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公開番号
2025088545
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023203319
出願日
2023-11-30
発明の名称
傾斜通知システム
出願人
東京計器株式会社
,
日本道路株式会社
代理人
個人
,
弁理士法人i.PARTNERS特許事務所
主分類
B60P
7/04 20060101AFI20250604BHJP(車両一般)
要約
【課題】荷台シートの傾斜を運転者に通知するための装置をより簡易に構成することができる技術を提供する。
【解決手段】ダンプトラック1の荷台11に設けられた側アオリ112の上縁部に対して、ダンプトラック1の前後方向を向く回転軸119A周りに傾斜可能に取り付けられた荷台シート119の傾斜を検知する傾斜通知システム2であって、荷台シート119に取り付けられ、荷台シート119の傾斜を検知する加速度センサ214,214Aと、加速度センサ214,214Aにより検知された荷台シート119の傾斜を示す傾斜信号を無線通信により送信するアンテナ213とを備える検知装置21と、ダンプトラック1の運転室に設置され、無線通信により検知装置21,21Aから送信された傾斜信号を受信するアンテナ203と、傾斜信号が受信された場合に荷台シート119の傾斜をダンプトラック1の運転者に通知する通知部とを備える通知装置20とを備えた。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ダンプトラックの荷台に設けられた側アオリの上縁部に対して、前記ダンプトラックの前後方向を向く回転軸周りに傾斜可能に取り付けられた荷台シートの傾斜を検知する傾斜通知システムであって、
前記荷台シートに取り付けられ、前記荷台シートの傾斜を検知する加速度センサと、前記加速度センサにより検知された前記荷台シートの傾斜を示す傾斜信号を無線通信により送信するアンテナとを備える検知装置と、
前記ダンプトラックの運転室に設置され、無線通信により前記検知装置から送信された傾斜信号を受信するアンテナと、該傾斜信号が受信された場合に前記荷台シートの傾斜を前記ダンプトラックの運転者に通知する通知部とを備える通知装置と
を備える傾斜通知システム。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記検知装置は、少なくとも第1軸の加速度を検知し、前記第1軸が前記荷台シートの面外方向を向くように前記荷台シートに取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の傾斜通知システム。
【請求項3】
前記加速度センサは、前記第1軸と直交する第2軸の加速度と、前記第1軸及び前記第2軸と直交する第3軸の加速度とを更に検知し、
前記検知装置は、前記第2軸または前記第3軸が、前記荷台シートが略直立状態にある場合の鉛直方向を0°とすると前記第1軸周りに±90°未満の範囲内を向くように、前記荷台シートに取り付けられることを特徴とする請求項2に記載の傾斜通知システム。
【請求項4】
前記検知装置は、前記第2軸の加速度と前記第3軸の加速度とに基づく前記荷台シートの面内方向における前記回転軸側を向く重力加速度成分である面内加速度を算出し、該面内加速度と前記第1軸の加速度である面外加速度とに基づいて、前記荷台シートの傾斜角度を算出することを特徴とする請求項3に記載の傾斜通知システム。
【請求項5】
前記検知装置は、前記算出した傾斜角度が予め設定された角度閾値を超えた場合、前記荷台シートの傾斜を示す傾斜信号を送信することを特徴とする請求項4に記載の傾斜通知システム。
【請求項6】
前記検知装置は、前記第1軸の加速度が予め設定された加速度閾値を超えた場合、前記荷台シートの傾斜を示す傾斜信号を送信することを特徴とする請求項2に記載の傾斜通知システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、荷台シートの傾斜を検知し、通知する技術に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
ダンプトラックは、荷台全体が傾斜可能に構成されたトラックである。ダンプトラックの荷台は、走行面と略平行する床面と、この床面を面内方向から囲うように設けられた4つの板状部材とによって構成される。4つの板状部材のうち、前方の板状部材は鳥居部と称され、側方の2つの板状部材はそれぞれ側アオリとも称され、後方の板状部材は後アオリと称される。
【0003】
このようなダンプトラックには、砂利や土砂などの積載物が荷台から落下、飛散することを防止するためにアオリシートとも称される荷台シートが取り付けられる。この荷台シートは、一般的に、剛性の枠体とこの枠体内に張られるシート状部材とにより構成される。荷台シートは、側アオリの上縁辺と略平行する軸周りに回転可能に、側アオリの上縁部に取り付けられる。
【0004】
なお、関連する技術として、ダンプトラックの荷台の側板に取り付けられる荷台シートの側板外側への張り出しを検知する荷台シート開放警報装置であって、荷台シートの所定の回転範囲を特定するための特定用部材と、特定用部材との距離が所定長さ以内であることを検知する近接スイッチと、近接スイッチの出力に応じて、荷台シートの側板外側への張り出しを通報する警報ユニットとを備える荷台シート開放警報装置、が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-066324号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
荷台シートの傾斜を運転者に通知するための装置をより簡易に構成することがひとつの課題である。
【0007】
本発明の実施形態は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、荷台シートの傾斜を運転者に通知するための装置をより簡易に構成することができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した課題を解決するため、本実施形態に係る傾斜通知システムは、ダンプトラックの荷台に設けられた側アオリの上縁部に対して、前記ダンプトラックの前後方向を向く回転軸周りに傾斜可能に取り付けられた荷台シートの傾斜を検知する傾斜通知システムであって、前記荷台シートに取り付けられ、前記荷台シートの傾斜を検知する加速度センサと、前記加速度センサにより検知された前記荷台シートの傾斜を示す傾斜信号を無線通信により送信するアンテナとを備える検知装置と、前記ダンプトラックの運転室に設置され、無線通信により前記検知装置から送信された傾斜信号を受信するアンテナと、該傾斜信号が受信された場合に前記荷台シートの傾斜を前記ダンプトラックの運転者に通知する通知部とを備える通知装置とを備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明の実施形態によれば、荷台シートの傾斜を運転者に通知するための装置をより容易に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態に係る傾斜通知システムの構成を示す概略図である。
第1実施形態に係る通知装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
第1実施形態に係る検知装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
第1実施形態に係る検知装置が取り付けられた荷台シートを示す概略正面図である。
第1実施形態に係る検知装置が取り付けられた荷台シートを示す概略側面図である。
第1実施形態に係る検知装置が傾斜した状態で取り付けられた荷台シートを示す概略側面図である。
第1実施形態に係る検知装置の機能構成を示すブロック図である。
第1実施形態に係る検知装置の動作を示すフローチャートである。
第1実施形態に係る検知装置による傾斜角度の検出を示す概略図である。
第2実施形態に係る検知装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
第2実施形態に係る検知装置の機能構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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