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公開番号2025091556
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023206839
出願日2023-12-07
発明の名称センサ、及びカテーテル
出願人株式会社塚田メディカル・リサーチ,国立大学法人大阪大学
代理人個人,個人,個人
主分類A61B 5/00 20060101AFI20250612BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】本発明は、適切な位置に配置されることのできるセンサ、及びこれを用いたカテーテルを提供することを目的とする。
【解決手段】
カテーテル100の内腔15内で使用するためのセンサ30において、伝送ケーブル32と、前記伝送ケーブル32の先端に設けられたセンサ本体31と、前記伝送ケーブル32または前記センサ本体31に取り付けられる取付部34、及び前記取付部34から広がる脚部35を有するセンサ保持具33とを備えるようにした。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
カテーテルの内腔内で使用するためのセンサにおいて、
伝送ケーブルと、
前記伝送ケーブルの先端に設けられたセンサ本体と、
前記伝送ケーブルまたは前記センサ本体に取り付けられる取付部、及び前記取付部から広がる脚部を有するセンサ保持具とを備えたことを特徴とする、センサ。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
請求項1に記載のセンサにおいて、
前記取付部は、環状形状に形成されたことを特徴とする、センサ。
【請求項3】
請求項1に記載のセンサにおいて、
前記脚部は、前記取付部から放射状に広がることを特徴とする、センサ。
【請求項4】
請求項1に記載のセンサにおいて、
前記センサ保持具は、3本の前記脚部が120度の間隔で前記取付部上に設けられたことを特徴とする、センサ。
【請求項5】
請求項1に記載のセンサにおいて、
前記センサ保持具は、前記脚部を少なくとも部分的に囲む枠部が前記脚部の先端に設けられたことを特徴とする、センサ。
【請求項6】
請求項5に記載のセンサにおいて、
前記枠部は、前記脚部及び前記取付部を囲むことを特徴とする、センサ。
【請求項7】
カテーテルにおいて、
先端に開口が形成されたチューブと、
前記チューブの前記内腔内に配置された、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のセンサとを備えたことを特徴とする、カテーテル。
【請求項8】
請求項7に記載のカテーテルにおいて、
前記チューブの外周上に設けられたバルーンをさらに備え、
前記センサ本体は、前記バルーンの内側に位置すること特徴とする、カテーテル。
【請求項9】
請求項7に記載のカテーテルにおいて、
前記チューブの外周上に設けられたバルーンをさらに備え、
前記センサ保持具は、前記バルーンの内側に位置すること特徴とする、カテーテル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カテーテルの内腔内で使用するためのセンサ、及びこれを用いたカテーテルに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
集中治療室の入院患者の30~50%に発生している急性腎傷害(AKI:Acute Kidney Injury)は、軽症であっても患者の予後に悪影響を与えており、血液浄化が必要になった場合の死亡率は60%にも及んでいる。また、慢性腎不全への移行も問題となっている。AKIは、腎髄質の低酸素が発症原因の1つであり、膀胱内の尿中酸素分圧を測定することにより腎髄質酸素分圧を推定できると考えられている。この膀胱内の尿中の酸素分圧を測定するために、尿道カテーテルから飛び出た酸素分圧測定センサを設けて膀胱内または膀胱壁の酸素分圧を測定する尿道カテーテルが提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、酸素分圧測定センサを飛び出させることなく、尿道カテーテルの内腔内に酸素分圧測定センサを設けて膀胱内または膀胱壁の酸素分圧を測定する尿道カテーテルが提案されている。
【0003】
この種の尿道カテーテルに用いられる酸素分圧測定センサのセンサ本体には、例えば、先端や周囲に測定用に光を放出または取り込む為の孔が開いたステンレス等の金属管状の中に、透明樹脂で周りを取り囲むように蛍光体が浮いた状態で固定され、光源から供給された光を孔から照射し、センサ本体と一体で形成された光ファイバで酸素濃度を測定していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平9-505505
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、内腔内に酸素分圧測定センサを設けた上記従来の技術による尿道カテーテルでは、尿道カテーテルの内腔の内周面に接触するように酸素分圧測定センサが取り付けられていた。通常、尿に接触する酸素分圧測定センサの面が多いほど尿中の酸素分圧の測定精度が高くなるが、酸素分圧測定センサが尿道カテーテルの内腔の内周面に張り付いた状態では、蛍光体の一部が尿に接触できなくて光の吸収状況が変わってしまうため、測定が正確に行われない恐れがあった。
【0006】
本発明は、上記従来の技術による課題を解消し、適切な位置に配置されることのできるセンサ、及びこれを用いたカテーテルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、カテーテルの内腔内で使用するためのセンサにおいて、伝送ケーブルと、前記伝送ケーブルの先端に設けられたセンサ本体と、前記伝送ケーブルまたは前記センサ本体に取り付けられる取付部、及び前記取付部から広がる脚部を有するセンサ保持具とを備えたことを特徴とする。
【0008】
この場合において、前記取付部は、環状形状に形成されていてもよい。前記脚部は、前記取付部から放射状に広がっていてもよい。前記センサ保持具は、3本の前記脚部が120度の間隔で前記取付部上に設けられていてもよい。前記センサ保持具は、前記脚部を少なくとも部分的に囲む枠部が前記脚部の先端に設けられていてもよい。前記枠部は、前記脚部及び前記取付部を囲んでいてもよい。
【0009】
また、本発明は、カテーテルにおいて、先端に開口が形成されたチューブと、前記チューブの前記内腔内に配置された、上記センサとを備えたことを特徴とする。
【0010】
この場合において、前記チューブの外周上に設けられたバルーンをさらに備え、前記センサ本体は、前記バルーンの内側に位置していてもよい。前記チューブの外周上に設けられたバルーンをさらに備え、前記センサ保持具は、前記バルーンの内側に位置していてもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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