TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025091537
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023206792
出願日
2023-12-07
発明の名称
サーバシステム
出願人
三菱重工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06F
1/20 20060101AFI20250612BHJP(計算;計数)
要約
【課題】効率良く排熱することができるサーバシステムを提供する。また、発熱量に応じて冷却能力を調整することができるサーバシステムを提供する。
【解決手段】サーバシステムは、冷媒によって冷却される発熱体を収容するラックが、水平第1方向に複数並設されて構成されたラック群と、各ラックに対応するように設けられて、各ラックの上方で冷媒と空気とを熱交換させる熱交換部と、複数の熱交換部の上方に、水平第1方向に延びて各熱交換部で熱交換した空気を水平第1方向に向かって排出する排出流路を形成するダクトと、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
冷媒によって冷却される発熱体を収容するラックが、水平第1方向に複数並設されて構成されたラック群と、
前記各ラックに対応するように設けられて、各前記ラックの上方で前記冷媒と空気とを熱交換させる熱交換部と、
複数の前記熱交換部の上方に、前記水平第1方向に延びて各前記熱交換部で熱交換した空気を前記水平第1方向に向かって排出する排出流路を形成するダクトと、
を備えるサーバシステム。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
前記熱交換部と前記ダクトとを接続するサポート材をさらに備え、
前記熱交換部の少なくとも一部が、前記ダクト内に配置され、
前記ダクトには、前記サポート材が差し込まれる差込孔が形成されている、
請求項1に記載のサーバシステム。
【請求項3】
前記ダクト内に配置され、弾性変形可能な弾性部材をさらに備え、
前記熱交換部の少なくとも一部が、前記ダクト内に配置され、
前記弾性部材は、前記熱交換部と前記ダクトとの隙間を埋めるように設けられている、
請求項1又は2に記載のサーバシステム。
【請求項4】
前記ダクトは、
前記水平第1方向に延びる水平ダクトと、
前記水平ダクトに下方から接続可能に設けられ、前記水平ダクトと連通する第2ダクトと有し、
前記熱交換部は、前記第2ダクトによって囲われて、前記第2ダクトと一体に設けられ、
前記熱交換部と前記第2ダクトとの一体物は、前記ラックの上方であって前記ラックと上下方向に重なる位置に設けられている、
請求項1又は2に記載のサーバシステム。
【請求項5】
前記発熱体に取り付けられるとともに、前記冷媒が流通可能とされ、前記発熱体を前記冷媒と熱交換させて冷却する冷却部品と、
前記熱交換部と前記冷却部品とが設けられ、前記冷媒を熱対流により自然循環させる自然循環流路と、前記自然循環流路の一部を迂回し、前記冷媒を熱対流によらず強制的に循環させる強制循環流路と、を有する冷媒循環流路と、
前記冷媒循環流路に設けられ、前記冷媒の流路を、前記冷媒が前記強制循環流路を通過する流路と、前記冷媒が前記強制循環流路を通過しない流路とに切り替え可能な切替機構と、
をさらに備える請求項1又は2に記載のサーバシステム。
【請求項6】
前記発熱体に取り付けられるとともに、前記冷媒が流通可能とされ、前記発熱体を前記冷媒と熱交換させて冷却する冷却部品と、
前記熱交換部に送風して前記熱交換部を冷却する空冷ファンと、
前記冷媒を第2冷媒と熱交換させて冷却する冷媒冷却器と、
前記熱交換部と前記冷却部品とが設けられ、前記冷媒を熱対流により自然循環させる自然循環流路と、前記自然循環流路の一部を迂回し、前記冷媒を熱対流によらず強制的に循環させる強制循環流路と、前記自然循環流路の一部を迂回し、前記冷媒冷却器が設けられた冷媒冷却流路と、を有する冷媒循環流路と、
前記冷媒循環流路に設けられ、前記冷媒の流路を、前記冷媒が前記強制循環流路を通過する流路と、前記冷媒が前記強制循環流路を通過しない流路とに切り替え可能であるとともに、前記冷媒の流路を、前記冷媒が前記冷媒冷却流路を通過する流路と、前記冷媒が前記冷媒冷却流路を通過しない流路とに切り替え可能な切替機構と、
をさらに備える請求項1又は2に記載のサーバシステム。
【請求項7】
前記水平第1方向の空気の流れを発生させ、前記ラック群に空気を導入する導入ファンと、
前記ラック群に対し、前記導入ファンによる空気の流れ方向の上流側に配置され、空気が流通可能なフィルタと、
をさらに備える請求項1又は2に記載のサーバシステム。
【請求項8】
前記熱交換部は、対応する前記ラックごとに2つ1組で設けられ、
前記熱交換部は、
前記冷媒が供給される供給ヘッダと、
前記冷媒を排出する排出ヘッダと、
前記供給ヘッダと前記排出ヘッダとを接続し、前記冷媒の熱を外気に放出する放熱部と、
を有し、
前記1組を構成する2つの前記熱交換部は、それぞれ、前記排出ヘッダが前記供給ヘッダよりも下方に位置するように、前記水平第1方向から見てV字状に配置されている、
請求項1又は2に記載のサーバシステム。
【請求項9】
前記ラック群は、前記水平第1方向に交差する水平第2方向に並んで複数設けられ、
V字状に配置された2つの前記熱交換部は、対応する前記ラックの前記水平第2方向の一方側の端付近から、対応する前記ラックに前記水平第2方向の他方側から隣り合う前記ラックの前記水平第2方向の一方側の端付近まで、前記水平第2方向に延びている、
請求項8に記載のサーバシステム。
【請求項10】
各前記ラックに設けられて、前記発熱体に空気を供給するとともに前記発熱体を通過した空気を前記ラック外に排出する冷却ファンをさらに備え、
前記ダクトの前記排出流路は、前記冷却ファンによって前記ラックから排出された空気を前記水平第1方向に向かって排出する、
請求項1又は2に記載のサーバシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、サーバシステムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
