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公開番号
2025089060
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-12
出願番号
2023204020
出願日
2023-12-01
発明の名称
パネル収納容器
出願人
信越ポリマー株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01L
21/673 20060101AFI20250605BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】発塵を抑制可能なパネル収納容器を提供すること。
【解決手段】パネル収納容器は、開口を有し、パネルPを収納する容器本体と、容器本体の内部に設けられ、パネルPを支持する支持機構と、開口を閉塞する蓋体3と、を備え、容器本体は、パネルPを収納するための収容空間を画定するとともに、第1方向において互いに向かい合う一対の側壁を備え、支持機構は、パネルPの第1方向における端部を、第1方向と交差する第2方向において支持する支持部62を備え、蓋体3は、端部を第2方向において支持部62に向かって押さえる押圧機構35を備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
開口を有し、パネルを収納する容器本体と、
前記容器本体の内部に設けられ、前記パネルを支持する支持機構と、
前記開口を閉塞する蓋体と、
を備え、
前記容器本体は、前記パネルを収納するための収容空間を画定するとともに、第1方向において互いに向かい合う一対の側壁を備え、
前記支持機構は、前記パネルの前記第1方向における端部を、前記第1方向と交差する第2方向において支持する支持部を備え、
前記蓋体は、前記端部を前記第2方向において前記支持部に向かって押さえる押圧機構を備える、パネル収納容器。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
前記押圧機構は、前記蓋体が前記開口を閉塞している状態で前記端部を押さえ、前記開口が開放されている状態で前記端部への押さえを解除する、請求項1に記載のパネル収納容器。
【請求項3】
前記押圧機構は、
前記端部を押さえるための押さえ部材と、
前記蓋体が前記開口を閉塞している状態で前記端部を押さえ、前記開口が開放されている状態で前記端部への押さえを解除するように、前記押さえ部材を移動させるリンク機構と、
を備える、請求項2に記載のパネル収納容器。
【請求項4】
前記押圧機構を動作させるプッシャーを更に備え、
前記リンク機構は、
前記第1方向に延びる第1軸を中心として回動可能に取り付けられたリンク部材と、
前記リンク部材の回動方向に伸縮可能に設けられた弾性部材と、
を備え、
前記リンク部材は、
前記第1軸と交差する方向に延び、前記押さえ部材を支持するリンク部と、
前記第1軸及び前記リンク部と交差する方向に延びるレバー部と、
を備え、
前記弾性部材は、前記レバー部を支持するように設けられ、
前記プッシャーは、前記蓋体が前記開口を閉塞する際に、前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向に前記レバー部を押し込むことによって、前記第1軸を中心として前記リンク部材を回動させ、
前記リンク部材は、前記第1軸を中心として回動することで、前記押さえ部材が前記端部を押さえるよう前記押さえ部材を移動させる、請求項3に記載のパネル収納容器。
【請求項5】
前記支持部は、前記第3方向に延びるシャフトを備え、
前記プッシャーは、前記プッシャーを前記容器本体に取り付けるための取付部と、前記蓋体が前記開口を閉塞している状態で前記シャフトよりも前記蓋体に向かって延びる突出部と、を備える、請求項4に記載のパネル収納容器。
【請求項6】
前記突出部は、前記シャフトと前記一対の側壁のうちの前記シャフトに近い側壁との間に位置する、請求項5に記載のパネル収納容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、パネル収納容器に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
液晶パネル用ガラス基板等のパネルを扱う製造工程において、矩形形状のパネルを製造装置から別工程の製造装置に移送する際、及びパネルを一時的に保管する際に、複数のパネルを収納するパネル収納容器が用いられる。例えば、特許文献1には、基板を収納する容器本体と、容器本体に設けられた開口部を塞ぐ蓋体と、を備える基板収納容器が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3235982号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなパネル収納容器においては、パネルの両端が下方から支持部材に支持される。この場合、振動などに起因してパネルが撓んだりすることがあり、パネルの端面などから発塵が生じるおそれがある。
【0005】
本開示は、発塵を抑制可能なパネル収納容器を説明する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一側面に係るパネル収納容器は、開口を有し、パネルを収納する容器本体と、容器本体の内部に設けられ、パネルを支持する支持機構と、開口を閉塞する蓋体と、を備える。容器本体は、パネルを収納するための収容空間を画定するとともに、第1方向において互いに向かい合う一対の側壁を備える。支持機構は、パネルの第1方向における端部を、第1方向と交差する第2方向において支持する支持部を備える。蓋体は、端部を第2方向において支持部に向かって押さえる押圧機構を備える。
【0007】
このパネル収納容器においては、パネルの第1方向における端部が、支持部によって第2方向において支持されるとともに、押圧機構によって第2方向において支持部に向かって押さえられる。これにより、パネルの第1方向における端部が第2方向において支持部と押圧機構とによって挟まれるので、パネルの動きが規制される。したがって、パネル収納容器に振動が加わったとしても、パネルが振動の影響を受けにくくなる。その結果、発塵を抑制することが可能となる。
【0008】
いくつかの実施形態において、押圧機構は、蓋体が開口を閉塞している状態で端部を押さえてもよく、開口が開放されている状態で端部への押さえを解除してもよい。開口が開放されている状態でパネル収納容器にパネルが出し入れされ、蓋体が開口を閉塞している状態でパネル収納容器が搬送され得る。上記構成によれば、パネル収納容器の搬送時における発塵を抑制するとともに、パネルを出し入れすることが可能となる。
【0009】
いくつかの実施形態において、押圧機構は、端部を押さえるための押さえ部材と、蓋体が開口を閉塞している状態で端部を押さえ、開口が開放されている状態で端部への押さえを解除するように、押さえ部材を移動させるリンク機構と、を備えてもよい。この場合、蓋体の開閉に連動して押さえ部材が移動する。これにより、ユーザが押圧機構を操作することなく、パネル収納容器の搬送時における発塵を抑制するとともに、パネルを出し入れすることが可能となる。
【0010】
いくつかの実施形態において、パネル収納容器は、押圧機構を動作させるプッシャーを更に備えてもよい。リンク機構は、第1方向に延びる第1軸を中心として回動可能に取り付けられたリンク部材と、リンク部材の回動方向に伸縮可能に設けられた弾性部材と、を備えてもよい。リンク部材は、第1軸と交差する方向に延び、押さえ部材を支持するリンク部と、第1軸及びリンク部と交差する方向に延びるレバー部と、を備えてもよい。弾性部材は、レバー部を支持するように設けられてもよい。プッシャーは、蓋体が開口を閉塞する際に、第1方向及び第2方向と交差する第3方向にレバー部を押し込むことによって、第1軸を中心としてリンク部材を回動させてもよい。リンク部材は、第1軸を中心として回動することで、押さえ部材が端部を押さえるよう押さえ部材を移動させてもよい。この場合、蓋体が開口を閉塞する際に、プッシャーがレバー部を第3方向に押し込むことによって、リンク部材が第1軸を中心として回動し、押さえ部材がパネルの第1方向における端部を押さえる。このとき、弾性部材がレバー部により圧縮される。一方、蓋体が取り外されると、プッシャーによる押圧が解除される。このため、弾性部材の弾性力(復元力)によりレバー部が押し戻されて、レバー部が元の位置に戻るまでリンク部材が第1軸を中心として回動し、押さえ部材による端部への押圧が解除される。これにより、パネル収納容器からパネルを搬出することが可能となる。以上のように、パネル収納容器の搬送時における発塵を抑制するとともに、パネルを出し入れすることが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
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