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公開番号2025088536
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-11
出願番号2023203300
出願日2023-11-30
発明の名称減速機
出願人株式会社小松製作所
代理人弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類F16H 1/28 20060101AFI20250604BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】出力トルクを向上することが可能な減速機を提供すること。
【解決手段】減速機1は、サンギア21と、複数のプラネタリギア22と、キャリア23と、複数のシャフト11と、サンギア伝達経路13と、キャリア伝達経路14と、を有する。複数のプラネタリギア22は、サンギア21の周囲に配置され、サンギア21と噛み合う。キャリア23は、複数のプラネタリギア22を回転可能に支持する。リングギア24は、複数のプラネタリギア22の周囲に配置され、複数のプラネタリギア22と噛み合う。複数のシャフト11は、各々に電動モータ2の出力が入力可能である。サンギア伝達経路13は、シャフト11に入力された動力を、サンギア21に伝達してサンギア21を回転させる。キャリア伝達経路14は、シャフト11に入力された動力を、キャリア23に伝達してキャリア23を回転させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
サンギアと、
前記サンギアの周囲に配置され、前記サンギアと噛み合う複数のプラネタリギアと、
前記複数のプラネタリギアを回転可能に支持するキャリアと、
前記複数のプラネタリギアの周囲に配置され、前記複数のプラネタリギアと噛み合うリングギアと、
各々にモータの出力が入力可能な複数の入力軸と、
前記入力軸に入力された動力を、前記サンギアに伝達して前記サンギアを回転させるサンギア伝達経路と、
前記入力軸に入力された動力を、前記キャリアに伝達して前記キャリアを回転させるキャリア伝達経路と、を備えた、減速機。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
サンギアと、
前記サンギアの周囲に配置され、前記サンギアと噛み合う複数のプラネタリギアと、
前記複数のプラネタリギアを回転可能に支持するキャリアと、
前記複数のプラネタリギアの周囲に配置され、前記複数のプラネタリギアと噛み合うリングギアと、
モータの出力が入力可能であり、前記サンギアが固定された入力軸と、
前記入力軸に入力された動力を、前記キャリアに伝達して前記キャリアを回転させるキャリア伝達経路と、を備えた、減速機。
【請求項3】
減速比が200以上である、
請求項1または2に記載の減速機。
【請求項4】
前記リングギアから動力が出力される、
請求項1または2に記載の減速機。
【請求項5】
前記サンギア伝達経路は、
前記複数の入力軸の各々に固定された第1サンギア駆動用ギアと、
複数の前記第1サンギア駆動用ギアの内側に配置され、前記複数の第1サンギア駆動用ギアと噛み合い、前記サンギアが固定されたサンギアシャフトに固定された第2サンギア駆動用ギアと、を有し
前記キャリア伝達経路は、
前記入力軸の各々に固定された第1キャリア駆動用ギアと、
複数の前記第1キャリア駆動用ギアと噛み合い、前記キャリアに固定された第2キャリア駆動用ギアと、を有する、
請求項1に記載の減速機。
【請求項6】
前記キャリア伝達経路は、
前記入力軸に固定された第3キャリア駆動用ギアと、
前記第3キャリア駆動用ギアの周囲に配置され、前記第3キャリア駆動用ギアと噛み合った複数の第4キャリア駆動用ギアと、
前記複数の第4キャリア駆動用ギアの各々と同軸に配置され、前記第4キャリア駆動用ギアととともに回転する第5キャリア駆動用ギアと、
複数の前記第5キャリア駆動用ギアと噛み合い、前記キャリアに固定された第6キャリア駆動用ギアと、を有する、
請求項2に記載の減速機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、減速機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、作業機械には、走行のために遊星ギア機構が設けられた減速機が用いられている(例えば、特許文献1参照)。遊星ギア機構は、サンギアと、サンギアの周囲に配置された複数のプラネタリギアと、複数のプラネタリギアの周囲に配置されたリングギアと、を備えており、複数のプラネタリギアは、プラネタリキャリアに支持されている。
【0003】
特許文献1に示す減速機では、駆動源として油圧モータを用いており、油圧モータからの入力を減速して出力することによって走行が行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-130394号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の減速機において高速化のために駆動源として電動モータを用いた場合、出力トルクが足らない場合があった。
【0006】
本開示は、出力トルクを向上することが可能な減速機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の開示に係る減速機は、サンギアと、複数のプラネタリギアと、キャリアと、複数の入力軸と、サンギア伝達経路と、キャリア伝達経路と、を有する。複数のプラネタリギアは、サンギアの周囲に配置され、サンギアと噛み合う。キャリアは、複数のプラネタリギアを回転可能に支持する。リングギアは、複数のプラネタリギアの周囲に配置され、複数のプラネタリギアと噛み合う。複数の入力軸は、各々にモータの出力が入力可能である。サンギア伝達経路は、入力軸に入力された動力を、サンギアに伝達してサンギアを回転させる。キャリア伝達経路は、入力軸に入力された動力を、キャリアに伝達してキャリアを回転させる。
【0008】
第2の開示に係る減速機は、サンギアと、複数のプラネタリギアと、キャリアと、入力軸と、キャリア伝達経路と、を備える。複数のプラネタリギアは、サンギアの周囲に配置され、サンギアと噛み合う。リングギアは、複数のプラネタリギアの周囲に配置され、複数のプラネタリギアと噛み合う。入力軸は、モータの出力が入力可能であり、サンギアが固定されている。キャリア伝達経路は、入力軸に入力された動力を、キャリアに伝達して前記キャリアを回転させる。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、出力トルクを向上することが可能な減速機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示にかかる実施形態1の減速機の全体構成を示す斜視図である。
本開示にかかる実施形態1の減速機の全体構成を示す斜視図である。
本開示にかかる実施形態1の減速機の歯車列の説明図である。
本開示にかかる実施形態1の減速機を第1方向側から視た図である。
本開示にかかる実施形態1の減速機を第2方向側から視た図である。
本開示にかかる実施形態1の減速機を図4AのB方向から視た側面図である。
図4AのCC´間の矢視断面図である。
本開示にかかる実施形態2の減速機の歯車列の説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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