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公開番号
2025091772
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207225
出願日
2023-12-07
発明の名称
口腔用組成物
出願人
サンスター株式会社
代理人
弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類
A61K
8/49 20060101AFI20250612BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】刺激及び渋味が低減された、塩化ラウリルピリジニウム含有口腔用組成物の提供。
【解決手段】(A)塩化ラウリルピリジニウム、並びに
(B)(B-1)大環状ムスク化合物、(B-2)炭素数5~10の脂肪族不飽和ケトン、及び(B-3)炭素数5~10の脂肪族不飽和アルコールからなる群より選択される少なくとも1種を含有する、口腔用組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)塩化ラウリルピリジニウム、並びに
(B)(B-1)大環状ムスク化合物、(B-2)炭素数5~10の脂肪族不飽和ケトン、及び(B-3)炭素数5~10の脂肪族不飽和アルコールからなる群より選択される少なくとも1種を含有する、口腔用組成物。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
(B-1)が、ω-ペンタデカラクトン、ムスコン、及びエチレンブラシレートからなる群より選択される少なくとも1種であり、
(B-2)が、6-メチル-5-ヘプテン-2-オン、及び4-メチル-3-ペンテン-2-オンからなる群より選択される少なくとも1種であり、及び/又は
(B-3)が、シス-3-ヘキセノール、トランス-2-ヘキセノール、及びシス-2-ペンテノールからなる群より選択される少なくとも1種である、請求項1に記載の口腔用組成物。
【請求項3】
口腔用組成物中、(B)1質量部に対し、(A)の含有量が3~200000質量部である、請求項1又は2に記載の口腔用組成物。
【請求項4】
(B-1)を含有する場合、口腔用組成物中、(B-1)1質量部に対し、(A)の含有量が100~200000質量部であり、
(B-2)を含有する場合、口腔用組成物中、(B-2)1質量部に対し、(A)の含有量が3~5000質量部であり、及び/又は
(B-3)を含有する場合、口腔用組成物中、(B-3)1質量部に対し、(A)の含有量が3~5000質量部である、請求項1又は2に記載の口腔用組成物。
【請求項5】
(A)を0.01~0.5質量%含有する、請求項1又は2に記載の口腔用組成物。
【請求項6】
(B-1)を含有する場合、口腔用組成物中、(B-1)の含有量が0.0000001~0.001質量%であり、
(B-2)を含有する場合、口腔用組成物中、(B-2)の含有量が0.000002~0.01質量%であり、及び/又は
(B-3)を含有する場合、口腔用組成物中、(B-3)の含有量が0.000002~0.01質量%である、請求項1又は2に記載の口腔用組成物。
【請求項7】
更に、(C)酢酸アルカリ金属塩を含有する請求項1又は2記載の口腔用組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、口腔用組成物等に関する。詳細には、(A)塩化ラウリルピリジニウム、並びに(B)(B-1)大環状ムスク化合物、(B-2)炭素数5~10の脂肪族不飽和ケトン、及び(B-3)炭素数5~10の脂肪族不飽和アルコールからなる群より選択される少なくとも1種を含有する口腔用組成物等に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
殺菌剤である第四級アンモニウム塩のうち、塩化セチルピリジニウム(「CPC」とも称される)は歯周病の原因菌に対する殺菌力が高く口腔用組成物に汎用されてきた。しかしながら、CPCは苦味及び刺激を有しており、口腔用組成物に配合する際の課題となっていた。そのため従来から、CPC由来の苦味又は刺激を低減するために、各種添加剤により使用感を改良する方法が開発されてきた(特許文献1~6)。
【0003】
特許文献1には、l-メントール及びクロロブタノール等を配合してCPC等のカチオン性殺菌剤が有する苦味を改善する方法が記載されている。
【0004】
特許文献2には、液体口腔用組成物において、低濃度のエチルマルトール及びl-メントールを配合することにより、CPCの苦味を抑制し使用感を改善する方法が記載されている。
【0005】
特許文献3には、アネトール、オイゲノール、リナロール、及びメントールを所定濃度配合することでCPCの苦味等を改善する方法が記載されている。
【0006】
特許文献4には、CPCによる後味の違和感をニガキ、ホップ等の特定の植物抽出物を配合することで改善する方法が記載されている。
【0007】
特許文献5には、CPC等のカチオン性殺菌剤の苦味及び刺激を、高甘味度甘味剤及び特定の香料成分の組み合わせによって改善する方法が記載されている。
【0008】
特許文献6には、CPCが有する特有の苦味及び刺激を、リモネン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、プロピレングリコール、及びキシリトールを所定濃度配合することで改善する方法が記載されている。
【0009】
一方、近年の研究により、歯周病の予防には、歯周病の原因となるプラークの形成を抑制することが重要であり、様々な細菌との共凝集を行うことによりプラーク形成に寄与するフゾバクテリウムの殺菌には塩化ラウリルピリジニウム(「塩化ドデシルピリジニウム」、又は「DPC」とも称される)が有効であることが明らかとなっている(特許文献7)。しかしながら、DPCは、CPCと比較して刺激が強く、さらに特有の渋味を有するため、従来のCPCに対する苦み又は刺激の低減方法では使用感に課題が残り、製品開発において欠点となっていた。
【0010】
また近年、CPC及びDPCを併用した際に生じる強い苦みを、パラオキシ安息香酸メチル、サッカリンナトリウム、及びメントール等を配合することによって改善する方法が、開発されている(特許文献8及び9)。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)
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