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公開番号2025088994
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-12
出願番号2023203899
出願日2023-12-01
発明の名称異常検知システム及び異常検知方法
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人大島特許事務所
主分類G08G 1/00 20060101AFI20250605BHJP(信号)
要約【課題】異常を検知する異常検知システムおよび異常検知方法であって、異常に関する分析結果を分かりやすく通知することができる異常検知システム及び異常検知方法を提供する。
【解決手段】監視エリアSにおける異常を検知して利用者に分析結果を通知する異常検知システム1であって、監視エリアを撮像する撮像装置2と、撮像装置の撮像結果に基づいて異常分析を行う分析サーバ3と、分析サーバによって取得された分析結果を利用者に表示する端末5と、分析サーバの分析結果を自然言語化し、端末に自然言語化された分析結果を表示させる中継サーバ4と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項１】
監視エリアにおける異常を検知して利用者に前記異常の分析結果を通知する異常検知システムであって、
前記監視エリアを撮像する撮像装置と、
前記撮像装置の撮像結果に基づいて異常分析を行う分析サーバと、
前記分析サーバによって取得された前記分析結果を前記利用者に表示する端末と、
前記分析サーバの前記分析結果を自然言語化し、前記端末に自然言語化された前記分析結果を表示させる中継サーバと、を備える異常検知システム。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記中継サーバは前記分析結果を含むプロンプトを生成し、前記プロンプトに基づいて自然言語化してテキストとして出力する文章生成サーバに入力することにより、前記分析サーバの前記分析結果を自然言語化する請求項１に記載の異常検知システム。
【請求項３】
前記分析サーバは、前記撮像装置からの前記撮像結果に基づいて前記監視エリアで検知された異常度合いを示す評価値を算出して前記中継サーバに出力し、
前記中継サーバは、前記評価値が所定の閾値以上になったときに、前記分析サーバの前記分析結果を自然言語化し、前記端末に表示させる請求項１に記載の異常検知システム。
【請求項４】
前記分析サーバは、前記撮像装置によって撮像された前記監視エリアの監視動画を記憶し、
前記中継サーバは、
前記端末から前記分析サーバに対し前記監視エリア内で検知された異常の分析要求を行うための要求通知を取得し、
取得された前記要求通知に基づいて、前記分析サーバから前記監視動画に基づく前記分析結果を取得し、前記分析結果を自然言語化して前記端末に表示させる請求項１に記載の異常検知システム。
【請求項５】
前記中継サーバは前記端末に前記分析結果を通知させるとともに、前記端末に前記分析結果に対する前記利用者から入力された品質評価値を取得させ、前記分析要求、自然言語化された前記分析結果、及び、前記品質評価値を合わせて回答履歴として記憶する請求項４に記載の異常検知システム。
【請求項６】
前記中継サーバは、前記端末から前記要求通知を取得するときに、前記回答履歴に基づいて、前記端末に前記分析要求の候補を提示させる請求項５に記載の異常検知システム。
【請求項７】
前記中継サーバは、
前記端末に前記利用者の属性を含む設定入力を受け付けるための設定画面を表示させ、
前記設定画面において受け付けた前記設定入力と、前記回答履歴とに基づいて、前記端末に表示させる前記分析要求の前記候補を選択する請求項６に記載の異常検知システム。
【請求項８】
監視エリアにおける異常を検知して利用者に分析結果を通知する異常検知方法であって、
前記監視エリアを撮像する撮像装置と、
前記撮像装置の撮像結果に基づいて異常分析を行う分析サーバと、
前記分析サーバによって取得された前記分析結果を前記利用者に表示する端末と、
前記端末及び前記分析サーバに接続された中継サーバと、を含む異常検知システムによって実行され、
前記中継サーバは、前記分析サーバの前記分析結果を自然言語化し、前記端末に自然言語化された前記分析結果を表示させる異常検知方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、異常を検知して通知する異常検知システムおよび異常検知方法に関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、衝突事故発生時における受傷対象者の衝突傷害程度を予測する技術が開発されている。
【０００３】
例えば、車両外部センサによって記録された交通事故発生前後の外部画像データを含む外部センサーデータを取得し、深層学習の実施により作成された傷害予測モデルに入力することで受傷対象者の衝突傷害程度を予測し、衝突傷害の判定レベルを求めて、当該判定レベルや衝突事故発生場所等が表示／音声により担当オペレータに報知する衝突傷害予測システムが知られている（例えば、特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２２－１２９４５０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
上記特許文献１に開示された従来の衝突傷害予測システムでは、担当オペレータには衝突傷害予測システムから通知されると、衝突傷害の判定レベルや衝突事故発生場所等を理解することが求められるため、担当オペレータの負担が大きいという問題がある。そのため、担当オペレータに対し、検知された異常を分析し分かりやすく通知するシステムや方法の開発が求められている。
【０００６】
そこで、本開示は、異常を検知する異常検知システムおよび異常検知方法であって、異常分析の結果を分かりやすく通知することができる異常検知システム及び異常検知方法を提供することを主な目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本開示の異常検知システムは、監視エリアにおける異常を検知して利用者に分析結果を通知する異常検知システムであって、前記監視エリアを撮像する撮像装置と、前記撮像装置の撮像結果に基づいて異常分析を行う分析サーバと、前記分析サーバによって取得された前記分析結果を前記利用者に表示する端末と、前記分析サーバの前記分析結果を自然言語化し、前記端末に自然言語化された前記分析結果を表示させる中継サーバと、を備える構成とする。
【０００８】
本開示の異常検知方法は、監視エリアにおける異常を検知して利用者に分析結果を通知する異常検知方法であって、前記監視エリアを撮像する撮像装置と、前記撮像装置の撮像結果に基づいて異常分析を行う分析サーバと、前記分析サーバによって取得された前記分析結果を前記利用者に表示する端末と、前記端末及び前記分析サーバに接続された中継サーバと、を含む異常検知システムによって実行され、前記中継サーバは、前記分析サーバの前記分析結果を自然言語化し、前記端末に自然言語化された前記分析結果を表示させる構成とする。
【発明の効果】
【０００９】
本開示によれば、異常を検知する異常検知システムおよび異常検知方法であって、検知結果を分かりやすく通知することができる異常検知システム及び異常検知方法を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
実施形態に係る異常検知システムの全体構成図
図１に示した文章生成サーバと、撮像装置、分析サーバ、中継サーバ、及び、端末とのブロック図
図１に示した端末の機能ブロック図
端末に表示される発報画面の例
発報後に端末において分析要求が受け付けられたときの端末に表示される発報画面の例
端末に表示される分析要求の受付時を示すチャット画面の例
端末に表示される設定受付画面の例
図１に示した分析サーバの機能ブロック図
図１に示した中継サーバの機能ブロック図
異常検知システムにおける発報処理のシーケンス図
異常検知システムにおける分析処理のシーケンス図
端末がタブレットによって構成された場合の発報画面の例
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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