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公開番号2025089860
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-16
出願番号2023204781
出願日2023-12-04
発明の名称非空気圧タイヤおよび熱硬化性樹脂組成物
出願人TOYO TIRE株式会社
代理人個人,個人
主分類B60C 7/00 20060101AFI20250609BHJP(車両一般)
要約【課題】長期間使用しても、支持構造体の破断応力の変化を抑制するとともに、支持構造体の変色を抑制することが可能な非空気圧タイヤを提供する。
【解決手段】非空気圧タイヤ1は、支持構造体10と、支持構造体10よりもタイヤ径方向Xで外側に位置しており、タイヤ周方向Cに沿って延びているトレッド50と、を備える。支持構造体10は、樹脂および添加剤を含む。添加剤は、フェノール系酸化防止剤およびヒンダードアミン系光安定剤を含む。ヒンダードアミン系光安定剤は、アミノエーテル基を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
支持構造体と、前記支持構造体よりもタイヤ径方向で外側に位置しており、タイヤ周方向に沿って延びているトレッドと、を備え、
前記支持構造体は、樹脂および添加剤を含み、
前記添加剤は、フェノール系酸化防止剤およびヒンダードアミン系光安定剤を含み、
前記ヒンダードアミン系光安定剤は、アミノエーテル基を有する、非空気圧タイヤ。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記ヒンダードアミン系光安定剤は、pK

が8以上である、請求項1に記載の非空気圧タイヤ。
【請求項3】
前記ヒンダードアミン系光安定剤は、分子量が500以上である、請求項1または2に記載の非空気圧タイヤ。
【請求項4】
前記添加剤は、前記フェノール系酸化防止剤に対する前記ヒンダードアミン系光安定剤の質量比が0.2以上10以下である、請求項1または2に記載の非空気圧タイヤ。
【請求項5】
前記添加剤は、紫外線吸収剤をさらに含む、請求項1に記載の非空気圧タイヤ。
【請求項6】
前記支持構造体は、前記添加剤の含有量が0.1質量%以上1.8質量%以下である、請求項1または2に記載の非空気圧タイヤ。
【請求項7】
非空気圧タイヤの支持構造体の製造に用いられる熱硬化性樹脂組成物であって、
樹脂の前駆体および添加剤を含み、
前記添加剤は、フェノール系酸化防止剤およびヒンダードアミン系光安定剤を含み、
前記ヒンダードアミン系光安定剤は、アミノエーテル基を有する、熱硬化性樹脂組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、非空気圧タイヤおよび熱硬化性樹脂組成物に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両からの荷重を支持する支持構造体と、支持構造体よりもタイヤ径方向で外側に位置し、タイヤ周方向に沿って延びているトレッドと、を備える非空気圧タイヤが知られている。
【0003】
特許文献1には、樹脂および添加剤を含み、酸化誘導時間が4分以上である支持構造体が記載されている。ここで、添加剤は、紫外線遮断剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤および光安定剤からなる群より選択される一種以上である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-92322号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、非空気圧タイヤを長期間使用しても、支持構造体の破断応力の変化を抑制するとともに、支持構造体の変色を抑制することが望まれている。
【0006】
本発明は、長期間使用しても、支持構造体の破断応力の変化を抑制するとともに、支持構造体の変色を抑制することが可能な非空気圧タイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、非空気圧タイヤにおいて、支持構造体と、前記支持構造体よりもタイヤ径方向で外側に位置しており、タイヤ周方向に沿って延びているトレッドと、を備え、前記支持構造体は、樹脂および添加剤を含み、前記添加剤は、フェノール系酸化防止剤およびヒンダードアミン系光安定剤を含み、前記ヒンダードアミン系光安定剤は、アミノエーテル基を有する。
【0008】
本発明の他の一態様は、非空気圧タイヤの支持構造体の製造に用いられる熱硬化性樹脂組成物であって、樹脂の前駆体および添加剤を含み、前記添加剤は、フェノール系酸化防止剤およびヒンダードアミン系光安定剤を含み、前記ヒンダードアミン系光安定剤は、アミノエーテル基を有する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、長期間使用しても、支持構造体の破断応力の変化を抑制するとともに、支持構造体の変色を抑制することが可能な非空気圧タイヤを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態の非空気圧タイヤを示す側面図である。
図1のII-II断面図である。
図2に示す部分を斜めから見た非空気圧タイヤの一部斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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