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公開番号
2025090914
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-18
出願番号
2023205782
出願日
2023-12-06
発明の名称
情報処理装置、情報処理システム、情報処理装置制御方法およびプログラム
出願人
NECプラットフォームズ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
21/62 20130101AFI20250611BHJP(計算;計数)
要約
【課題】正規の利用者の利便性を低下させることなく、機密情報の漏洩の可能性を低減する。
【解決手段】情報処理装置の動作モードを設定する制御部と、情報処理装置の位置を検出し、装置位置として制御部に出力する位置検出部と、所望の温度に加熱可能な温度鍵の挿入を受け入れる挿入孔と、挿入孔の温度を検出し、鍵温度として制御部に出力する温度検出部と、予め定めた利用許可領域を特定する情報および予め定めた解除温度を記憶する記憶部と、を備え、制御部は、装置位置が利用許可領域内でない場合、動作モードを利用制限有モードに設定し、利用制限有モードで動作中に、挿入孔に温度鍵が挿入された際に検出した鍵温度が解除温度に合致する場合、利用制限有モードを解除し、利用制限有モードは、情報処理装置が備える機能および記憶するデータの利用に制限がある動作モードである、情報処理装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
情報処理装置の動作モードを設定する制御部と、
前記情報処理装置の位置を検出し、装置位置として前記制御部に出力する位置検出部と、
所望の温度に加熱可能な温度鍵の挿入を受け入れる挿入孔と、
前記挿入孔の温度を検出し、鍵温度として前記制御部に出力する温度検出部と、
予め定めた利用許可領域を特定する情報および予め定めた解除温度を記憶する記憶部と、を備え、
前記制御部は、
前記装置位置が利用許可領域内でない場合、前記動作モードを利用制限有モードに設定し、
前記利用制限有モードで動作中に、前記挿入孔に前記温度鍵が挿入された際に検出した前記鍵温度が前記解除温度に合致する場合、前記利用制限有モードを解除し、
前記利用制限有モードは、前記情報処理装置が備える機能および記憶するデータの利用に制限がある動作モードである、情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1記載の情報処理装置であって、
前記位置検出部は、測位衛星からの信号を受信し、当該信号から当該情報処理装置の前記位置を算出し、前記装置位置とする位置センサを備え、
前記温度検出部は、前記挿入孔の温度を前記鍵温度として検出する温度センサを備える、情報処理装置。
【請求項3】
請求項1記載の情報処理装置であって、
前記温度鍵は、複数の加熱機構を備え、
前記温度検出部は、前記温度鍵が前記挿入孔に挿入された状態で、前記加熱機構の温度を測定可能な箇所の温度を前記鍵温度としてそれぞれ測定可能に設けられる、情報処理装置。
【請求項4】
請求項1記載の情報処理装置であって、
前記解除温度は、前記情報処理装置が前記利用許可領域内に存在する状態で、前記温度鍵を所定の温度に加熱して前記温度検出部で検出した温度である、情報処理装置。
【請求項5】
請求項1記載の情報処理装置であって、
前記制御部は、
前記利用制限有モードで動作時に、前記挿入孔に前記温度鍵が挿入された場合、前記鍵温度と前記解除温度とを比較し、両者が所定以上乖離している場合、当該情報処理装置が記憶する前記データを削除する、情報処理装置。
【請求項6】
請求項1記載の情報処理装置であって、
前記制御部は、当該情報処理装置の起動時に、前記装置位置が前記利用許可領域内か否かを判別し、前記動作モードを設定する、情報処理装置。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理装置と、
前記温度鍵と、を備える情報処理システム。
【請求項8】
情報処理装置が備えるコンピュータによる情報処理装置制御方法であって、
当該情報処理装置の位置を検出し、
検出した前記位置が、予め定めた利用許可領域外である場合、動作モードを利用制限有モードに設定し、
前記利用制限有モードで動作中に、当該情報処理装置に設けられた挿入孔に温度鍵が挿入された場合、当該挿入孔の温度を検出し、
検出した前記温度が、予め定めた解除温度に合致する場合、前記利用制限有モードを解除し、
前記利用制限有モードは、前記情報処理装置が備える機能および記憶するデータの利用に制限がある動作モードである、情報処理装置制御方法。
【請求項9】
情報処理装置が備えるコンピュータに、
当該情報処理装置の位置を検出する手順と、
