。
【請求項10】
前記制御部は、前記車両に設けられた衝突検知部からの情報に基づいて車両の衝突を予測した場合、前記デバイス連動処理を実行しないことを特徴とする請求項1に記載の車両システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アシスト処理によって運転者の運転操作を支援する車両システムに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両システムとして、アシスト処理によって減速制御に移行すると予測される場合に、シートを僅かに前方に傾動させ、疑似的な減速開始を運転者に感じさせることで、状況に適合した走行制御を行っているというシステム意図が運転者に伝達されるものが知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許7312378号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、アシスト処理では減速の他、加速、旋回などの制御も実行することがあるため、従来のようなシートの傾動だけでは、アシスト処理の詳細な内容を伝えることができない問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、アシスト処理の詳細な内容を伝えることができる車両システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するため、本発明に係る車両システムは、車両の周辺環境に基づいて車両を加減速させ、または、操舵角を変更するアシスト処理によって運転者の運転操作を支援するシステムである。
車両システムは、ユーザが着座するシートと、シートの着座面の一部を動かす電動デバイスと、制御部と、を備える。
電動デバイスは、振動デバイスおよび/またはエアセルを含む。
制御部は、アシスト処理を実行する場合、アシスト処理によって動作する車両の動きに応じて、電動デバイスを作動させるデバイス連動処理を実行する。
【0007】
この構成によれば、振動デバイスまたはエアセルは触覚を通じて表現できるバリエーションが多いため、アシスト処理の詳細な内容をユーザに伝えることができる。
【0008】
また、制御部は、アシスト処理によって変更する加速度または操舵角の大きさが所定の閾値を超えた場合、デバイス連動処理を実行してもよい。
【0009】
この構成によれば、所定の閾値以下の加速度または操舵角の変更では、デバイス連動処理が実行されないので、紛らわしさの抑制と、快適性の向上とを図ることができる。
【0010】
また、制御部は、アシスト処理によって変更する加速度または操舵角に基づいて、電動デバイスの動作パターンを変更してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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