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公開番号2025087633
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2024206868
出願日2024-11-28
発明の名称アンテナテスト装置およびアンテナテストシステム
出願人群マイ通訊股ふん有限公司
代理人弁理士法人NIP&SBPJ国際特許事務所
主分類H01Q 21/06 20060101AFI20250603BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】アンテナアレイのテスト校正速度を向上させることができるアンテナテスト装置及びアンテナテストシステムを提供する。
【解決手段】アンテナテスト装置は、第1誘電体基板110と、複数の放射ユニット120と、複数の第2誘電体基板と、複数の電力分配器とを含み、第1誘電体基板は、一方の表面に第1領域1101及び第1領域を囲む第2領域1102を含み、複数の放射ユニットは、第1領域および第2領域に所定の配列でアレイ状に配置されており、且つ、所定の配列は、アンテナアレイにおけるアンテナの配列と対応し、複数の第2誘電体基板は、前記第1誘電体基板における複数の放射ユニットから離れる他方の表面に積層されており、複数の電力分配器は、複数の第2誘電体基板の間に設けられ、第1領域に位置する放射ユニットに接続されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
アンテナアレイをテストするアンテナテスト装置であって、前記アンテナテスト装置は、第1誘電体基板と、複数の放射ユニットと、複数の第2誘電体基板と、複数の電力分配器とを含み、
前記第1誘電体基板の一方の表面は、第1領域及び第2領域を含み、前記第2領域が前記第1領域を囲んでおり、
前記複数の放射ユニットは、前記第1領域および前記第2領域に所定の配列でアレイ状に配置されており、且つ、前記所定の配列は、前記アンテナアレイにおけるアンテナ放射ユニットの配列と対応し、
前記複数の第2誘電体基板は、前記第1誘電体基板における前記複数の放射ユニットから離れた他方の表面に積層されており、
前記複数の電力分配器は、前記複数の第2誘電体基板の間に設けられ、前記第1領域に位置する放射ユニットに接続されていることを特徴とするアンテナテスト装置。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記複数の放射ユニットのうち前記第1領域に位置する放射ユニットは、信号の送受信に用いられ、前記複数の放射ユニットのうち前記第2領域に位置する放射ユニットは、接地されていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナテスト装置。
【請求項3】
前記複数の放射ユニットは、ループアンテナを含むことを特徴とする請求項1に記載のアンテナテスト装置。
【請求項4】
前記所定の配列は、2行毎の前記放射ユニットのうち、一方の一行における各放射ユニットは、他方の一行における2つの放射ユニットの間に位置ずれして配置されて、三角形配列を形成していることを特徴とする請求項1に記載のアンテナテスト装置。
【請求項5】
前記複数の電力分配器は、前記第1領域に位置する放射ユニットに接続されていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナテスト装置。
【請求項6】
前記第2領域の放射ユニットは、負荷を介して接地され、前記負荷は、前記複数の第2誘電体基板の間に設けられることを特徴とする請求項1に記載のアンテナテスト装置。
【請求項7】
前記負荷は50オーム抵抗であることを特徴とする請求項6に記載のアンテナテスト装置。
【請求項8】
アンテナアレイをテストするためのアンテナテストシステムであって、
請求項1から7のいずれかに記載のアンテナテスト装置を含むことを特徴とするアンテナテストシステム。
【請求項9】
前記アンテナテストシステムは、無線出力ポート及び無線入力ポートを有するネットワークアナライザをさらに備え、
前記無線出力ポートには前記複数の電力分配器が接続され、前記無線入力ポートには前記アンテナアレイの信号入力ポートが接続される、又は、前記無線出力ポートには前記アンテナアレイの信号入力ポートが接続され、前記無線入力ポートには前記複数の電力分配器が接続されることを特徴とする請求項8に記載のアンテナテストシステム。
【請求項10】
前記複数の放射ユニットの所定の配列は、テスト対象のアンテナアレイにおけるアンテナ放射ユニットの配列に対応することを特徴とする請求項8に記載のアンテナテストシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アンテナ技術分野に関し、特に、アンテナテスト装置およびアンテナテストシステムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来の技術では、近傍界1対1のアンテナを用いて対象アンテナをテスト校正することが多い。しかしながら、この方法では効率が低いという問題があり、特に大型のフェーズドアレイアンテナアレイでは、テスト校正速度が大幅に制限されている。例えば、フェーズドアンテナアレイが1024個の放射ユニットを有する場合、このアンテナは1024回ずつ送受信テスト校正する必要があり、このアンテナの変位も正確に移動させる必要がある。これは、アンテナアレイのテスト校正速度に大きく影響する。
【発明の概要】
【0003】
以上に鑑み、本発明は、アンテナアレイのテスト校正速度を向上させることができるアンテナテスト装置及びアンテナテストシステムを提供する。
【0004】
本出願の第1態様は、アンテナアレイをテストするアンテナテスト装置を提供する。アンテナテスト装置は、第1誘電体基板と、複数の放射ユニットと、複数の第2誘電体基板と、複数の電力分配器とを含み、第1誘電体基板は、一方の表面に第1領域および第1領域を囲む第2領域を含み、複数の放射ユニットは、第1領域および第2領域に所定の配列(並び方)でアレイ状に配置されており、且つ、所定の配列は、アンテナアレイにおけるアンテナ放射ユニットの配列と対応し、複数の第2誘電体基板は、前記第1誘電体基板における複数の放射ユニットから離れる他方の表面に積層されており、複数の電力分配器は、複数の第2誘電体基板の間に設けられ、第1領域に位置する放射ユニットに接続されている。
【0005】
ある実施例において、複数の放射ユニットのうち第1領域に位置する放射ユニットは、信号の送受信に用いられ、複数の放射ユニットのうち第2領域に位置する放射ユニットは、接地されている。
【0006】
ある実施例において、複数の放射ユニットは、ループアンテナを含む。
【0007】
ある実施例において、所定の配列は、各2行の放射ユニットのうち、一方の一行における各放射ユニットは、他方の一行における2つの放射ユニットの間に位置ずれして配置されて、三角形配列を形成している。
【0008】
ある実施例において、複数の電力分配器は、第1領域に位置する放射ユニットに接続されている。
【0009】
ある実施例において、第2領域の放射ユニットは、負荷を介して接地され、負荷は、複数の第2誘電体基板の間に設けられる。
【0010】
ある実施例において、負荷は50オーム抵抗である。
(【0011】以降は省略されています)

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