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公開番号
2025089258
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-12
出願番号
2024185040
出願日
2024-10-21
発明の名称
セルフチェックアウトシステム用の自己構成ガイダンス
出願人
東芝テック株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
G07G
1/12 20060101AFI20250605BHJP(チェック装置)
要約
【課題】POSシステムが右利き構成であるか又は左利き構成であるかを識別し、次いで、それに応答してソフトウェアアプリケーションを更新するための技法を提供する。
【解決手段】POSシステム上又はその近くに据え付けられた1つ以上のカメラでPOSシステムの画像を補足することで、その物理的な構成を判断し、右利き構成であるか又は左利き構成であるかを識別し、次いで、例えば、POSシステムが正確な構成に基づいて情報を顧客に提供するように、ソフトウェアアプリケーションを更新する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
販売時点情報管理(POS)システムの画像を捕捉することと、
前記画像を分析することに基づいて、前記POSシステムが第1の構成であるか又は第2の構成であるかを識別することと、
前記POSシステムが前記第1の構成であるか又は前記第2の構成であるかを識別することに応じて、前記POSシステムを制御するソフトウェアアプリケーションを再構成することと
を備える、方法。
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【請求項2】
前記ソフトウェアアプリケーションを再構成することは、
前記POSシステムが前記第1の構成であるか又は前記第2の構成であるかに応じて、表示用のインストラクションを出力するように前記ソフトウェアアプリケーションを再構成することを備え、前記第1の構成は、左利き構成であり、前記第2の構成は、右利き構成である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記POSシステムは、袋詰めエリアを備え、前記第1の構成及び前記第2の構成は、前記POSシステム中の前記袋詰めエリアのロケーションを表す、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記袋詰めエリアは、前記POSシステム中のスキャナの第1の側に配設され、購入するアイテムを保持するための棚が、前記スキャナの第2の反対側に配設される、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記画像を捕捉することは、
アイテムが前記POSシステム中のスキャナに近接して移動させられる映像を捕捉することを備える、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記POSシステムが前記第1の構成であるか又は前記第2の構成であるかを識別することは、
前記映像中の前記アイテムの動きの方向を決定することと、
前記動きに基づいて前記POSシステム中の袋詰めエリアのロケーションを決定することと
を備える、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記画像を捕捉するカメラが、その視野内に、前記POSシステム中の袋詰めエリア又は棚のうちの少なくとも一方を含み、前記棚は、購入するアイテムが前記POSシステム中でスキャンされるまで、前記アイテムを保持するように構成される、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記POSシステムが前記第1の構成であるか又は前記第2の構成であるかを識別することは、
前記POSシステムが左利き構成であるか又は右利き構成であるかを判断するために、前記画像中の前記袋詰めエリア又は前記棚のうちの少なくとも一方のロケーションを識別することを備える、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
POSシステムは、
スキャナと、
袋詰めエリアと、
前記POSシステムを制御するためのコンピューティングシステムと
を備え、前記コンピューティングシステムは、
前記POSシステムの画像を受信することと、
前記画像を分析することに基づいて、前記POSシステムが第1の構成であるか又は第2の構成であるかを識別することと、
前記POSシステムが前記第1の構成であるか又は前記第2の構成であるかを識別することに応答して、前記POSシステムを制御するためのソフトウェアアプリケーションを再構成することと
を行うように構成される、POSシステム。
【請求項10】
ディスプレイを更に備え、
前記ソフトウェアアプリケーションを再構成することは、
前記POSシステムが前記第1の構成であるか又は前記第2の構成であるかに応じるインストラクションを前記ディスプレイ上に出力するように前記ソフトウェアアプリケーションを再構成することを備え、前記第1の構成は、左利き構成であり、前記第2の構成は、右利き構成である、
請求項9に記載のPOSシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【背景技術】
【0001】
[0001]販売時点情報管理(POS)システム(セルフチェックアウトシステムなど)は、異なる形で構成されることができるモジュール式システムとして販売されることが多い。例えば、POSシステムは、買い物かごを保持するための棚と、顧客が購入を望むアイテムをスキャンするためのスキャナと、アイテムがスキャンされた後に袋の中にアイテムを配置するための袋詰めエリアを含み得る。店内のPOSシステムのロケーション及び向きは、スキャナのどちらの側に棚及び袋詰めエリアが位置するかを決定し得る。例えば、店主は、袋詰めエリアがスキャナの、店の出口に最も近い側にあることを望み得る。いくつかの向きでは、袋詰めエリアは、スキャナの方を向いている顧客に対してスキャナの左側にあり得(即ち、左利き構成)、その一方で、他の向きでは、袋詰めエリアは、顧客に対してスキャナの右側にあり得る(即ち、右利き構成)。POSシステムの動作は、左利き構成であるか又は右利き構成であるかに応じて変化することができる。
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【図面の簡単な説明】
【0002】
[0002]一実施形態によるPOSシステムを例示する。
[0003]一実施形態による、右利き及び左利き構成のPOSシステムの上面図を例示する。
