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公開番号
2025089062
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-12
出願番号
2023204024
出願日
2023-12-01
発明の名称
プライヤー工具に用いる物品取付構造体
出願人
株式会社サンテクノ
代理人
個人
主分類
B25B
7/22 20060101AFI20250605BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】 本発明は、カウント装置や送信装置等の物品をプライヤー工具に取り付けた際に、プライヤー工具を用いた作業の邪魔になり難いプライヤー工具に用いる物品取付構造体を提供することを目的とする。
【解決手段】 二つの金属製バーP1、P2を軸O1で結合し、自由に開閉できるプライヤー工具Pに用いる物品取付構造体100であって、プライヤー工具Pの一対の柄部P5,P6の後方にそれぞれ装着される一対の装着部1、2と、一対の装着部1、2にそれぞれ接続される一対のアーム3、4と、からなり、アーム3、4の一端は、装着部1、2と回動可能に各々固定され、アーム3の他端は、他方の4の他端と回動可能に固定されており、プライヤー工具Pの開閉動作に伴って、一対のアーム3、4の間が開閉する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
二つの金属製バーを軸で結合し、自由に開閉できるプライヤー工具に用いる物品取付構造体であって、
前記プライヤー工具の一対の柄部の後方にそれぞれ装着される一対の装着部と、
一対の前記装着部にそれぞれ接続される一対のアームと、
からなり、
前記アームの一端は、前記装着部と回動可能に各々固定され、
前記アームの他端は、他方のアームの他端と回動可能に固定されており、
前記プライヤー工具の開閉動作に伴って、一対の前記アームの間が開閉することを特徴とするプライヤー工具に用いる物品取付構造体。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記アームの一方には、リミットスイッチが固定されており、
一対の前記アームの開閉に伴って、一方の前記アームの表面上をスライドして、前記リミットスイッチの可動部を押下する押圧部が、設けられていることを特徴とする請求項1に記載のプライヤー工具に用いる物品取付構造体。
【請求項3】
前記アームの一方には、リミットスイッチが固定されており、
一対の前記アームの開閉に伴って、前記リミットスイッチの可動部を押圧する押圧部が他方の前記アームに設けられていることを特徴とする請求項1に記載のプライヤー工具に用いる物品取付構造体。
【請求項4】
前記押圧部は、一対の前記アームの開閉の間隔によって、前記可動部を押下するタイミングを調整できることを特徴とする請求項2又は3の何れかに記載のプライヤー工具に用いる物品取付構造体。
【請求項5】
前記柱状固定部の一方には、更に送信装置が固定されており、
一方の前記アームに固定された前記リミットスイッチと前記送信装置とは、前記アームの相対する面に各々固定されていることを特徴とする請求項2又は3の何れかに記載のプライヤー工具に用いる物品取付構造体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、二つの金属製バーを軸で結合し、自由に開閉できるプライヤー工具に用いる物品取付構造体に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
プライヤー工具を用いた作業として、例えば、ホースクリップの締め付け等がある。そして、この作業におけるプライヤーの開閉回数をカウントすることで、作業の忘れがないかの管理が行われている。このような作業回数をカウントする機能を備えたプライヤー工具として、特許文献1や非特許文献1のようなものが知られている。
一方で、特許文献1や非特許文献1のような専用のプライヤー工具は、当然ながら通常のプライヤー工具に比べて高価なものとなってしまう。
【0003】
また、このようなプライヤー工具は、一般的に一つだけで使用されるというものではなく、工場内で多数のものが同時に使用されており、各々のカウント数を送信することで、各作業を全体で管理している。つまり、特許文献1や非特許文献1のプライヤー工具にも記載されているが、カウント機能だけでなく送信機能も備わっており、全体で管理装置を含めた管理システムとして使用されている。従って、例えば、専用のプライヤー工具を他のメーカーのものに変更しようとすると、管理システム全体の変更も必要となってしまう。
従って、カウント機能を備えた専用のプライヤー工具ではなく、既存のプライヤー工具にカウント装置や送信装置を後付けできた方が、低コストである。
【0004】
このようなカウント装置を既存のプライヤー工具に後付けする発明として、特許文献2の図4にあるように、プライヤー工具(ペンチ)の柄部にカウント装置(携帯型無線発信手段1)を直接取り付けた発明が知られている。また、特許文献3のように、プライヤー工具の一方の柄部(下側プライヤーハンドル3)の端部にカウント装置(監視ユニット7)を直接取り付けた発明も知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-55428号公報
特開2007-133846号公報
特許第7065881号
【非特許文献】
【0006】
ヘルツ電子株式会社 ヘルツ電子株式会社 ポカヨケ用プライヤーレンチ 2023年11月16日検索<https://www.herutu.co.jp/product/product.php?categid1=3&categid2=8>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献2の図4にあるように、プライヤー工具の柄部に直接カウント装置を取り付けてしまうと、作業の邪魔になる。特にプライヤー工具の大きさは様々であり、小型の工具になるとより一層作業の邪魔になる。また、プライヤー工具も様々な種類があり、所謂ニッパーのような切断が主な目的であるプライヤー工具であれば、完全に閉じることになるが、所謂ラジオペンチのようなつかむ事が主な目的であるプライヤー工具であれば、つかむ対象によって閉じる隙間も違ってくるので、途中まで閉じるような作業の邪魔にもなる。
【0008】
また、特許文献3のように、プライヤー工具の一方の柄部端部に直接カウント装置を取り付けてしまうと、小型の工具に用いた場合に作業の邪魔になりやすい。また、プライヤー工具が落下したような場合、カウント装置に直接衝撃が加わると故障のおそれもある。また、特許文献3のプライヤー工具は、段落[0017]の記載等から、所謂圧着ペンチのようなプライヤー工具であり、圧着に使用されることから、使用時は略完全に閉じた状態になるので、その状態でカウントすればよい。しかし、ラジオペンチのような、つかむ対象によって閉じる隙間が違ってくるようなプライヤー工具の場合には、つかむ対象によって、カウントする際の隙間も変わってくることから、どの状態でカウントするのか調整も必要になるが、特許文献3のプライヤー工具では想定されていない。
【0009】
更には、上記のように既存のプライヤー工具に取り付けられる物品は、カウント装置と送信装置であるが、この他に、例えば、発光装置や表示装置、音声出力装置等も考えられる。しかしながら、特許文献3のような構成では、多種類の物品を取り付けることはできない。
【0010】
また、非特許文献1のように、柄部よりも先端側にカウント装置や送信装置を備える構造は、狭い空間内で作業するような場合には邪魔になり、また、金属で囲まれたような空間内にプライヤー工具を入れて作業するような場合には、送信電波が金属空間によってシールドされてしまうおそれもある。
(【0011】以降は省略されています)
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