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公開番号2025092223
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023207967
出願日2023-12-08
発明の名称情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
出願人BUKUROU株式会社
代理人個人
主分類G06Q 50/08 20120101AFI20250612BHJP(計算;計数)
要約【課題】直感的に分かりやすく、シンプルな操作ながら高精度にボリュームチェックを行うことができるユーザーインターフェースを有する情報処理システム、情報処理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】情報処理システムにおいて、制御部は、ボリュームチェックの画面を表示するよう制御する。ボリュームチェックの画面には少なくとも情報入力領域710と、図面表示領域720とが含まれる。情報入力領域には、ボリュームチェックに関する敷地の情報を入力可能な複数の項目が含まれる。図面表示領域は、敷地に関する図面を表示する。情報入力領域における複数の項目のうちの1の項目の選択に応じて、図面表示領域における図面の1の項目に関連する箇所を他の箇所と識別可能に表示するよう制御する。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
情報処理システムであって、
少なくとも1つ以上の制御部を有し、
前記制御部は、
ボリュームチェックの画面を表示するよう制御し、
前記ボリュームチェックの画面には少なくとも第1の領域と第2の領域とが含まれ、
前記第1の領域には、ボリュームチェックに関する敷地の情報を入力可能な複数の項目が含まれ、
前記第2の領域は、前記敷地に関する図面を表示可能に構成され、
前記第1の領域における前記複数の項目のうちの1の項目の選択に応じて、前記第2の領域における前記図面の前記1の項目に関連する箇所を他の箇所と識別可能に表示するよう制御する、
情報処理システム。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記ボリュームチェックの画面には更に第3の領域が含まれ、
前記第3の領域は、前記ボリュームチェックの結果を表示可能に構成される、
情報処理システム。
【請求項3】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、
ボリュームチェックの案件の一覧画面を表示するよう制御し、
前記一覧画面には少なくとも第1のグラフィカルユーザーインターフェース部品と第2のグラフィカルユーザーインターフェース部品とが含まれ、
前記第1のグラフィカルユーザーインターフェース部品は、地図データから新たな案件の敷地の入力を受け付けるための部品であり、
前記第2のグラフィカルユーザーインターフェース部品は、敷地の測量に関する図面データから新たな案件の敷地の入力を受け付けるための部品である、
情報処理システム。
【請求項4】
請求項3に記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、
前記第1のグラフィカルユーザーインターフェース部品が選択されると、前記地図データを読み込み、読み込んだ地図データ上における所定のユーザー操作に基づいて前記敷地の入力を受け付ける、
情報処理システム。
【請求項5】
請求項3に記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、
前記第2のグラフィカルユーザーインターフェース部品が選択されると、前記図面データを読み込み、読み込んだ図面データ上における所定のユーザー操作に基づいて前記図面データに含まれる前記敷地の数値データを取得し、
前記数値データは前記敷地の測量座標のデータである、
情報処理システム。
【請求項6】
請求項3に記載の情報処理システムにおいて、
前記一覧画面には更に、案件ごとにそれぞれの案件に対応する第3のグラフィカルユーザーインターフェース部品が含まれ、
前記第3のグラフィカルユーザーインターフェース部品は、対応する案件の共有に関する共有設定画面を表示させるための部品である、
情報処理システム。
【請求項7】
請求項6に記載の情報処理システムにおいて、
前記第3のグラフィカルユーザーインターフェース部品が選択された場合、前記制御部は、前記共有設定画面が表示されるよう制御し、
前記共有設定画面には、
前記第3のグラフィカルユーザーインターフェース部品に対応する案件にアクセスするためのアクセス情報と、認証のための認証情報と、共有者に対する権限を設定する設定部品と、が含まれる、
情報処理システム。
【請求項8】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記情報処理システムはSaaS(Software as a Service)の情報処理システムである、
情報処理システム。
【請求項9】
情報処理システムが実行する情報処理方法であって、
ボリュームチェックの画面を表示するよう制御し、
前記ボリュームチェックの画面には少なくとも第1の領域と第2の領域とが含まれ、
前記第1の領域には、ボリュームチェックに関する敷地の情報を入力可能な複数の項目が含まれ、
前記第2の領域は、前記敷地に関する図面を表示可能に構成され、
前記第1の領域における前記複数の項目のうちの1の項目の選択に応じて、前記第2の領域における前記図面の前記1の項目に関連する箇所を他の箇所と識別可能に表示するよう制御する、
情報処理方法。
【請求項10】
プログラムであって、
コンピュータを、
請求項1から請求項8までの何れか1項に記載の情報処理システムとして機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 3,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には建築の規制の要件を満たしつつ、収益性の高い建物のプランを生成する情報処理装置が開示されている。
ここで、土地にどれくらいの建物が建てられるかをチェックするボリュームチェック(容積率チェック)という業務がある。ボリュームチェックの具体的な作業内容としては斜線制限、日影規制、各行政区の状態等から土地の容積率がどの程度消化できるかを把握することである。土地の容積率がどの程度消化できるかを把握することによって、どのくらいの広さの建物が建つか、賃貸物件の保有可能な戸数、レンタブル比、賃貸物件の家賃設定の目安等が分かる。
このボリュームチェックは、土地購入、建て替えを検討している不動産デベロッパー、個人投資家が、その土地にどれくらいの建物を建てられるかをチェックする業務であり、収支計画作成(収益性)、銀行融資判断に大きく影響を及ぼす。
【0003】
