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公開番号
2025090655
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-17
出願番号
2025035045,2024562270
出願日
2025-03-05,2024-08-28
発明の名称
アクチュエータ及び触覚デバイス
出願人
Diver-X株式会社
代理人
個人
主分類
G06F
3/01 20060101AFI20250610BHJP(計算;計数)
要約
【課題】触覚デバイスやその他のデバイスにおいて、新規なアクチュエータを提供する。
【解決手段】アクチュエータは、対象に対して少なくとも一部が進退する移動部と、前記対象に関して前記移動部と反対側に配置されるベース部と、前記ベース部に関して前記対象と反対側に配置され、前記移動部が進退する第1方向と非平行な第2方向に電気信号によって伸縮し、前記第2方向における第1側が前記ベース部と固定される伸縮部と、前記第2方向において前記伸縮部の前記第1側と反対の第2側と固定され、前記第1方向に延びて前記移動部と固定され、前記伸縮部の伸縮によって前記移動部を進退させる力伝達部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
対象に対して少なくとも一部が進退する移動部と、
前記対象に関して前記移動部と反対側に配置されるベース部と、
前記ベース部に関して前記対象と反対側に配置され、前記移動部が進退する第1方向と非平行な第2方向に電気信号によって伸縮し、前記第2方向における第1側が前記ベース部と固定される伸縮部と、
前記第2方向において前記伸縮部の前記第1側と反対の第2側と固定され、前記第1方向に延びて前記移動部と固定され、前記伸縮部の伸縮によって前記移動部を進退させる力伝達部と、を備えるアクチュエータ。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記伸縮部と前記ベース部とを固定する第1の固定部と、
前記力伝達部と前記移動部とを固定する第2の固定部と、
前記第1の固定部に設けられ、前記伸縮部と電気的に接続される第1の導電部と、
前記力伝達部に設けられ、前記伸縮部と電気的に接続される第2の導電部と、
前記第2の固定部に設けられ、前記第2の導電部と電気的に接続される第3の導電部と、を備え、
前記電気信号は、前記第1の導電部、前記第2の導電部及び前記第3の導電部を介して前記伸縮部へ供給される、
請求項1に記載のアクチュエータ。
【請求項3】
前記ベース部に関して前記対象と反対側に配置され、前記第2方向に電気信号によって伸縮し、前記第2方向における前記第2側が前記ベース部と固定される第2の伸縮部と、
前記第2方向において前記第2の伸縮部の前記第1側と固定され、前記第1方向に延びて前記ベース部と固定され、前記第2の伸縮部の伸縮によって前記移動部を進退させる第2の力伝達部と、を備える請求項1に記載のアクチュエータ。
【請求項4】
前記第2の伸縮部は、前記第1方向に垂直かつ前記第2方向に垂直な第3方向から見て前記伸縮部と重なる位置に配置される、請求項3に記載のアクチュエータ。
【請求項5】
前記伸縮部と前記第2の伸縮部は、それぞれ、前記第2方向の前記第1側から前記第2側へ向かうにつれて、前記第1方向に垂直かつ前記第2方向に垂直な第3方向の所定側に近づくように配置される、請求項3に記載のアクチュエータ。
【請求項6】
前記対象に対して少なくとも一部が前記第1方向に進退し、前記移動部と異なる第2の移動部と、
前記ベース部に関して前記対象と反対側に配置され、前記第2方向に電気信号によって伸縮し、前記第2方向における前記第1側が前記ベース部と固定される第3の伸縮部と、
前記第2方向において前記第3の伸縮部の前記第1側と反対の第2側と固定され、前記第1方向に延びて前記第2の移動部と固定され、前記伸縮部の伸縮によって前記第2の移動部を進退させる第3の力伝達部と、を備える請求項3に記載のアクチュエータ。
【請求項7】
前記ベース部に関して前記対象と反対側に配置され、前記第2方向に電気信号によって伸縮し、前記第2方向における前記第1側が前記ベース部と固定される第2の伸縮部と、
前記伸縮部において前記第2方向の前記第2側と固定され、かつ前記第2の伸縮部において前記第2方向の前記第2側と固定される接続部と、
前記伸縮部と前記ベース部とを固定する第1の固定部と、
前記第2の伸縮部と前記ベース部とを固定する第2の固定部と、
前記第1の固定部に設けられ、前記伸縮部と電気的に接続される第1の導電部と、
前記第2の固定部に設けられ、前記第2の伸縮部と電気的に接続される第2の導電部と、
前記接続部に設けられ、前記伸縮部と前記第2の伸縮部とを電気的に直列に接続する第3の導電部と、を備え、
前記接続部は、前記力伝達部を介して前記移動部と固定され、
前記電気信号は、前記第1の導電部、前記第2の導電部及び前記第3の導電部を介して前記伸縮部と前記第2の伸縮部とへ供給される、