発熱体が設けられたシステムでは、発熱体から発生される熱を除熱する必要がある。例えば特許文献1には、冷却対象の発熱体からの熱を受け、冷媒を自然循環させる冷却装置が開示されている。
【0003】
また、例えばデータセンタでは、サーバルーム内にサーバを収容するラックが大量に設置されている。サーバに搭載されたCPUやGPU等のチップが稼働時に発熱する。サーバは、所定の温度域を超えると動作不良を起こす場合がある。このため、サーバルーム内を冷却する必要がある。サーバルームの冷却方式として、例えば、空調機でサーバルーム内の空気を冷却し、循環させる空冷方式がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-06414号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、サーバルーム内という限られた空間にサーバラックが密集して配置されると、空冷方式では多くのエネルギーが必要となる。このため、効率良く熱を除去できるシステムの構築が課題とされていた。
また、サーバの発熱量が大きい場合、空冷方式では冷却能力が不足する場合があった。
【0006】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであって、効率良く排熱することができるサーバシステムを提供することを目的とする。
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであって、発熱量に応じて冷却能力を調整することができるサーバシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本開示に係るサーバシステムは、冷媒によって冷却される発熱体を収容するラックが、水平第1方向に複数並設されて構成されたラック群と、前記各ラックに対応するように設けられて、各前記ラックの上方で前記冷媒と空気とを熱交換させる熱交換部と、複数の前記熱交換部の上方に、前記水平第1方向に延びて各前記熱交換部で熱交換した空気を前記水平第1方向に向かって排出する排出流路を形成するダクトと、を備える。
【0008】
本開示に係るサーバシステムは、冷媒によって冷却される発熱体を収容するラックと、前記ラックに対応するように設けられて、前記ラックの上方で前記冷媒と空気とを熱交換させる熱交換部と、前記熱交換部の上方に、前記熱交換部で熱交換した空気を排出する排出流路を形成するダクトと、前記発熱体に取り付けられるとともに、前記冷媒が流通可能とされ、前記発熱体を前記冷媒と熱交換させて冷却する冷却部品と、前記熱交換部に送風して前記熱交換部を冷却する空冷ファンと、前記冷媒を第2冷媒と熱交換させて冷却する冷媒冷却器と、前記熱交換部と前記冷却部品とが設けられ、前記冷媒を熱対流により自然循環させる自然循環流路と、前記自然循環流路の一部を迂回し、前記冷媒を熱対流によらず強制的に循環させる強制循環流路と、前記自然循環流路の一部を迂回し、前記冷媒冷却器が設けられた冷媒冷却流路と、を有する冷媒循環流路と、前記冷媒循環流路に設けられ、前記冷媒の流路を、前記冷媒が前記強制循環流路を通過する流路と、前記冷媒が前記強制循環流路を通過しない流路とに切り替え可能であるとともに、前記冷媒の流路を、前記冷媒が前記冷媒冷却流路を通過する流路と、前記冷媒が前記冷媒冷却流路を通過しない流路とに切り替え可能な切替機構と、を備える。
【0009】
本開示に係るサーバシステムは、発熱体を収容するラックが、水平第1方向に複数並設されて構成されたラック群と、各前記ラックに設けられて、前記発熱体に空気を供給するとともに前記発熱体を通過した空気を前記ラック外に排出する冷却ファンと、前記ラック群の上方に、前記水平第1方向に延びて、前記冷却ファンによって前記ラックから排出された空気を前記水平第1方向に向かって排出する排出流路を形成するダクトと、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本開示のサーバシステムによれば、効率良く排熱することができる。また、本開示のサーバシステムによれば、発熱量に応じて冷却能力を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
対話装置
9日前
個人
情報処理装置
9日前
個人
物品給付年金
1か月前
個人
政治のAI化
1か月前
個人
情報処理装置
5日前
個人
プラグインホームページ
23日前
個人
情報入力装置
9日前
キヤノン株式会社
通信装置
1か月前
個人
物価スライド機能付生命保険
9日前
個人
マイホーム非電子入札システム
9日前
個人
全アルゴリズム対応型プログラム
1か月前
株式会社BONNOU
管理装置
2日前
キヤノン株式会社
画像処理装置
1か月前
サクサ株式会社
カードの制動構造
11日前
個人
決済手数料0%のクレジットカード
12日前
大同特殊鋼株式会社
輝線検出方法
1か月前
シャープ株式会社
電子機器
1か月前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
15日前
村田機械株式会社
割当補助システム
15日前
ミサワホーム株式会社
宅配ロッカー
29日前
トヨタ自動車株式会社
欠け検査装置
1か月前
株式会社ライト
情報処理装置
2日前
株式会社アジラ
データ転送システム
1か月前
パテントフレア株式会社
交差型バーコード
25日前
ミサワホーム株式会社
情報処理装置
1か月前
住友重機械工業株式会社
力覚伝達装置
4日前
応研株式会社
業務支援システム
23日前
オベック実業株式会社
端末用スタンド
1か月前
Sansan株式会社
組織図生成装置
18日前
株式会社ユピテル
電子機器及びプログラム等
1か月前
トヨタ自動車株式会社
管理装置
29日前
株式会社WellGo
個人情報秘匿方法
5日前
ミサワホーム株式会社
荷物搬送システム
29日前
シャープ株式会社
通信装置
9日前
株式会社WellGo
個人情報利用方法
5日前
株式会社豆蔵
ピッキング装置
11日前
続きを見る
他の特許を見る