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公開番号2025091450
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023206595
出願日2023-12-07
発明の名称電気コネクタ端子
出願人ケル株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01R 4/58 20060101AFI20250612BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電極部との電気接続においてはんだ付けを必要としない電気コネクタ端子を提供する。
【解決手段】本発明における電気コネクタ端子1は、電気ケーブルCの導線部と電気接続される導電材料製のケーブル接続部4と、ケーブル接続部4に一体につながって設けられた導電材料製の接続端子部2と、接続端子部2の少なくとも一部の外面に設けられ、導電性と粘着性を備えた導電性粘着部3と、を備え、接続端子部2を導電性粘着部3により接続相手端子部(不図示)に接合し、接続端子部2を接続相手端子部と電気接続させるように構成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電気ケーブルの導線部と電気接続される導電材料製のケーブル接続部と、
前記ケーブル接続部に一体につながって設けられた導電材料製の接続端子部と、
前記接続端子部の少なくとも一部の外面に設けられ導電性と粘着性を備えた導電性粘着部と、を備え、
前記接続端子部を前記導電性粘着部により接続相手端子部に接合し、前記接続端子部を前記接続相手端子部と電気接続させるように構成された電気コネクタ端子。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記接続端子部が板状に形成され、前記板状の接続端子部の片側の板状面に前記導電性粘着部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電気コネクタ端子。
【請求項3】
前記導電性粘着部を剥離可能に覆う保護部材を有し、
前記保護部材を剥離して前記導電性粘着部を露出させた状態で、前記接続端子部を前記導電性粘着部により前記接続相手端子部に接合するように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の電気コネクタ端子。
【請求項4】
前記導電性粘着部が、電気導電性を有するシート状基材の両面に電気導電性を有する粘着剤が設けられるとともに、少なくとも片面が剥離可能な保護シート部材により覆われた両面テープを用いて構成され、
前記保護シート部材により覆われていない前記シート状基材の一方側の面を前記粘着剤により前記接続端子部の板状面に接着して前記両面テープを前記接続端子部に取り付け、前記シート状基材の他方側の面が前記保護シート部材により剥離可能に覆われる構成であることを特徴とする請求項2に記載の電気コネクタ端子。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気的な接続に用いられる電気コネクタ端子に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、面状発熱体およびそれを用いた乗り物用シートの発明が記載されている。特許文献1における面状発熱体は、給電によって発熱する抵抗体を有し、面状の絶縁層の上に銀ペースト等で構成される導電層を形成し、その導電層を保護する樹脂等の柔軟性に優れた保護層で被覆された構成を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-147158号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなシート状の発熱体に電気ケーブルなどを接続して導電させるには、従来、電極部にケーブルをはんだ付けすることによって行っていた。しかし、面状発熱体の表面は保護層で覆われており、且つ、この保護層は耐熱性が低いため、はんだ付けを行うと保護層に熱の影響が及ぶという問題があり、はんだ付けを不要とする電気接続が求められている。
【0005】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、シート状の発熱体と電気ケーブルとの電気接続を、はんだ付けを必要とせず、且つ、比較的簡単に行うことができる電気コネクタ端子を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る電気コネクタ端子は、電気ケーブルの導線部と電気接続される導電材料製のケーブル接続部と、前記ケーブル接続部に一体につながって設けられた導電材料製の接続端子部と、前記接続端子部の少なくとも一部の外面に設けられ導電性と粘着性を備えた導電性粘着部と、を備え、前記接続端子部を前記導電性粘着部により接続相手端子部に接合し、前記接続端子部を前記接続相手端子部と電気接続させるように構成される。
【0007】
本発明に係る電気コネクタ端子において、前記接続端子部が板状に形成され、前記板状の接続端子部の片側の板状面に前記導電性粘着部が設けられていることが好ましい。
【0008】
本発明に係る電気コネクタ端子において、前記導電性粘着部を剥離可能に覆う保護部材を有し、前記保護部材を剥離して前記導電性粘着部を露出させた状態で、前記接続端子部を前記導電性粘着部により前記接続相手端子部に接合するように構成されていることが好ましい。
【0009】
本発明に係る電気コネクタ端子において、前記導電性粘着部が、電気導電性を有するシート状基材の両面に電気導電性を有する粘着剤が設けられるとともに、少なくとも片面が剥離可能な保護シート部材により覆われた両面テープを用いて構成され、前記保護シート部材により覆われていない前記シート状基材の一方側の面を前記粘着剤により前記接続端子部の板状面に接着して前記両面テープを前記接続端子部に取り付け、前記シート状基材の他方側の面が前記保護シート部材により剥離可能に覆われる構成であることが好ましい

【発明の効果】
【0010】
本発明に係る電気コネクタ端子によれば、接続端子部を導電性粘着部により接続相手端子部に接合し、接続端子部を接続相手端子部と電気接続させるように構成されているので、電気ケーブルの導線部と、接続相手端子部の電極との電気接続が可能になる。また、接続端子部を導電性粘着部により接続相手端子部に接続すればよいので、特殊な工具を用いることなく、電気ケーブルと電極との接続の際の作業性が向上し、量産がしやすくなる。
(【0011】以降は省略されています)

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