請求項1に記載のアクチュエータ。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のアクチュエータを備え、前記対象を含む動物に対し、前記移動部が力を作用させて触覚を提示する、触覚デバイス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アクチュエータ及び触覚デバイスに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
仮想現実(VR)、拡張現実(AR)、混合現実(MR)などにおいて、触覚を再現する触覚デバイスが開発されている。触覚デバイスは、例えば、画像を含むコンテンツに連動してユーザの触覚に作用し、ユーザに対して実際のオブジェクトに触れたような体験を提供する。触覚デバイスは、例えば、ゲーム等のエンターテイメント、コミュニケーション、教育、医療、観光等の様々な分野において、各種体験の提供に利用される。
【0003】
下記特許文献1には、指先の動きを妨げずにリアルな圧覚を提示することを目的とした触覚出力装置が開示されている。この触覚出力装置は、手の指に装着される筐体と、筐体に配置され、指と接触する接触面を形成する可動部材と、可動部材に筐体側から指側へ向かう力を与える第1の機構と、可動部材を筐体側へ引き寄せる人工筋肉アクチュエータを有する第2の機構と、を備える。触覚デバイスやその他のデバイスにおいては、新規なアクチュエータが望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-79034号公報
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の態様に従えば、対象に対して少なくとも一部が進退する移動部と、対象に関して移動部と反対側に配置されるベース部と、ベース部に関して対象と反対側に配置され、移動部が進退する第1方向と非平行な第2方向に電気信号によって伸縮し、第2方向における第1側がベース部と固定される伸縮部と、第2方向において伸縮部の第1側と反対の第2側と固定され、第1方向に延びて移動部と固定され、伸縮部の伸縮によって移動部を進退させる力伝達部と、を備えるアクチュエータが提供される。本発明の態様に従えば、上記態様のアクチュエータを備え、対象を含む動物に対し、移動部がに力を作用させて触覚を提示する、触覚デバイスが提供される。
【0006】
本発明の態様によれば、新規なアクチュエータを提供することができる。本発明の態様によれば、新規なアクチュエータを備える触覚デバイスによって触覚を提示できる。このような触覚デバイスは、例えば、リモートで行われる各種体験の提供に利用でき、国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)の目標4「すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する」ことの達成に貢献する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る触覚デバイスを示す図である。
第1実施形態に係るアクチュエータを示す図である。
(A)から(C)は第1実施形態に係るアクチュエータを示す図である。
(A)から(C)は第2実施形態に係るアクチュエータを示す図である。
(A)から(C)は第3実施形態に係るアクチュエータを示す図である。
実施形態に係るアクチュエータを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[第1実施形態]
第1実施形態について説明する。図1は、実施形態に係る触覚デバイスを適用した体験システムを示す図である。この体験システムSYSは、触覚デバイス1と、表示デバイス2と、情報処理装置3とを備える。
【0009】
表示デバイス2は、例えばヘッドマウントディスプレイであり、実空間上のユーザ5に画像を提示(例、表示)する。触覚デバイス1は、例えばグローブ状の装着具である。触覚デバイス1は、実空間上のユーザ5の手に装着される。触覚デバイス1は、実施形態に係るアクチュエータ10を備える。情報処理装置3は、例えば1又は2以上のコンピュータを含む。情報処理装置3は、クラウドコンピュータでもよい。情報処理装置3は、表示デバイス2と通信可能に接続される。情報処理装置3は、触覚デバイス1と通信可能に接続される。
【0010】
情報処理装置3は、実空間上のユーザ5の位置情報を用いて、サイバー空間上のオブジェクト6とユーザ7との相対位置を決定する。情報処理装置3は、サイバー空間上のオブジェクト6とユーザ7の手とを含む画像を生成し、生成した画像のデータを表示デバイス2に提供(例、供給)する。表示デバイス2は、情報処理装置3から提供された画像のデータを用いて、サイバー空間上のオブジェクト6とユーザ7の手とを含む画像8を表示する。
(【0011】以降は省略されています)
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