[0004]一実施形態による、POSシステムが右利き構成であるか又は左利き構成であるかを判断することに応答してソフトウェアアプリケーションを更新するためのフローチャートである。
[0005]一実施形態による、動きを使用してPOSシステムが右利き構成であるか又は左利き構成であるかを判断するためのフローチャートである。
[0006]一実施形態による、POSシステム中の構成要素を識別することによってPOSシステムが右利き構成であるか又は左利き構成であるかを判断するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0003】
[0007]本明細書の実施形態は、POSシステムが右利き構成であるか又は左利き構成であるかを識別し、次いで、それに応答してソフトウェアアプリケーションを更新するための技法を説明する。POSシステムは、典型的には、顧客がどのアイテムをスキャンしたか、累計、ヘルプボタン、及びインストラクションなどの情報を顧客に出力するためのディスプレイを含む。インストラクションは、アイテムをスキャンするための指示(例えば、アイテムを取り出す、アイテムをスキャンする、及び袋詰めエリア中にアイテムを配置する)、並びにトラブルシューティングインストラクション(例えば、アイテムがスキャンされることなく袋詰めエリア中に配置されたとき)を含むことができる。これらのインストラクションは、POSシステムが右利き構成であるか又は左利き構成であるかに応じて変化することができる。例えば、袋詰めエリア中にスキャンされたアイテムを配置するためのインストラクションは、袋詰めエリアを指し示す矢印を有し得、それは、POSシステムが右利き構成であるか又は左利き構成であるかに応じて変化する。
【0004】
[0008]POSシステムを設置するとき、技術者は、POSシステムの構成を示すことを忘れる可能性がある(又は間違いを犯す可能性がある)。また、店主は、POSシステムを異なるロケーション又は向きに移動し、右利き構成と左利き構成との間で切り替え得る。POSシステム上で実行している(何がディスプレイ上に出力されるかを制御する)ソフトウェアアプリケーションがPOSシステムの物理的構成と一致しないように構成される場合、それは、袋詰めエリアへの誤った方向を指し示すなどの混乱させるようなインストラクションを出力する可能性がある。
【0005】
[0009]本明細書の実施形態は、POSシステムの捕捉された画像を使用して、その物理的構成を判断し、次いで、POSシステムが正確な構成に基づいて情報を顧客に提供するように、ソフトウェアアプリケーションを更新することを説明する。画像は、POSシステム上又はその近くに据え付けられた1つ以上のカメラから捕捉されることができる。一実施形態では、カメラは、アイテムが顧客によってスキャンされる際にアイテムを捕捉し得る。アイテムの動き(アイテムがカメラの視野をどのように横切るか)を分析して、袋詰めエリアがカメラの視野内にない場合であっても、袋詰めエリアがどこに位置するかを識別することができる。別の実施形態では、カメラの視野は、袋詰めエリアを捕捉し得る。画像検出アルゴリズムが、袋詰めエリアを識別し、次いで、袋詰めエリアのロケーションに基づいてPOSシステムの構成を識別することができる。いずれの場合でも、袋詰めエリアのロケーションが識別されると、システムは、その構成を判断し、それに応じてソフトウェアアプリケーションを更新することができる。
POSシステムの物理的構成を判断する利点
【0006】
[0010]POSシステム上で実行しているソフトウェアアプリケーションは、POSシステムが左利き構成を有するか又は右利き構成を有するかに応じて異なるように動作する。本明細書の実施形態は、POSシステムの現在の物理的構成を確かめ、次いで、それに応答してソフトウェアアプリケーションを再構成するために画像処理を使用する自動の、例えば人間の介入を伴わない、方法を提供する。それを行うことは、POSシステム上で実行しているソフトウェアアプリケーションの処理及び出力に影響を及ぼす。
【0007】
[0011]図1は、一実施形態によるPOSシステム100を例示する。POSシステム100は、エンクロージャ170の一方の側に配設された棚105と、エンクロージャ170のもう一方の(反対)側に配設された袋詰めエリア140とを含む。一実施形態では、エンクロージャ170、棚105、及び袋詰めエリア140は、モジュール式構成要素であり、例えば、互いに恒久的に接続されるわけではない。示されているように、POSシステム100の方を向いている顧客に対して、棚105は、顧客の左側に配設され、その一方で、袋詰めエリア140は、顧客の右側に配設される。これらの構成要素は、モジュール式であるので、袋詰めエリア140及び棚105のロケーションは、袋詰めエリア140がエンクロージャ170の左側に配設され、その一方で、棚105がエンクロージャ170の右側に配設されるように切り替えられることができる。棚105及び袋詰めエリア140は、エンクロージャ170に(例えば、締結具又はいくつかの他の手段を使用して)接続され得るが、これは、必須要件ではない。例えば、棚105及び袋詰めエリア140は、これらのモジュール式構成要素を固定位置に保持するために、エンクロージャ170の他に何か(例えば、床又はフレーム)に接続され得る。
【0008】
[0012]示されているように、棚105は、POSシステム100を使用して顧客が購入を望むアイテム115を含む買い物110かごを保持するために使用される。例えば、顧客は、顧客がアイテム115を容易に取り出してスキャンすることができるように、棚105上に買い物かご110を配置し得る。
【0009】
[0013]他の状況では、顧客は、買い物カート中にアイテム115を配置している場合がある。顧客は、アイテムを保持するために棚105を使用することができる。例えば、顧客はまず、チェックアウトプロセス中にアイテム115をより扱いやすくするために、アイテム115をカートから棚105上に降ろし得る。
【0010】
[0014]ディスプレイ120、カメラ175、スキャナ130、カメラ180が、エンクロージャ170中又は上に据え付けられる。例えば、ディスプレイ120は、POSシステム100が顧客とコミュニケーションを取ることを可能にする表示画面を含み得る。ディスプレイ120は、価格情報、購入リスト、スキャンインストラクション、トラブルシューティングインストラクション、及び同様のものを出力することができる。一実施形態では、ディスプレイ120は、ユーザがディスプレイと対話することができるようにタッチスクリーンである。例えば、ユーザは、農産物を選択する、スキャンをキャンセルする、助けを呼ぶ、及び同様のことを行うためにタッチスクリーンを使用することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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