検出した前記位置が、予め定めた利用許可領域外である場合、動作モードを、当該情報処理装置が備える機能および記憶するデータの利用に制限がある利用制限有モードに設定する手順と、
前記利用制限有モードで動作中に、当該情報処理装置に設けられた挿入孔に温度鍵が挿入された場合、当該挿入孔の温度を検出する手順と、
検出した前記温度が、予め定めた解除温度に合致する場合、前記利用制限有モードを解除する手順と、を実行させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理装置制御方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
情報処理装置等の盗難、紛失等による機密情報の漏洩が問題になっている。これに対し、物理的に施錠する等、様々な対策がなされている。しかし、物理的な鍵による管理方法では、鍵自体を手に入れれば、情報処理装置は容易に持ち出される。また、情報処理装置が持ち出されてしまうと、その後は対処できない。
【0003】
この問題に対処するため、例えば、「情報処理装置の動作モードを、情報処理装置の位置に応じて情報処理装置の利用が許可または禁止される持ち出し監視有効モードと、位置に拘わらず利用が許可される持ち出し監視無効モードのいずれかに設定する制御手段と、情報処理装置の位置を検出し位置情報として出力する位置検出手段と、情報処理装置が動かされた場合の加速度に基づいて情報処理装置の移動方向を算出し、移動方向情報として出力する加速度検出手段と、持ち出し監視有効モードにおいて利用が許可される範囲を示す利用許可範囲と、前記持ち出し監視無効モードへの遷移が行われる以前の所定の時点における移動方向情報に基づいて生成され、持ち出し監視有効モードを解除するための解除パターンである規定移動パターンを予め記憶する記憶手段と、を備える(要約抜粋)」技術がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6169998号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
以下の分析は、本発明の発明者によって与えられたものである。
【0006】
特許文献1に開示されている技術は、情報処理装置の位置情報を検出し、利用を制限している。このため、物理的な鍵による管理で発生する問題は解決できている。しかし、利用制限の解除に、移動パターンを用いている。そして、これは、加速度に基づいて検出された情報処理装置の移動方向情報に基づく。これは、様々なパターンの試行が容易であり、従来の文字入力式のパスワードロックと同程度の安全性しか得られない。例えば、設定を複雑にすることで、安全性を高めることはできるが、その分、利便性が低下する。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、正規の利用者の利便性を低下させることなく、機密情報の漏洩の可能性の低減に寄与する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第一の視点によれば、
情報処理装置の動作モードを設定する制御部と、
前記情報処理装置の位置を検出し、装置位置として前記制御部に出力する位置検出部と、
所望の温度に加熱可能な温度鍵の挿入を受け入れる挿入孔と、
前記挿入孔の温度を検出し、鍵温度として前記制御部に出力する温度検出部と、
予め定めた利用許可領域を特定する情報および予め定めた解除温度を記憶する記憶部と、を備え、
前記制御部は、
前記装置位置が利用許可領域内でない場合、前記動作モードを利用制限有モードに設定し、
前記利用制限有モードで動作中に、前記挿入孔に前記温度鍵が挿入された際に検出した前記鍵温度が前記解除温度に合致する場合、前記利用制限有モードを解除し、
前記利用制限有モードは、前記情報処理装置が備える機能および記憶するデータの利用に制限がある動作モードである、情報処理装置が提供される。
【0009】
本発明の第二の視点によれば、
上述の情報処理装置と、
前記温度鍵と、を備える情報処理システムが提供される。
【0010】
本発明の第三の視点によれば、
情報処理装置が備えるコンピュータによる情報処理装置制御方法であって、
当該情報処理装置の位置を検出し、
検出した前記位置が、予め定めた利用許可領域外である場合、動作モードを利用制限有モードに設定し、
前記利用制限有モードで動作中に、当該情報処理装置に設けられた挿入孔に温度鍵が挿入された場合、当該挿入孔の温度を検出し、
検出した前記温度が、予め定めた解除温度に合致する場合、前記利用制限有モードを解除し、
前記利用制限有モードは、前記情報処理装置が備える機能および記憶するデータの利用に制限がある動作モードである、情報処理装置制御方法が提供される。
(【0011】以降は省略されています)
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