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公開番号
2025091805
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207271
出願日
2023-12-07
発明の名称
電池残量表示システム
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B60L
58/12 20190101AFI20250612BHJP(車両一般)
要約
【課題】充電池を備えた電気自動車において、現在の電池残量を、現在の実際の走行可能距離を踏まえて補正して表示する。
【解決手段】充電池を備えた電気自動車の電池残量表示システムであって、前記充電池から出力した電力量に基づいて、前記充電池の現在の電池残量を推定する推定部と、前回充電時の電池残量と、前記現在の電池残量と、電池残量の大きさごとの出力効率と、に基づいて、前記現在の電池残量を、現在の実際の走行可能距離を踏まえて補正して補正後電池残量を算出する補正後電池残量算出部と、前記補正後電池残量を表示部に表示させる表示制御部と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
充電池を備えた電気自動車の電池残量表示システムであって、
前記充電池から出力した電力量に基づいて、前記充電池の現在の電池残量を推定する推定部と、
前回充電時の電池残量と、前記現在の電池残量と、電池残量の大きさごとの出力効率と、に基づいて、前記現在の電池残量を、現在の実際の走行可能距離を踏まえて補正して補正後電池残量を算出する補正後電池残量算出部と、
前記補正後電池残量を表示部に表示させる表示制御部と、を備える電池残量表示システム。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
前記補正後電池残量算出部は、電池残量の大きさを複数領域に分けた領域ごとの出力効率に基づいて、前記現在の電池残量を、現在の実際の走行可能距離を踏まえて補正して前記補正後電池残量を算出する、請求項1に記載の電池残量表示システム。
【請求項3】
前記補正後電池残量に基づいて、前記現在の実際の走行可能距離を算出する走行可能距離算出部を、さらに備え、
前記表示制御部は、前記現在の実際の走行可能距離を前記表示部に表示させる、請求項1に記載の電池残量表示システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電池残量表示システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、充電池を備えた電気自動車(プラグインハイブリッド車両等も含む。)において、充電池の電池残量管理は非常に重要である。なぜなら、充電設備の数、充電時間、充電量の制限等があり、電池残量が減ってきたからといって、すぐに自由に充電できるとは限らないからである。
【0003】
一般に、電気自動車においては、電池残量センサがあるわけではなく、使用電力量から現在の電池残量を推定している。その場合、充電池の環境温度なども踏まえることで、現在の電池残量を高精度に推定できる。
【0004】
そして、運転者は、現在の電池残量の表示を見て、現在の走行可能距離を推測する。例えば、前回充電時に充電池を満タンまで充電していて、前回充電時から現在までの走行距離が200kmで、現在の電池残量(SOC(State of Charge))が50%の場合、運転者は、比例計算によって、現在の走行可能距離は約200kmだと推測することになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2001-186669号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、一般に、SOCが小さくなるほど、単位SOCあたりの走行可能距離は短くなる。理由の1つとしては、次のことが考えられる。まず、SOCが小さいほど、充電池からの出力電圧が低下するので、一定の電力を確保するために電流量を増やすことになる。そして、それにより、発熱量が増えて熱損失が大きくなり、充電池の出力効率が低下する。
【0007】
したがって、例えば、SOCが100%から50%まで推移する場合の走行距離が200kmであっても、SOCが50%から0%まで推移する場合の走行可能距離はそれよりも短くなる。その場合でも、運転者は、現在の走行可能距離が約200kmだと推測する。しかし、例えば、実際の走行可能距離が160kmであるとすると、180km先の充電設備を目指して走行する場合、走行中にSOCが0(電欠状態)になる。よって、改善の必要がある。
【0008】
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、充電池を備えた電気自動車において、現在の電池残量を、現在の実際の走行可能距離を踏まえて補正して表示することが可能な電池残量表示システムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するために、本発明の電池残量表示システムは、充電池を備えた電気自動車の電池残量表示システムであって、前記充電池から出力した電力量に基づいて、前記充電池の現在の電池残量を推定する推定部と、前回充電時の電池残量と、前記現在の電池残量と、電池残量の大きさごとの出力効率と、に基づいて、前記現在の電池残量を、現在の実際の走行可能距離を踏まえて補正して補正後電池残量を算出する補正後電池残量算出部と、前記補正後電池残量を表示部に表示させる表示制御部と、を備える。
【0010】
この構成によれば、例えば、電池残量の大きさごとの出力効率に基づいて現在の電池残量を補正することで、現在の実際の走行可能距離を踏まえた補正後電池残量を表示することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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