この場合、ボリュームチェックには建築に関する専門の知識が必要であることから、従来より、このボリュームチェック業務は、不動産会社から建築設計会社に外注として依頼しているものである。
しかしながら、ボリュームチェック業務は建築設計事務所における全作業の中で2割程度を占めることとなり、所定の業務期間と所定のコストが発生していた。また、作業そのものが煩雑であることから、建築設計会社にとっても負担となっていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-75573号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本発明は、直感的に分かりやすく、シンプルな操作ながら高精度にボリュームチェックを行うことができるユーザーインターフェースを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)
情報処理システムであって、
少なくとも1つ以上の制御部を有し、
前記制御部は、
ボリュームチェックの画面を表示するよう制御し、
前記ボリュームチェックの画面には少なくとも第1の領域と第2の領域とが含まれ、
前記第1の領域には、ボリュームチェックに関する敷地の情報を入力可能な複数の項目が含まれ、
前記第2の領域は、前記敷地に関する図面を表示可能に構成され、
前記第1の領域における前記複数の項目のうちの1の項目の選択に応じて、前記第2の領域における前記図面の前記1の項目に関連する箇所を他の箇所と識別可能に表示するよう制御する、
情報処理システム。
(2)
(1)に記載の情報処理システムにおいて、
前記ボリュームチェックの画面には更に第3の領域が含まれ、
前記第3の領域は、前記ボリュームチェックの結果を表示可能に構成される、
情報処理システム。
(3)
(1)又は(2)に記載の情報処理システムにおいて、
ボリュームチェックの案件の一覧画面を表示するよう制御し、
前記一覧画面には少なくとも第1のグラフィカルユーザーインターフェース部品と第2のグラフィカルユーザーインターフェース部品とが含まれ、
前記第1のグラフィカルユーザーインターフェース部品は、地図データから新たな案件の敷地の入力を受け付けるための部品であり、
前記第2のグラフィカルユーザーインターフェース部品は、敷地の測量に関する図面データから新たな案件の敷地の入力を受け付けるための部品である、
情報処理システム。
(4)
(3)に記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、
前記第1のグラフィカルユーザーインターフェース部品が選択されると、前記地図データを読み込み、読み込んだ地図データ上における所定のユーザー操作に基づいて前記敷地の入力を受け付ける、
情報処理システム。
(5)
(3)に記載の情報処理システムにおいて、
前記制御部は、
前記第2のグラフィカルユーザーインターフェース部品が選択されると、前記図面データを読み込み、読み込んだ図面データ上における所定のユーザー操作に基づいて前記図面データに含まれる前記敷地の数値データを取得し、
前記数値データは前記敷地の測量座標のデータである、
情報処理システム。
(6)
(3)から(5)までの何れか1つに記載の情報処理システムにおいて、
前記一覧画面には更に、案件ごとにそれぞれの案件に対応する第3のグラフィカルユーザーインターフェース部品が含まれ、
前記第3のグラフィカルユーザーインターフェース部品は、対応する案件の共有に関する共有設定画面を表示させるための部品である、
情報処理システム。
(7)
(6)に記載の情報処理システムにおいて、
前記第3のグラフィカルユーザーインターフェース部品が選択された場合、前記制御部は、前記共有設定画面が表示されるよう制御し、
前記共有設定画面には、
前記第3のグラフィカルユーザーインターフェース部品に対応する案件にアクセスするためのアクセス情報と、認証のための認証情報と、共有者に対する権限を設定する設定部品と、が含まれる、
情報処理システム。
(8)
(1)から(7)までの何れか1つに記載の情報処理システムにおいて、
前記情報処理システムはSaaS(Software as a Service)の情報処理システムである、
情報処理システム。
(9)
情報処理システムが実行する情報処理方法であって、
【発明の効果】
【0007】
本発明にあっては、直感的に分かりやすく、シンプルな操作ながら高精度にボリュームチェックを行うことができるユーザーインターフェースを提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、情報処理システム1000のシステム構成の一例を示す図である。
図2は、サーバー装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。
図3は、クライアント装置110のハードウェア構成の一例を示す図である。
図4は、案件名の一覧画面400の一例を示す図である。
図5は、ボリュームチェックを行う敷地を選択させるためのポップアップウィンドウ500の一例を示す図である。
図6は、敷地エリアを作成可能な画面の一例を示す図である。
図7は、登録された敷地情報のボリュームチェックの画面の一例を示す図(その1)である。
図8は、登録された敷地情報のボリュームチェックの画面の一例を示す図(その2)である。
図9は、登録された敷地情報のボリュームチェックの画面の一例を示す図(その2)である。
図10は、登録された敷地情報のボリュームチェックの画面の一例を示す図(その3)である。
図11は、図面データを読み込んだ際の画面の一例を示す図である。
図12は、選択された座標求積表の座標の数値を読み込んだポップアップウィンドウの一例を示す図である。
図13は、敷地形状の座標のポップアップウィンドウの一例を示す図である。
図14は、敷地エリア確認画面の一例を示す図である。
図15は、登録された敷地情報のボリュームチェックの画面の一例を示す図(その4)である。
図16は、変形例1の案件名の一覧画面の一例を示す図である。
図17は、共有設定画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて実施形態について説明する。以下に示す実施形態(以下に示す変形例も含む。以下において同様である。)中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
【0010】
<実施形態1>
1.システム構成
図1は、情報処理システム1000のシステム構成の一例を示す図である。図1に示されるように、情報処理システム1000は、システム構成として、サーバー装置100と、クライアント装置110と、を含む。サーバー装置100と、クライアント装置110とはネットワーク150を介して通信可能に接続されている。情報処理システム1000は、いわゆるSaaS(Software as a Service)の情報処理システムである。
(【0011】以降は省略されています)

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