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公開番号
2025091828
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207312
出願日
2023-12-07
発明の名称
開閉装置及び開閉装置を備えた電子機器
出願人
下西技研工業株式会社
代理人
弁理士法人ブライタス
主分類
G03B
27/62 20060101AFI20250612BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】開閉装置において、第一回転部材に対して第二回転部材が回転したときに、スライド部材と第二回転部材に設けられる外部部材との干渉を回避することができるものとする。
【解決手段】開閉装置100において、回転部材は、ベース部材に回転可能に設けられる第一回転部材と、第一回転部材に回転可能に設けられる第二回転部材と、を備え、第二回転部材は、受圧部材を備え、第一回転部材は、受圧部材に対して接近する方向および離隔する方向に移動可能で受圧部材に接触するように受圧部材側へ押圧され、第二回転部材が第一回転部材に対して開く方向に回転したときに受圧部材によって押圧されて離隔する方向に移動するスライド部材を備え、スライド部材は、第二回転部材が第一回転部材に対して開く方向に回転したときに第二回転部材に設けられる外部部材101との干渉を回避する干渉回避部53を備えるものとする。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
ベース部材に回転部材が回転可能に設けられ、前記回転部材が前記ベース部材に対して回転することで開閉動作する開閉装置であって、
前記回転部材は、前記ベース部材に回転可能に設けられる第一回転部材と、前記第一回転部材に回転可能に設けられる第二回転部材と、を備え、
前記第二回転部材は、受圧部材を備え、
前記第一回転部材は、前記受圧部材に対して接近する方向および離隔する方向に移動可能で前記受圧部材に接触するように前記受圧部材側へ押圧され、前記第二回転部材が前記第一回転部材に対して開く方向に回転したときに前記受圧部材によって押圧されて前記離隔する方向に移動するスライド部材を備え、
前記スライド部材は、前記第二回転部材が前記第一回転部材に対して開く方向に回転したときに前記第二回転部材に設けられる外部部材との干渉を回避する干渉回避部を備える、
開閉装置。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記干渉回避部は、前記スライド部材の一部を切り欠いて空間を形成する切り欠き部、を有し、
前記切り欠き部は、前記第二回転部材が前記開く方向へ回転したとき、前記離隔する方向へ移動する前記スライド部材が、前記第二回転部材とともに回転する前記外部部材と干渉する位置に、前記空間が位置するように形成されている、
請求項1に記載の開閉装置。
【請求項3】
前記干渉回避部は、前記スライド部材において、前記第二回転部材が前記第一回転部材に対して閉じた状態で前記受圧部材と接触する部分に比べて、前記第二回転部材が前記第一回転部材に対して開いた状態で前記受圧部材と接触する部分が、前記受圧部材側に突出し、前記第二回転部材が回転したときの前記外部部材の回転軌跡上において前記スライド部材の前記外部部材と干渉する部分に空間が形成されるように前記スライド部材を移動させる、
請求項1または請求項2に記載の開閉装置。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載の開閉装置を備える電子機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転部材がベース部材に対して回転することで開閉動作する開閉装置及び開閉装置を備えた電子機器の技術に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、原稿圧着板開閉装置において、取付部材と、支持部材と、リフト部材と、受圧部材と、作動部材と、第1バネ受部材と、第2バネ受部材と、圧縮コイルばねと、を備えるものが公知となっている(特許文献1参照)。取付部材は、装置本体に取り付けられる。支持部材は、内部に収容空間が形成され、第1ヒンジシャフトを介して取付部材に回転可能に取り付けられる。リフト部材は、第2ヒンジシャフトを介して支持部材に回転可能に取り付けられ、原稿圧着板が取り付けられる。受圧部材は、取付部材に設けられる。作動部材は、リフト部材の第2ヒンジシャフト側に設けられる。第1バネ受部材は、受圧部材に当接し、支持部材の収容空間に摺動可能に設けられる。第2バネ受部材は、作動部材に当接し、支持部材の収容空間に摺動可能に設けられる。圧縮コイルばねは、第2バネ受部材と第1バネ受部材との間に設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-189353号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記原稿圧着板開閉装置では、筐体フレーム等の外部部材を介して原稿圧着板にリフト部材が固定され、リフト部材の前部から第2バネ受部材が露出している。このため、支持部材に対してリフト部材が回転したときに、リフト部材に設けられる筐体フレームが第2バネ部材に干渉してしまう場合があった。
【0005】
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、開閉装置において、第一回転部材に対して第二回転部材が回転したときに、スライド部材と第二回転部材に設けられる外部部材との干渉を回避するものを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0007】
即ち、本願に開示する開閉装置においては、ベース部材に回転部材が回転可能に設けられ、前記回転部材が前記ベース部材に対して回転することで開閉動作する開閉装置であって、前記回転部材は、前記ベース部材に回転可能に設けられる第一回転部材と、前記第一回転部材に回転可能に設けられる第二回転部材と、を備え、前記第二回転部材は、受圧部材を備え、前記第一回転部材は、前記受圧部材に対して接近する方向および離隔する方向に移動可能で前記受圧部材に接触するように前記受圧部材側へ押圧され、前記第二回転部材が前記第一回転部材に対して開く方向に回転したときに前記受圧部材によって押圧されて前記離隔する方向に移動するスライド部材を備え、前記スライド部材は、前記第二回転部材が前記第一回転部材に対して開く方向に回転したときに前記第二回転部材に設けられる外部部材との干渉を回避する干渉回避部を備えるものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、本発明によれば、開閉装置において、第一回転部材に対して第二回転部材が回転したときに、スライド部材と第二回転部材に設けられる外部部材との干渉を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る開閉装置の閉状態を示す斜視図。
図1におけるA-A線断面図。
同じく開閉装置の開状態を示す正面図。
図3におけるB-B線断面図。
同じくリフト状態の開閉装置を示す正面図。
図5におけるC-C線断面図。
同じく開閉装置の閉状態における第二スライダを示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1から図7に記載の開閉装置100について説明する。
開閉装置100は、二つの部材のうちの一方の部材に他方の部材を開閉可能に連結するヒンジであり、ベース部材と回転部材とが回転可能に設けられ、回転部材がベース部材に対して回転することで開閉動作する。開閉装置100は、例えば、スキャナー、ファクス、およびコピー機、若しくは複合機等のOA機器、自動車、便座、または、炊飯器等の各種電子機器等に用いられる。開閉装置100が二つの部材のうちの一方の部材に他方の部材を開閉可能に連結するものとして、例えば、プリンタの本体に回転可能に連結される扉部分、複合機の本体に回転可能に連結される原稿圧着装置、スタンドに回転可能に連結されるディスプレイ、便座に回転可能に連結される便座、自動車の車体に回転可能に連結されるボンネット等がある。
(【0011】以降は省略されています)
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