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公開番号
2025091122
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-18
出願番号
2023206179
出願日
2023-12-06
発明の名称
撹拌軸駆動装置
出願人
住友重機械工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02P
27/06 20060101AFI20250611BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】本発明の目的は、攪拌駆動装置に適した所望の性能を確保可能でより安価な撹拌軸駆動装置を提供することにある。
【解決手段】撹拌軸駆動装置10は、撹拌軸11と、撹拌軸11を駆動するモータ20と、モータ20を制御する制御部30と、を有する撹拌軸駆動装置であって、モータ20は、インダクションモータであり、制御部30は、モータ20の状態に関するモータ状態情報に基づいて撹拌軸11のトルクに関するトルク情報を特定し、当該トルク情報に基づいてモータ20を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
撹拌軸と、前記撹拌軸を駆動するモータと、前記モータを制御する制御部と、を有する撹拌軸駆動装置であって、
前記モータは、インダクションモータであり、
前記制御部は、前記モータの状態に関するモータ状態情報に基づいて前記撹拌軸のトルクに関するトルク情報を特定し、当該トルク情報に基づいて前記モータを制御する撹拌軸駆動装置。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
撹拌軸と、前記撹拌軸を駆動するモータと、前記モータを制御する制御部と、を有する撹拌軸駆動装置であって、
前記モータは、エンコーダを有しないか、または1回転当たりの分解能が10000パルス以下のエンコーダを有するモータであり、
前記制御部は、前記モータの状態に関するモータ状態情報に基づいて前記撹拌軸のトルクに関するトルク情報を特定し、当該トルク情報に基づいて前記モータを制御する撹拌軸駆動装置。
【請求項3】
前記モータは、速度に関してオープンループ制御される、請求項1または2に記載の撹拌軸駆動装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記モータ状態情報を複数利用して前記トルク情報を特定する、請求項1または2に記載の撹拌軸駆動装置。
【請求項5】
前記複数のモータ状態情報に前記モータの温度を含む、請求項4に記載の撹拌軸駆動装置。
【請求項6】
前記モータは、モータ本体と減速機とを含むギヤモータであり、
前記モータに組み込まれ前記モータに作用するトルクに関する情報を検出するセンサを含み、
前記制御部は、前記モータ状態情報と、前記センサの検出情報とに基づいて前記モータを制御する、請求項1または2に記載の撹拌軸駆動装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記モータの速度が予め設定された速度よりも低い場合に、前記センサの検出情報に基づいて前記モータを制御する、請求項6に記載の撹拌軸駆動装置。
【請求項8】
撹拌軸と、前記撹拌軸を駆動するモータと、前記モータを制御する制御部と、を有する撹拌軸駆動装置であって、
前記モータは、モータ本体と減速機とを含むギヤモータであり、
前記制御部は、前記モータに組み込まれ前記モータに作用するトルクに関する情報を検出するセンサの検出情報に基づいて前記モータを制御する撹拌軸駆動装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撹拌軸駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、撹拌翼を備えた撹拌軸をサーボモータで駆動して、そのサーボモータの特性を利用して被処理流体の撹拌混合を制御する撹拌装置が記載されている。この装置は、撹拌翼を備えた撹拌軸をサーボモータにより回転駆動するに際し、撹拌軸に作用するトルクを電気的に検知して、制御手段により予め入力設定した撹拌データと比較演算させて、その演算結果に応じてサーボモータによる撹拌軸の回転速度を制御する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-036594号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の撹拌装置は、撹拌翼を備える撹拌軸を回転駆動するサーボモータと、このモータを制御する制御手段とで構成されている。この制御手段では、電流センサにより撹拌軸に直結するサーボモータの駆動電流値を検知し、駆動電流値を基準値と比較した結果に基づいてインバータ部を制御し、適応する回転速度となるようにサーボモータへ出力する。この制御では、撹拌軸の回転トルクとモータの電力の相関関係を予め記憶しておき、モータの駆動電流値の実測値とこの相関関係とを用いてモータの回転速度を制御する。
【0005】
しかし、上記のサーボモータによる制御は、撹拌装置の要求性能に対してオーバースペックであり、高価なサーボモータの使用がコストダウンの障害になっていた。
【0006】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、攪拌駆動装置に適した所望の性能を確保可能でより安価な撹拌軸駆動装置を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の撹拌軸駆動装置は、撹拌軸と、撹拌軸を駆動するモータと、モータを制御する制御部と、を有する撹拌軸駆動装置であって、モータは、インダクションモータであり、制御部は、モータの状態に関するモータ状態情報に基づいて撹拌軸のトルクに関するトルク情報を特定し、当該トルク情報に基づいてモータを制御する。
【0008】
本発明の別の態様もまた撹拌軸駆動装置である。この装置は、撹拌軸と、撹拌軸を駆動するモータと、モータを制御する制御部と、を有する撹拌軸駆動装置であって、モータは、エンコーダを有しないか、または1回転当たりの分解能が10000パルス以下のエンコーダを有するモータであり、制御部は、モータの状態に関するモータ状態情報に基づいて撹拌軸のトルクに関するトルク情報を特定し、当該トルク情報に基づいてモータを制御する。
【0009】
本発明のさらに別の態様もまた撹拌軸駆動装置である。この装置は、撹拌軸と、撹拌軸を駆動するモータと、モータを制御する制御部と、を有する撹拌軸駆動装置であって、モータは、モータ本体と減速機とを含むギヤモータであり、制御部は、モータに組み込まれモータに作用するトルクに関する情報を検出するセンサの検出情報に基づいてモータを制御する。
【0010】
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を方法、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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